年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

静岡県立周智(しゅうち)高等学校

2007年02月02日 | 福神漬

静岡県の掛川市には二宮尊徳が説き広めた報徳思想の普及を進める大日本報徳社があります。社会経済と道徳の融和を訴え、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されると説く。たらいの中の水に例えることも多い。掛川市のとなりの森町も当然影響を受けていて鈴木藤三郎は明治39年私立周智農林学校を創立しました。この学校は静岡県周智郡森町にある今の静岡県立周智高等学校です。森町史によると、「着実にして強健な人格を造り国家中堅たる有為の農民を養成する」が私立周智農林学校の設立趣旨だった。
日本精糖や台湾精糖の社長をその事業が順調になるとさっさと社長を辞めてしまう鈴木藤三郎は財をため私利私欲に走るより社会貢献という報徳思想の影響があります。
静岡県立高等学校長期計画に基づき、県立森高等学校(全日制課程普通科)と県立周智高等学校は統合して平成21年度開校予定です。

なお,現在森町には大きな漬物の製造工場があります。福神漬をつくっているのでしょうか。
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