群馬の火の見櫓 10
1359 利根郡片品村越本 4脚8〇型 撮影日2022.07.07
■ 目的地の片品村は川場村と地理的条件が似ているだろうから、火の見櫓は立っているはずだ、と考えた。「あ、あった!」 遠くからこの火の見櫓の屋根が見えた。適当な場所に車を停めた。「あれ、どこにある?」この火の見櫓のところに行き着くまで少し時間がかかった。道路から10mくらい離れたところに立っていたが、周りの木々に隠されていた。よくこの火の見櫓によくセンサーが反応したと思う。通り過ぎてしまってもおかしくない所に立っていた。なぜ、道路沿いに建てなかったのだろう・・・。
今まで観てきた火の見櫓とはプロポーションが違う。櫓が上方に向かってそれ程逓減していないから、見張り台の床面で柱間隔は広い。小さな屋根の内側に柱を収めるために、見張り台床面から屋根に向かって柱間隔を絞りこんでいる。かなり背が高いので、消火ホース乾燥塔は見張り台の下までで収まっている。これだと見た目もそれ程気にならない。
屋根が一部傷んでいるように見える。飾りっけ無し、あっさりした見張り台。
踊り場の様子。上の小さい床面は何のため?
脚部は草の中。