年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福岡の飲酒運転事故から15年

2021年08月26日 | 宅老のグチ
最近でも千葉県八街で飲酒運転事故で小学生が5名亡くなった。15年前の飲酒運転事故は、今でも記憶に残っていている。
 
もう15年か。他の人は記憶が薄れるが、自分にとって築地市場移転の問題で福岡が東京に大差で2016オリンピック招致に負けたのはこの事故だったと個人的には思っている。その理由は東京一極集中を拡大することだった。最後の追い込みの活動は福岡が出来ず東京となった。もうじき2020のオリンピックが終わる。最初の下心のあることは様々な副作用をもたらした。豊洲の地下汚染で築地市場の移転が遅れ、さらにコロナで1年、そして無観客と年間の目標4000万人の外国人観光客も消えた。
 理不尽だった想いは飲酒運転で亡くなった子供の遺族とともに築地の移転を促進するという下心のあった強引なオリンピック招致をもたらした想いが残る。まだ歴史の審判には早いがイベント招致で経済活性化するという方法は時代遅れな気がする。横浜の市長選挙でIRというギャンブル施設建設が反対された。マンネリ化した国体がようやく今年の開催が中止となりそうだ。今は各地の自治体が予算不足で悩んでいるのに国体の終わった跡の施設が廃墟になったりしている。JR北海道が駅前のビルを高齢者施設に変えるという。地方で唯一需要が継続的に伸びるのがこのような施設だろう。人口の減る時代は変化に対応しないとすぐに不良資産となる。
 現役の経営者は多数となった高齢者の経済行動を読み切っていない。この部分を研究しているのは詐欺師の人たちで、自宅や金融機関からいとも簡単に金を巻き上げる。
 
コメント
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