この一週間、精神的に辛かった。
兄弟がメールでやり取りして、言いたいことを伝えても
悲しいかなメールというツールには、ニュアンスや空気を伝える術がない。
ちょっとした言葉が、文字になると受け取り方も変る。
誰が悪いとかじゃなく、メールという顔の見えない会話は
一歩間違うと、とんでもない誤解を生じて助長してしまう。
姉貴が僕に「どうして、お兄さんに冷たいの?」って何度も言われ
そのうち、自分が全部悪者にされているような気分になって
気持ちがどんどんネガティブになってしまった。
今日、兄貴のメールのちょっとした一言で、不思議なほど気持ちがほぐれた。
それは兄貴が意識した訳じゃなく、読んだ僕が感じたのかな?
いままで、舌足らずだった自分の言葉や、偏見を持ってしまって
誤解していたことが、無意識の兄貴の言葉で解きほぐれた。
そう考えた途端に、自分が恥ずかしくなった。
幸い、僕の兄弟は思っていた以上に強く繋がっていたようだ。
兄弟みんなに謝る僕に、「自分にも責任がある」と弟が謝ってくる。
兄貴は、最初から一歩引いたところで見守っていた。
姉貴は、兄弟の間を何とか繋ごうと必死になって言葉を投げかける。
お袋が居なくなった途端に、兄弟が崩壊かよ・・・・
なんて思っていたけれど、地球の裏側に居る兄貴まで巻き込んで
兄弟が言いたい事を言い合って、かえって良かった気がする。
弟から「改めてうちの兄弟はいいな・・と実感させられました」
とメールが来て、僕も同じようなことを思った。
50歳を過ぎた4人兄弟は、嫌な意見を投げかけているにも拘わらず、
皆、真剣に自分の意見を返して、思っていること、考えていることが
手に取るように解った。
本当に良い兄弟だなって・・・・・。
来週には姉貴も地球の反対側に帰って行く。
お袋の最期に立ち会えずに後ろ髪を引かれたであろう兄貴も
いまは地球の裏側、ブラジルで頑張っている様子。
僕をずっと支えてきてくれた弟も、やっと元の落ち着いた生活に戻る。
そう考えると、お袋を看取れた僕は、兄貴よりは幸せだし、
気楽に帰れる場所を失った姉貴ほど失ったものは小さい気がして来た。
弟も、今まで献身的なサポートで、本当に大変だった事を考えると、
こんなことで精神的に滅入って居る自分は、なんて阿呆だなって思う。
「兄弟仲良く、力を合わせて」
と、たった一言の遺言を残して亡くなった親父と
喧嘩しながらも繋がっていられる素敵な兄弟を生んでくれたお袋に
改めて感謝の気持ちで一杯になった。
兄弟がメールでやり取りして、言いたいことを伝えても
悲しいかなメールというツールには、ニュアンスや空気を伝える術がない。
ちょっとした言葉が、文字になると受け取り方も変る。
誰が悪いとかじゃなく、メールという顔の見えない会話は
一歩間違うと、とんでもない誤解を生じて助長してしまう。
姉貴が僕に「どうして、お兄さんに冷たいの?」って何度も言われ
そのうち、自分が全部悪者にされているような気分になって
気持ちがどんどんネガティブになってしまった。
今日、兄貴のメールのちょっとした一言で、不思議なほど気持ちがほぐれた。
それは兄貴が意識した訳じゃなく、読んだ僕が感じたのかな?
いままで、舌足らずだった自分の言葉や、偏見を持ってしまって
誤解していたことが、無意識の兄貴の言葉で解きほぐれた。
そう考えた途端に、自分が恥ずかしくなった。
幸い、僕の兄弟は思っていた以上に強く繋がっていたようだ。
兄弟みんなに謝る僕に、「自分にも責任がある」と弟が謝ってくる。
兄貴は、最初から一歩引いたところで見守っていた。
姉貴は、兄弟の間を何とか繋ごうと必死になって言葉を投げかける。
お袋が居なくなった途端に、兄弟が崩壊かよ・・・・
なんて思っていたけれど、地球の裏側に居る兄貴まで巻き込んで
兄弟が言いたい事を言い合って、かえって良かった気がする。
弟から「改めてうちの兄弟はいいな・・と実感させられました」
とメールが来て、僕も同じようなことを思った。
50歳を過ぎた4人兄弟は、嫌な意見を投げかけているにも拘わらず、
皆、真剣に自分の意見を返して、思っていること、考えていることが
手に取るように解った。
本当に良い兄弟だなって・・・・・。
来週には姉貴も地球の反対側に帰って行く。
お袋の最期に立ち会えずに後ろ髪を引かれたであろう兄貴も
いまは地球の裏側、ブラジルで頑張っている様子。
僕をずっと支えてきてくれた弟も、やっと元の落ち着いた生活に戻る。
そう考えると、お袋を看取れた僕は、兄貴よりは幸せだし、
気楽に帰れる場所を失った姉貴ほど失ったものは小さい気がして来た。
弟も、今まで献身的なサポートで、本当に大変だった事を考えると、
こんなことで精神的に滅入って居る自分は、なんて阿呆だなって思う。
「兄弟仲良く、力を合わせて」
と、たった一言の遺言を残して亡くなった親父と
喧嘩しながらも繋がっていられる素敵な兄弟を生んでくれたお袋に
改めて感謝の気持ちで一杯になった。