いよいよ本番まで2週間になりました。
今日から築地の朝日新聞本社に隣接する、
朝日ホールのリハーサル室での稽古です。
稽古場の確保が年々大変になって来ているんだけど
朝日ホールのリハーサル室は芝居の稽古用というより
オーケストラのリハーサル用って言う感じです。
それだけに、唄を唄ってもあまり響かない。
だから自分の声がきちんと出ているのか?
凄く不安になってしまう稽古場なのです。
今日は河岡先生がいらして、先週指導していただいた
芝居と振付のチェック。
最初の通し稽古を見て、先生の顔が明らかに違う。
いつものことなんだけど、一週間で先生に言われたことを
全て忘れてしまっている。
アマチュアとは言え、チケットを買って頂いているんだから
やっぱり、甘い考えじゃ駄目なんだよね。
僕は毎週、先生のアドバイスをメモしているんだけど
それでも忘れてしまうことがある。
ところが、おじさんたち男性陣は意外ときちんと覚えてくるのに
オバちゃんたちは、殆どの人が前回のことを忘れてる。
河岡先生にすれば、ちょっとショックなんだろうな・・・・
芝居も、台詞を完全に忘れちゃってるおばあちゃん。
もう年齢的に仕方が無いにしても、やっぱり一緒にやる以上
その人だけOKっていうわけには行かないし・・・・
稽古で返されるのは決まって同じ人。
それも言われた通りに出来なくて、毎回同じことを注意される。
『はい、解りました』っていう返事が、僕には違和感がある。
それでも、この劇団はひとつに纏まる。
それが21回も続けてきたパワーなんだろうなって思う。
なんせ、今年加わった子は21歳。
つまり、劇団が出来た時に生まれた子なんですよ。
最高齢の人から見ると、60歳以上年齢差があるから
親子どころか、まさに孫と一緒にやってる感じでしょう。
下手すれば曾孫かも知れません。
今日は通し稽古が2回。
お年寄りには、体力的にきついんじゃないかなぁ?
公演まで、あと4回の稽古です。