来年の黄金週間、5月5日、6日の二日間で行われる劇団公演の
台本が送られてきました。
今回の芝居はいつも通りヒューイ・ロック・フィールドの書き下ろしを
座長の伊藤清氏が翻訳して脚本にした『3人姉妹』です。
その台本を読みながらみんなで芝居の流れを理解する『本読み』が
今週末の日曜日に始まります。
いつもは座長が台本を読み、芝居の内容や背景などを
解説しながら台本に目を通して行くのだけれど、次回の公演は、
五月連休の最終日で、稽古の時間が少ないということもあって
今週末の稽古開始である『本読み』は、各自の台詞を言いながら
『本読み』を進めることにしたらしい。
僕からすれば、今まで何故そうしなかったのか?と思うくらい。
と言う訳で、週末までに何度か台本を読んで、
それなりに役作りをしておこうかと思っています。
芝居はここ数年、ダンスと唄が前面にでる傾向があったけれど、
今回の芝居は、唄やダンスの占める割合が少なく、
芝居の中で使う音楽は以前に比べるとウェイトが軽い。
音楽担当の先生が大塚彩子さんから新しい作曲家へ
交代するというきっかけもあるのだろうけれど、
一番の理由は、座長が本来やりたい「芝居」の部分に
比重を置いたって言う感じかな?
ダンスや唄なんて、プロに比べたら絶対に敵わないけれど
芝居に関して言えば、我々の世代にしか出来ない芝居って言うものがある。
そういう、良い意味で我々のアドバンテージである部分を
きちんとやりたいんじゃないかな?って、台本を読んでいて感じる。
今回の芝居も相変わらず女性が主役のお話。
僕の役どころは・・・・なんだよ!
また、美味しい役どころを他の人に持って行かれた・・・
何でいつも、僕は変な役どころなのかなぁ?
まぁ、ポジティブに捉えれば、僕の役は他の人には出来ない役どころ・・・
とでも考えてやれば、腹も立たないでしょう(笑)
さて、週末までにちょっと役作りしておきましょうかね?