『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「大塚Greco」での「宿題」

2008年01月09日 | Weblog
えぇと・・・・
昨日出かけたライブスポット「大塚Greco」で色んな話題になりまして
何故か僕に質問が集中して、知っている範囲でお答えしましたが
何だか中途半端なので今日は、昨日ライブに来た方に対して
勝手に一人で「宿題」をやってみました。

昨日の美好ママの質問は大まかに言って
「何故、ブティックや美容院の鏡は綺麗なのか?」
「ハロゲンって何?なんでハロゲンランプは明るいの?」
だったと思います。

僕が知っている範囲で、美容院の鏡には鉛が入っていて透過率が高いという答えと
ハロゲンランプは不活性ガスが入っていて、フィラメントの温度が高いから明るい
とお答えしたように思います。

それで仕事の合間を見て、光学系の本を調べてみました。
まず、美容院の鏡は高透過率のガラスを使った鏡を使っているようです。
鏡は基本的に反射材に銀、もしくは錫などを蒸着させたガラスが主流。
ガラスの主成分は珪素、カリウム、ソーダ灰です。
これに酸化鉛を加えるとガラスの透明度と屈折率が高まり、
その輝きから水晶(クリスタル)のように透明なガラスになるということから、
通称として「クリスタルガラス」と呼ばれるようです。
つまり高級なクリスタルガラスを使った鏡ほど明るく、綺麗に物が写るようですね。

次の質問は、かなり僕の仕事に関係しているので簡単に調べられました。
まず昨日の答えに間違いがありました。
一般の白熱電球は真空ではなく、窒素とアルゴンガスが封入されているそうです。
そしてハロゲンランプはこれに塩素、ヨウ素、臭素などのハロゲン化物質が加えられているのです。

白熱電球はフィラメント(タングステン)が白熱して光ります。
普通の電球は、蒸発したタングステンが次第にガラスに付着して黒くなります。
蒸発した分だけ、タングステンが細くなって最後には切れてしまうわけです。

ハロゲンランプはその蒸発したタングステンがハロゲンサイクルといわれるもので
再びフィラメントに戻るので切れにくい上に、黒ずまないという特徴があります。
そして、通常のランプより高温になるため明るいのです。
気をつけないといけないのは、こういったランプは高温になるので触ると火傷する。
それと高温になるためガラスも石英ガラスを使用しているようです。
電球が冷えている時でも、素手で触ると手の脂が付着して点灯時の破損の
引き金になるので、必ず手袋をして触ること。
もしも素手で触ってしまったら、アルコールなどで脱脂する事が大切です。
これは、かつて舞台照明をやっていた時に教わった電球の扱い方です。

美好ママ、こんな所で如何でしょう?
あ~、すっきりした!
何だか今日は一日中、喉に骨が刺さってた感じでした。

でも、こんな話をしながら過ごすライブって言うのも
「大塚GRECO」の特徴かな?
今日は、かなり限定した読者に対して日記を書いてみました。
コメント
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