1038 伊那市西箕輪中條 4脚44(面取り)KP4型 撮影日180819
■ 夏休み最後の19日、伊那方面へ出かけて来た。火の見櫓巡りと飛地カレーを食べることが目的だった。この日は11基の火の見櫓を観た。
この日8基目の火の見櫓(7基目は初見ではないので掲載を略す)も4脚44(面取り)4型で外付け梯子という一般的なもの。脚部の2構面、2脚も既に観たタイプ。高さは14mくらいだろうか、櫓の末広がりのカーブが滑らかで美しい。後日、この日に観た火の見櫓の全形をまとめて掲載したい。型の共通性が確認できると思う。
何稿か前に書いたが、このようにしたから見上げるアングルだと屋根と見張り台の構成が分かりやすい。屋根を支える柱と横架材の取り合い部分に火打ちを設けている。きちんとしたつくりであることが見て取れる。見張り台の床下もずいぶん頑丈なつくりだ。
踊り場とカンガルーポケット。この部分もきっちりつくられている。
脚部の上の横架材に斜材を入れて補強している。構造的な配慮がここにも見られる。同じように見える火の見櫓だが、よく見ると皆違う。やはり火の見櫓は十基十色だ。