年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

真珠湾の開戦記念日で

2024年12月09日 | 宅老のグチ
12月8日の開戦記念日で、アメリカ・ハワイで式典の様子をニュ-スで見ていて、あの攻撃を体験した米兵士で生きている人が二名という。車いすで式典に参加していて、時間が83年と言うこととアメリカはそのあともずっと戦争が継続していて、今では戦力を自国外に出せなくなってきたこと、8日の夜のシリアの体制崩壊で知った。シリアに対してはイスラエルをアメリカは支援していて、間接的に関与していたとシリアの体制崩壊後に解説していた。
 そもそも中東の問題がここまで混迷したのがイギリスの二枚舌で、ある時はユダヤの人に建国させると言い、またある時はパレスチナの人に土地の保証を約束する。何度も和解の交渉になるも、最後の聖地の管轄・関与で揉めている。八百万の神のいる日本では、この狭い地域の確保に核兵器の問題となるか、理解しがたい。核をエルサルムで使えば永遠に聖地訪問が出来なくなる。そして慰霊碑の街になって、人類の愚かさの象徴となる。
 ロシアは核を使えない。使えば小麦のロシア・ウクライナ産は消える。アフリカでは高騰した小麦が買えず餓死者が増え、難民が世界に向かう。その責任はロシアとなり、戦後賠償の責を負うことになる。福島の原発処理水の不安を煽った中国は放射能不安に中国農民の頭脳が洗脳され、核不安には耐えられない気がする。
 自分は広島・長崎、茨城東海村・そして福島原発の事故と放射能の経験値がある。さらに築地市場の中で放射能の風評被害を拡散させないための講習会にも参加していて、一般人よりチョット日本政府に洗脳されている。結局放射能は良く調べ、不安を減らすしかない。自分の体にも放射能が出す物質がある。年代測定に炭素14というのもある。築地市場の前に国立ガンセンタ-病院があって、そこの病院に訪問する人はガン系の関係者となる。実に多い。
 もう80近くまで生きたので、ガンは怖くない。なぜなら余命時間があって準備することが出来る。健康な人が自宅で若くして風呂場で亡くなる事例があった。自分の知り合いでもすでに複数の人が風呂場で亡くなっている。結構遺族にとっ悔いの残る死に方と言える。
 シリアの今後を寝ながら考えたが、リビアやイラクのような混乱が予想される。そこには日本の良さを伝えるしかないかもしれない。良さとはなにかというと平和ボケということに尽きる。アフガンの支援で医療支援より、給水支援の方が結果として役に立つ。農業機械より江戸時代の知恵の方が良い気がする。ブルドーザ—より再生可能な工法から進み、自力で進化させる。戦後の日本の海外支援で多くの失敗を経験した。金のバラマキは一部の人の利権となる。時には反感も生まれる。
 先の戦争で多くの失敗経験をしている日本はもう二度と失敗することはできない。そのために失敗の検証が必要となる。慰霊の会は検証と反省の会でもある。人のやることだから次の失敗も必ずある。せめて被害を最小にすることしかない。
コメント
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