『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

急に寂しくなった

2011年02月16日 | Weblog
月曜日に姉貴と姪が帰国して、何だか急に寂しくなった。
お袋の看病で緊急帰国したので、今の状態が本来の姿なんだろうけれど
お袋がまだ元気だった頃は、姉貴と3人で話をする時間が
僕も姉もまだ結婚する前で、実家で一緒に生活していた時期に
タイムスリップしたような感覚だったのかも知れない。

姪は日本に来て、原宿のショップで夜遅くまではたらいていたので
姉貴は夕食も一人で食べるか、姪の帰りを待って一緒に食べるかだった。
それはお袋が元気だった時も同じで、一人で食べる食事はさぞかし味気ないだろうと・・・
実際、簡単なものばかり食べていたお袋は、栄養失調になって倒れてしまった。

それ以来僕は、週末になると実家へ出向いて夕食を作って一緒に食べるようになった。
自分の家族には申し訳なかったのだけれど、お袋を放って置く訳には行かなかったから
去年、お袋が倒れた8月からずっとそういう生活を続けてきた。

姉貴と一緒に食事をしながら、本当に色々なことを話した。
なんだか、そういった時間が、いつの間にか楽しみな時間に変わっていた。
お袋が亡くなってからも、姉貴とはこれからの話を時間をかけて話し合った。
そして、姉貴が帰国して自分の気持ちを吐き出す場所がなくなった気がする。

姉と一緒に帰国した姪も、一年間で日本の生活に慣れて日本が好きになっていた。
帰国する時も「日本から帰りたくない」ってしきりに言っていた姪。
大学のオリエンテーションがあるので、いずれにせよ帰国せざるを得なかったのだが
それでも、タイムリミットギリギリまで日本に居て、姉の看病を手伝いながら
お袋を一緒に送り出せたことは、いい経験になったんじゃないだろうか?

ただ、帰国してから『携帯が無いと、息が出来ないような気分』
と、ぼやいているらしく、姉貴や僕のように携帯電話なんて無くても
一向に構わない人間からは、想像つかないことに遭遇している様子。
これも、日本が好きで今時の日本の若者に、しっかり同化しているという事みたいだ。
コメント
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