JR王子駅から5分も歩かないで工場が見えて、場違いな立派な服を着ている警備員に博物館の入り口を聞く。
この印刷工場は日本での紙幣印刷の工場として創業した。朝陽閣と言い、明治9年に出来た工場だった。そこから北区の公園巡り。都電で王子駅から上り坂を過ぎた最初の駅・飛鳥山で降りる。駅の所に付近の地図があって、滝野川第三小学校の所から、道なりで行くと旧古河庭園がある。西ヶ原1丁目。途中にゲ-テという地図案内が出ていて、何故という疑問を持ちつつ、大きな通りに出て、信号待ちをしていて、前方に公園らしき空き地と、標識が見える。古河庭園へ行く道と離れるが、急ぐ散歩でないので寄る。ここはゲーテパ-クという小さな公園だった。記憶に残して家で検索する。個人のゲ-テファンの施設のようだ。
西ヶ原駅付近に旧古河庭園があるのだがシルバ-パス利用だと少し不便。北区のミニバスが良く出会った。この西ヶ原一帯は道が狭く、何らかの理由でミニ開発があったと思われる。
東京都の庭園の多くは三菱の昭和初期に寄贈した庭園が目立つ。古河庭園は三菱の寄贈した庭園ではないが多くの三菱の建物を設計したコンドルが洋館を設計しています。そこに日本の庭園作者の工夫があって、不思議な光景が見える。高齢者70円。
間も無く新紙幣が出る。紙の紙幣は汚職の元となるのは日本・中国の常識化されている。今の日本が税金で賄われている政治がその制度の法案を創る人の順法意識が欠如していて、同様に選挙が祭りごととと意識があって、下々はたかりの精神が残っていて、地方の高齢議員の引退が進まず、さらに意識の高い若者が流出する。この悪循環が加速していて、その先頭が能登半島だろう。半島という地域は意図的に行くという意思が無いと無視される。房総半島・紀伊半島等結構人材がいるのだが都会に出たら戻らない。
国立印刷局の情報を見ていると、ここは早く民営化したほうが良い思う。印刷需要は減る一方で技術の伝承を続けるには働く人の意欲が欲しい。切手、紙幣、記念貨幣のほかに特殊印刷で偽造されない複製品・複製美術品のようなもので活路を開いたほうが良いと思われる。偽造防止技術は今度の新紙幣で実感するだろう。財布の中をのぞいたら新500円玉が入っている。自販機で新500円玉が使えませんという掲示が少なくなったと思われる。新紙幣が出ても当分使えませんという掲示が出るのだろうか。