1293 東筑摩郡筑北村東条田屋 撮影日2021.07.09
■ この火の見、櫓か梯子か悩ましい。見た目は梯子。だが、下の写真で分かる通り、つっかえ棒と梯子を横材で繋いでいて、立体構造であり、櫓の条件を満たしているので火の見櫓、と見なす。このようなタイプをどのように表記したらよいか、3脚(梯子)無4型という表記は再考を要す。
見張り台も設置してあることも、櫓説を補強する。見張り台の床と柱と斜めの吊り材で繋ぎ、消防団の体重を支える床の補強となるようにしている。半鐘を叩く木槌と消防信号板があったら、最高なんだけど。ロケーションはなかなか好い。