中山道ふれあい広場にて 撮影日 180609
◎ 武州 中仙道 蕨宿 と書かれたマンホール蓋。大きく描かれた旅烏。
枯葉には気づかなかった。取り除いて撮るべきだった・・・。
中山道ふれあい広場にて 撮影日 180609
◎ 武州 中仙道 蕨宿 と書かれたマンホール蓋。大きく描かれた旅烏。
枯葉には気づかなかった。取り除いて撮るべきだった・・・。
■ 六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「建築の日本展 その遺伝子をもたらすもの」(4月25日~9月17日)を観た。 以前も書いたが、森美術館の迷路的動線には閉口する。公共的な施設では明快な動線計画が基本中の基本のはず。案内人を何人も配置して対応していたが、分かりにくい。
丹下健三自邸 模型 S=1/3
この丹下邸の模型を含め、撮影OKという展示作品が数点あった。写真をブログに利用する場合にはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で許諾されていることを表示するように指示されている。
■ この展覧会で観たかった丹下健三自邸(1953年)の模型。1/3のスケールで再現されている。美しいプロポーション。ちょっと残念だったのは障子戸に和紙が貼ってなかったこと(内部がきちんと見えるように、という配慮なのだろうか)。この住宅の美しさは白い障子戸によって際立つと思うから。
ピロティで木造住宅を浮かべている。広島平和記念資料館(1955年)、香川県庁舎(1958年)に通じる構成・デザイン。これ程美しい木造住宅を他に知らない。
1 可能性としての木造
2 超越する美学
3 安らかなる屋根
4 建築としての工芸
5 連なる空間
6 開かれた折衷
7 集まって生きる形
8 発見された日本
9 共生する自然
セクションの構成は以上の通り
高さが48メートルあったといわれる古代出雲大社の模型(S=1/50)、伊東忠太の祇園閣(1927年)の独特のデザインも興味深かった。
東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)港区白金台 JR目黒駅から撮影日180609
1933年に竣工した朝香宮邸、アール・デコ様式を取り入れた邸宅は1983年から美術館として一般に公開されている。2015年に国の重要文化財に指定された。
個性的なデザインの照明器具たち
6月12日まで撮影が許可されている。
1020 旧中山道脇に立つからくり火の見やぐら 撮影日180609
■ 埼玉県蕨市北町の中山道ふれあい広場(中山道の蕨宿のポケット広場)にある「からくり火の見やぐら」を見てきた。
蕨駅は御徒町駅から京浜東北線で約30分。朝7時ころ蕨駅に着き、タクシーで現地へ。火の見櫓を模した4角錐台のガラスケースの中に火消し人形が出番を待っていた。残念ながら火消し人形は上手く写すことが出来なかった。櫓台の上に火の見梯子が立ち、見張り台でミニチュアの消防団員が半鐘を叩いている。
**以前、中山道沿いには三つの火の見やぐらがありました。蕨のまちを見おろす高さ10メートル以上の鉄塔は、この地域のシンボルであり、わんぱくな子ども達にとっては、遠くの景色を見渡せる展望台でもありました。この火の見やぐらの思い出をからくり仕掛けで再現しました。(後略)** と記された説明板が近くに設置してあった。
東京駅 180608
この東京駅は美濃部都政時代に取り壊されていたかもしれない。 過去ログ
品川インターシティ 品川駅の港南口側には初めて来た。セミナー会場はこの大規模な複合ビルの端にある。
セントラルガーデン
セミナー@品川インターシティホール
ドイツ語の講演を同時通訳で聴いた。
講演後、湯島のふくろう亭で友人と飲む。
■ 少し先に楽しみなことを計画して、その日まで頑張る。
今のところ、ぶら下げたニンジンは次の通り
① 0608、09 久しぶりの1泊東京
08(金)午後セミナー参加
09(土)蕨市の火の見櫓観察、庭園美術館、森美術館(建築の日本展)
② 0814ころ 33会の暑気払い
③ 0825、26 上高地で高校時代の同級会
④ 1005、06 静岡県川根本町他 火の見櫓めぐり
2019年
⑤ 0120頃 33会の旅行(2泊3日) 行先はMさんの希望する九州かな。
■ 今日、6月6日の信濃毎日新聞朝刊に「美和ダムカレー 愛好家も満腹」という見出しの記事(写真)が載っていた。この見出しに私のダムカレーセンサーが反応した(なんちゃって)。
美和ダムについて調べた。天竜川水系三峰川の重力式ダム(伊那市高遠町)堤高69.1m 堤頂長367.5m
さて、記事によると美和ダムカレーは伊那市長谷黒河内のカフェ・木楽茶屋が提供していて、全国のダム愛好家(記事ではダムマニアという表現はしていない)に人気だという。1日5食限定!とのこと。県外から訪れて開店前から待つ客もいると記事にある。遠路出かけていって、売り切れではせつない。予約してから出かけるのがよさそうだ。
このような日々がこれからも続くなら、心理学者の多湖輝氏が老後に必要だと説いたきょうよう(今日用事)もきょういく(今日行くところ)もあるだろう。
拝殿を望む 幅の広い参道、階段の上の両側に狛犬が鎮座している。
■ 松本市内にある長野県護国神社を始めて訪れた。同社のサイトによると、昭和13年(1938年)に仮殿が創建され、同年に鎮座祭が執り行われた。翌昭和14年に長野県護国神社に改称され、昭和17年に社殿と斎館が竣工している。
拝殿
阿像(獅子)頭部に角はない。耳は垂れているのか伏せているのか、私には分からない・・・。
狛犬の起源は遠く古代オリエントやエジプト文明に行き着き、狛犬の祖先はスフィンクスという説もある。
向かって右側の阿形の狛犬。上記のように神社の仮殿の創建が昭和13年ということだから、狛犬もその頃、80年くらい前の建立だろう。なるほど、経年による風格も出ている。台座には石工の名前も建立年も刻まれていない。
大きなカールの鬣(← 見えない たてがみ)
吽像(狛犬) 頭部に角というか瘤(宝珠?)がある。小さな耳がピンと立っている。
阿像と吽像はパーツの形が違う。
次回はちゃんと参拝して御朱印もいただこう。
■ 5月に読んだ本は4冊。なかなか充実していたと自己満足。
『人類の進化が病を生んだ』 ジェレミー・テイラー/河出書房新社
**人体は、建築やテクノロジーの世界で私たちがなじんでいる設計とは根本的に異なるベースに立っている。進化は健康や幸福、長寿に関心はない。(中略)進化は個人の生殖適応度を最大にすることのみに関心がある。**(8頁)
**アレルギー、不妊症、腰痛、癌、心臓病など、病気は進化の結果もたらされることを明らかにする、「進化医学」の最前線!**(帯)
『日本の無戸籍者』井戸まさえ/岩波新書
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎/岩波文庫
『青春の彷徨』松本清張/光文社
松本清張の初期の短編は好い。
単なる読了本の記録として
■ 放送作家の町山広美さんの「怪しいTV欄」というコラムが信濃毎日新聞の朝刊に隔週で掲載される。6月3日(日曜日)には「働かせ方改革? 笑いで無力感」というタイトルのコラムが掲載された。内容はNHKで放送された働き方改革法案をめぐる議論について。
私はこの番組を見ていないがコラムによると番組では法案の焦点である高度プロフェッショナル制度の導入について賛成と反対の立場でそれぞれ二人、計四人の論客が議論したとのこと。
制度の問題点を指摘する反対派の二人(私大教授と弁護士)の意見を、賛成派の二人(内一人は竹中平蔵氏)は半笑いで迎え、そして少し笑いながら反論したという。
コラムで町山さんはこのことを次のように書く。**こうした笑いで議論における優位性を示すのは、今世紀に入ってから、この国の政治の場でよく見られる態度です。(中略)相手がまじめに意見を言うのに対して、笑いで余裕を見せると、相手が指摘している問題点は「想定済み」に見えます。もう検討した、終わったことだというふうに。さらに言えば、遅い、何をいまさら。**
この件(くだり)を読んで、なるほどと思った。あの笑いの意味を実に明解に説いている。相手より優位な位置に自分を置くための笑いがあるということだ。
町山さんはどう説明したらいいのだろうと思うようなことを、いつも明解に説く。これが魅力で私は「怪しいTV欄」を欠かさず読んでいる。
■ 高知県は安芸市内で撮った蔵の写真。今は火の見櫓だが、昔は民家巡りをしていた。水切り瓦をつけて雨水から漆喰の壁を守っている。
①
高知県安芸市にて 撮影日19800401
先日、静岡に出かけて火の見櫓巡りをしたが、帰りに浜松市天竜区で遠く高知県安芸市と同じ水切り瓦のある蔵を見かけた。民家は地方色が強いと言われるが、台風の通り道で、多雨地域でもあるという両地域の共通性から、同じ対応手法(デザイン)が採られたのかもしれない。偶然の一致なのかどうか・・・。
②
浜松市天竜区にて 撮影日20180526
■ 松本清張短編全集全11巻の第6巻『青春の彷徨』読了。
本巻に収録されている作品の中では「地方紙を買う女」と「弱味」が印象に残った。
「地方紙を買う女」は以前読んでいる。Y県(山梨県だと推測できる)で心中に見せかけて男女を殺害した女が、事件の推移を知りたくて地元紙を購読し始める。女は東京在住。東京で発行される新聞にはその地方の事件の詳報は掲載されないかもしれないということから。購読の申し込みの際、連載小説が詠みたいからという理由を書き添えていた。
送られてくる地元紙に「心中」と報じられたことを確認し、購読する必要が無くなった女は小説がつまらなくなったので購読を止める旨を記したはがきを新聞社に送る。このことを知った小説の作者が小説はますますおもしろくなっているはずなのにと不審に思い真相を探るというストーリー。
「弱味」は浮気旅行先で宿泊した旅館で泥棒に入られ、衣類と金を盗られた男(ある市の都市計画課長)が、知人に衣類を買ってきて欲しいと頼んだばかりに、その後、その知人や土建業者から便宜を図るよう求められ、強請(ゆす)られるというストーリー。
やはり松本清張の作品だったと思うが、確か部下の女性と浮気旅行で宿泊した旅館が火事になり、宿泊客が外に避難したところをテレビカメラに写される。その中にふたりの姿があり、ニュース番組で放送されて浮気がばれてしまうという短編もあった。
松本清張の短編全集の残りの巻を読む。
■ 先日(5月26日)静岡県の島田市・川根本町まで出かけて火の見櫓巡りをしてきた。この秋にまた出かけようと思って、地図を買い求めてながめている。日帰りはきつかったので次回は1泊2日の予定。
プラン1
先日と同じく中央道の双葉JCから中部横断自動車道で六郷まで行き、国道52号を南下する。新清水ICで新東名高速に入り、約50km先の島田金谷ICで降りる。大井川沿いの国道473号を北上して川根本町へ。午前9時ころまでには着きたい。夕方4時ころまで町中を巡り、その後島田市まで戻り、宿泊。
翌日は磐田市、浜松市で火の見櫓巡りをして、先日と同じく国道151号で飯田市に移動、三遠南信自動車道・中央道で帰る。
静岡市以西で新東名高速より北側の大半は浜松市天竜区、川根本町、静岡市葵区が占め、いずれも長野県に境を接している、ということを地図を見て初めて知った。
■ 昨日(5月31日)所用で大町へ出かけた。大町で昼食、となると黒部ダムカレー。今回はビストロ傳刀にした。写真では小型ダムに見えるが重量は約280gもある。
ビストロ傳刀の黒部ダムカレー諸元
・ダム型式:アーチ式ライスダム
・堤体長:約16cm(実測値)
・堤体高:約5cm(同上)
・堤体幅:約6cm(最も広い中央部の実測値)
・堤体重量:約280g(施工者へのヒアリングで確認した値)
・総貯ルー量:約330㏄(黒部ダムカレーカードに表示されている値)
・ダム湖に浮かぶ遊覧船・ガルベ:エビフライとハンバークから選べるが、写真写りのよいエビフライを選んだ。
・ダム下流:野菜サラダ(トマト、キャベツ、キュウリ、レタス)
・敷地:周囲が波々でさわやかブルーの長楕円形の皿 長径約46cm 短径約20cm(実測値)
・ダム湖の深さ:計測しなかったが2、3cmくらいではないか。
・施工費:1300円(税込1404円)やや高め
・施工に要した時間:約7分(施工者は年配のご夫婦)堤体は現場施工ではなく型枠に堤体材を詰め込むプレキャスト施工だと思う。
・竣工検査に要した時間:約20分 スプーンで堤体を徐々に上流側へ移動させながら食した。こうするとダム湖をきれいに空にすることができる。この方法を以前友人のMさんから聞いていた。
・味:カレーはコクがあり美味だった。
・施工会社の所在地:大町市大町下白塩町1082-1
施工会社 ビストロ傳刀の外観