65歳以上の高齢者の先行接種で当初は80%位と予想していたが今は91%位で収まっている。多分高齢者の施設ではクラスタ-の経験とワクチン不安が若い女性より少なく、さらに巡回医師によって無理やり、余ったワクチンを接種したように思える。残りの10%は医師の判断で危険と思える人だろう。今は新規患者数は増えているが死者の増加割合は比例していない。従ってTVで感染者数を煽るのはワクチン接種拒否者への同調圧力といえる。
日本の世間の同調圧力は先の戦争で515事件を調べてみるとよく感じる。本来なら犬養首相の殺人であるのに、動機が理解できるといって、新聞の協力で減刑キャンぺ-ンがあって、裁判官の心情を動かし、軽い刑となり、早期に保釈された。このことから動機に正当化されるのがあれば暗殺を正当化されるようになった。このことから226事件は秘密裏に裁判が行われ、処刑された。今に残る226事件の記録は遺族と裁判が理不尽だった想いのある人たちのたまものだろう。理不尽という思いは時間が経っても遺族・関係者には残る。また515事件に加担し生き残った人たちも、悲惨な戦争に導いたと思っていたようだ。橘孝三郎は農本主義者だったが、満蒙開拓団の推進で多くの被害者や中国残留孤児を残した。優良な農地は中国人が耕作していて、彼らの土地を奪うしか生活のめどが立っていなかった。戦後の海外移民も日本政府の調査不足で悲惨な結果が多い。
今のコロナで野党や新聞報道は理念があるとは思えない。さらに政権党は目先の感染者数から経済活性化を政治の力と誤認し、感染が国民の協力で成し遂げていたのに、忖度のないデルタ型コロナで思惑が破壊された。秋の選挙で政権党は負けるが来年の第26回参議院議員選挙の 任期満了日2022年07月25日 で衆議院選挙と同日選挙となってコロナ以前の元に戻る気がする。しかし総理は菅さんでない気がする。
誰がやっても今の日本の医療システムではデルタ型には勝てない。戦後の人命尊重の憲法下では無理だろう。多分憲法はこのままだと当分コロナの変異種で経済が破壊される。その時、戦後政治が終わる。強力なインフレが来て、アジアの人に日本を買い占められる気がする。敗戦後に三国人に不法占拠されたが、今度は金の力で合法的に日本の高額不動産が買い占められる気がする。彼らはリスク分散で日本へ投資するのであって、日本が良いということではない。