2003年頃のデフレ脱却処方箋本を読んでいるが、2024年2月22日にやっと東証株価が超えた。34年前はまだ地価の方も全体的に高く、株価の方が土地を売った資金が流入していて、バブル感が強く、翌年から下がりに下がった。
今の東証株式は依然のバブル期と違って、不安定要素が多すぎる。まず日本の状態だと高齢者が多すぎ、個人資金があるのにデフレからインフレでも動かず、まだ節約している。これは雑誌等の紙媒体の記者(激安で請け負っている)たちが受けの良い節約傾向に洗脳されている。紙媒体も画像のある素人の風のVログに負けている。
日経新聞の号外も出たくらいの日だった。国会でも日銀総裁がデフレというより、インフレと証言していたし、早くもバブル後という言葉も消えた。22日の夕刊では年内の予想株価が4万2千円とか5万10万というバブル時期の株式報道と似ていてお祭り。
ところが記事の内容を精査すると、最近日本株を買っていたのは買い遅れていた外国人投資家で売っていたのは塩漬だった日本人投資家のようだ。34年間も意地でも売れなかったのが処分で来たようだ。バブル期は何でも上がった。でも今は分析力が進化していて、米国の情報がリアルに入って、選別されている。
この騒動の埒外の場にいる高齢日本人も影響はあって、スマホに対応できない老人はス-パ-で買い物できないようになりそうだ。有人レジにはポイントが付かないとかになる傾向が見える。無人レジは店舗の労働の肩代わりという意見が出てきた。そういえば無人レジの普及速度が遅れている。やはりポイント付与のあるなしが影響しているのだろう。
今でも紙きっぷを売っている所があって、改札でハサミを入れている駅は何処だろう。昔話が出来るかもしれない。