1498 佐久市伴野(小宮山との境) 4柱4〇型ロング3角短脚 2024.04.02
■ この火の見櫓の第一印象は櫓が直線的に逓減していて、4角錘台(*1)だということだった。高さがそれ程ないこともこの印象を強めたのかもしれない。現地でノートに「直線的てい減」とメモした。逓という漢字が正確に思い出せなかった。
櫓を構成する部材の接合部のガセットプレートが大きくて目立つし、リングも大きいので印象が一般的な櫓とは違う。ゴツイ感じがする。
一瞬、赤色灯が屋根の上にあるように見える。
脚がずいぶん短い。とんがり屋根の下に吊り下げた半鐘。この位置なら見張り台まで登らなくても叩くことができる。消防信号板もこの位置なら、見ながら叩ける。
火の見櫓は十基十色だと改めて実感。
*1 四角錘台と、漢字表記が一般的だが、拙ブログではアラビア数字で表記している。