テレビ画面(NHK)を撮影した画像 Sさん提供
謹んで台風災害のお見舞いを申し上げます。
■ 台風19号の豪雨による千曲川の堤防決壊、氾濫。防災行政無線柱のスピーカーから流れる避難を呼びかける音声が雨音で聞き取れない・・・。地元消防団の分団長の判断で火の見櫓の半鐘を叩いて住民に避難を促した。半鐘の音を聞いて避難した住民が命を救われた。
防災訓練の際にもスピーカーから音声が流れる。職場で窓を開けて音声を聞くこともあるがよく聞き取れない。緊急時には余分な情報の伝達は不要ではないか、危険が迫っているから直ちに非難して、というただそれだけ住民に伝われば良い。こんな時には半鐘の音が有効、ということが今回の水害時に改めて示された。火の見櫓の半鐘の有効性、有用性は東日本大震災後にも確認されている。
火の見櫓は江戸時代から連綿と続いてきたシンプルな情報伝達システム。その見直しがなされることを願う。
コメントありがとうございます。
そうですね。緊急事態を知らせるのはシンプルな方がいいでしょうね。同感です。