年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

鬼も笑わない2025年の話

2024年12月02日 | 宅老のグチ
来年の話をすると鬼も笑うという例えが昔あった。今は統計も正確となって凡その見込みも付く。それでも選挙の事前情報も誤差が多すぎて、当たるも八卦の世界となっている。2025年はあとひと月で始まるが、アメリカ大統領の就任の日から変わることが必至で今からその準備が始まっている。中国の景況感が良いと日本と中国が自賛しているが、とんでもない見込み違いで、アメリカの業者と中国生産者の駆け込み貿易が盛んなだけで、2025年の中国の春節明けの悲惨を予想していない。中国の習慣として春節時にボ―ナスが出るのだが雇用の意識が薄い企業はボーナスが無いことも予想できる。これを占うのは日本と韓国の春節旅行の混み具合だろう。思えば日本で中国からのコロナ感染が広まったのが札幌雪祭りで、不景気の日本が爆買いの中国旅行者を阻止する気概がなかった。その後の展開はもう過去の歴史となりつつある。2022年2月4日から20日までの北京冬季オリンピックのあとにロシアのウクライナの侵攻があって、あっという間にウクライナが制圧されるかと思っていたが、それから1000日経ってようやく終わりが見えてきたと思うと今度はロシアの支援で国内を制御していた中東シリアが内乱拡大中という。シリア政府側の空中軍隊と反政府の地上軍。日本人の感覚で準戦時が長い。これには日本だけの閉じこもり記者が情報制御していて、さらに日本のマスコミ上層部の欧米偏重情報で来ていることがある。
 玉石混交の情報が日本の頑なな編集者によって、矮小化され、さらに日本読者の関心がスキャンダル好きと来ていて、世界から隔離された恩恵にうたた寝をしているように見える。
 浅草を散歩していて、イスラム系の女性と見える人が頭をスカ―フで覆い、和装し、浅草寺の煙を浴び、賽銭を投げ、二杯二拍手とか一拝後に祈る風景が妙に馴染んでいて、違和感がない。イスラム原理主義の人から見たら、日本の神社仏閣は洗脳機関と見ることも出来るが、どうも日本の神社は引きこもりで先の戦争が敗戦に終わると、解体しても平気の様だ。台湾の桃園市に神社があった。今は台湾の軍隊で亡くなった人の忠霊廟になっていて、見た目は日本の神社である。
 桃園市忠烈祠-桃園神社 1938年創建された日本統治時代の神社が解体されずにそのまま残っているが中身は台湾の歴史でもある。朝鮮には戦前の日本神社は残ってはいないと思う。中国と朝鮮は古い歴史があるのに、前の政治支配者の痕跡を消す歴史観がある。
コメント
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