■ 火の見櫓を通り過ぎて程なく「注意!この先行き止まり!」という表示板があった。国道20号から生活道路に入って一番奥の集落まで来た。このようなことはあまり経験がない。行けるところまで行こう、という気持ちがないとダメなんだろうな。
1475 富士見町富士見花場 3柱66型トラス脚 2023.06.01
もう少し小型だが、同じような姿かたちの火の見櫓が国道20号沿いに立っている。南信では数が少ない3柱型。上の全形写真の柱に定規を当てて、直線部材であることを確認した。柱材の等辺山形鋼を曲げ加工するのは大変だろうが、なだらかなカーブを描いている方が美しく、好ましい。
6角形の見張り台の床面を一部欠きこんで外付け梯子の上端を設置してあるが、その部分にも手すりを付けてある。この手すりがあれば、特に見張り台から梯子に移る場合の恐怖心が和らぐだろう。梯子の上端を見張り台の床面より上まで伸ばしてあればもっと良かったと思う。