透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

802 高山村高井赤和の火の見櫓

2017-05-13 | A 火の見櫓っておもしろい


802 高山村高井赤和 撮影日170512

 高山村の歴史を調べて(ネットで簡単に調べることができるから、今や紐解くという表現は大袈裟になった)、いくつかの村が合併してできたことを知った。

駒場村と中山田村で中山村となり、更にこの中山村と奥山田村とで山田村となった。一方、黒部村と高井野村とで高井村となり、更に高井村と牧村とで高井村となった。で、山田村と高井村が1958年(昭和31年)に合併して高山村になった。このように高山村は8つの村が合併してできた村で、山の斜面に集落が点在している。

旧真田町や中野市もいくつかの村が合併してでき、共に山裾に集落が点在していて火の見櫓が多いが、高山村もやはり火の見櫓が多い。



偶然行き着いた赤和地区の火の見櫓の脚元には道祖神と共に「高井村消防発祥の地、阿弥陀堂半鐘」と記された標柱が立っている。上記の通り、高井村は合併前の一村だが、この地で消防が発祥したとは具体的にどのようなことを意味しているのだろう・・・。消防団、いや戦前なら消防組か、ここで初めて組織されたということだろうか?

また阿弥陀堂半鐘とは何を意味しているのだろう。阿弥陀堂の小鍾を半鐘代わりに使ったということだろうか。





近くの防火水槽の蓋。まといが描かれている。まといに消防章が、右側に村章が描かれている。


 


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