いままで、後悔したことが無いといったらウソになるでしょう。
何時までもクヨクヨ考えていたら、前に進めない。
そう思うから、後悔はしないように心がけてきた。
ところが、今回は真面目に考えれば考えるほど、
後悔しか沸いてこない。
お袋が生きている間は、色々なことがあってもお袋の顔を見ると
なんだかホッとした感じになって、気持ちが楽になった。
子供の頃と同じように、お袋のところに逃げていたのかも知れない。
お袋が他界して、一区切りついた途端に、残された土地や現金の
相続が発生して、兄弟の間で意見が食い違う。
と言うより、「自由にしていい」と言われて僕が引き継いだつもりで、
今後のことを考えていたら、それについて色々言われて腹がたった。
これまでの見返りを貰おうなんて思っていないのに、
なんだか僕が遺産を独り占めしようとしているかのように言われ
土地の権利はどうのこうの・・・・
それなら、最初から売り払っちまえばいいのに、引き継いだ僕に
あれやこれや注文をつける。
こんな兄弟じゃなかったのになぁ・・・・って思ったときに
裏切られたという気持ちが湧いてきて、全てが面倒になってきた。
28才の時に、もっとやりたい事があった。
その当時付き合っていた彼女と海外へ出て行きたかった。
家を引き継いだ直後に、姉貴が「シドニー日本人学校」の教諭採用試験に
全国から来る、数百人の応募を押しのけて採用が決まった。
相談されて、行くなとは言えなかった。
兄貴に続いて、二人目。弟は、最初から家の相続を一切放棄して
嫁さんの両親と一緒に暮らす道を選んだ。
それで自分は、オヤジが亡くなった直後のお袋に、婆さんを残して
海外に出て行く勇気が無かった。
それ以来、ずっと何かを背負わされている気持ちで暮らしてた。
その後、三年後に帰国するはずだった姉が海外で結婚し、
姉の帰国までずっと待たせていた彼女と、別の人生を歩むことにした。
誰が悪いでもない。運とかめぐり合わせとかがあるんだろう。
彼女とは「縁」が無かったんだと思って、自分に言い聞かせた。
それが、蓋を開けてみれば建物はお前のものだけど、土地は別・・・
みたいな事を言われて、耳を疑った。
そんな話だったとは、思わなかったから何だか全てが嫌になっちゃった。
そうしたら、自分でも戸惑うほど後悔し始めてる。
自分の人生や、いろんなことに対して、『あの時こうしていれば・・・』
なんて、一番嫌いな自分が居る。
何時までもクヨクヨ考えていたら、前に進めない。
そう思うから、後悔はしないように心がけてきた。
ところが、今回は真面目に考えれば考えるほど、
後悔しか沸いてこない。
お袋が生きている間は、色々なことがあってもお袋の顔を見ると
なんだかホッとした感じになって、気持ちが楽になった。
子供の頃と同じように、お袋のところに逃げていたのかも知れない。
お袋が他界して、一区切りついた途端に、残された土地や現金の
相続が発生して、兄弟の間で意見が食い違う。
と言うより、「自由にしていい」と言われて僕が引き継いだつもりで、
今後のことを考えていたら、それについて色々言われて腹がたった。
これまでの見返りを貰おうなんて思っていないのに、
なんだか僕が遺産を独り占めしようとしているかのように言われ
土地の権利はどうのこうの・・・・
それなら、最初から売り払っちまえばいいのに、引き継いだ僕に
あれやこれや注文をつける。
こんな兄弟じゃなかったのになぁ・・・・って思ったときに
裏切られたという気持ちが湧いてきて、全てが面倒になってきた。
28才の時に、もっとやりたい事があった。
その当時付き合っていた彼女と海外へ出て行きたかった。
家を引き継いだ直後に、姉貴が「シドニー日本人学校」の教諭採用試験に
全国から来る、数百人の応募を押しのけて採用が決まった。
相談されて、行くなとは言えなかった。
兄貴に続いて、二人目。弟は、最初から家の相続を一切放棄して
嫁さんの両親と一緒に暮らす道を選んだ。
それで自分は、オヤジが亡くなった直後のお袋に、婆さんを残して
海外に出て行く勇気が無かった。
それ以来、ずっと何かを背負わされている気持ちで暮らしてた。
その後、三年後に帰国するはずだった姉が海外で結婚し、
姉の帰国までずっと待たせていた彼女と、別の人生を歩むことにした。
誰が悪いでもない。運とかめぐり合わせとかがあるんだろう。
彼女とは「縁」が無かったんだと思って、自分に言い聞かせた。
それが、蓋を開けてみれば建物はお前のものだけど、土地は別・・・
みたいな事を言われて、耳を疑った。
そんな話だったとは、思わなかったから何だか全てが嫌になっちゃった。
そうしたら、自分でも戸惑うほど後悔し始めてる。
自分の人生や、いろんなことに対して、『あの時こうしていれば・・・』
なんて、一番嫌いな自分が居る。