『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

選挙後三日・・・

2012年12月19日 | Weblog
今回の選挙、正直な印象を言えば阿呆な選挙って言う印象。
お隣の韓国は投票率76%と言う数字。
我国はなんと60%にも満たない、戦後最低の投票率。
この国の国民は、何処まで人任せで文句だけを言う国民なのかと、
本当に情けなくなってくる。

実際、選挙後の某ビジネス誌による世論調査では
安部政権に期待してるのか?と言う設問に対し
「期待できる」が41.2%、「期待できない」が40.19%とほぼ同数で
「どちらとも言えない」が18%と言う結果が出ている。

結局のところ、投票率の低さは民主党への不支持票と
自民党への消極的支持票が今回の選挙の流れと言う感じ。

そもそも『太陽の党』と『日本維新の会』が合流なんかしてしまうから
争点の一つだった『脱原発』の主張もかすんでしまった。

『日本未来の党』は嘉田代表が自ら出馬しないうえに
市民運動家を重視し過ぎたり、民主党と変わらない
誤解される政策公約を示したりで、『卒原発』の訴えが、
本当の意味で選挙の争点にならなかった。
それでなくても経済や安保政策が欠けていると感じるのに
最終的に小沢一郎が加わって、何やら解り難くなってしまった。
小沢が加わるなら、むしろ前面に出た方が良かったのに・・・・

『みんなの党』は善戦したかな?
その割に行政改革や官僚改革の主張がはっきりしなかった。
その上、経済や安保に関しては自民党と同じに見えたから
そのあたりで伸び悩んだんじゃないだろうか?

今回の総選挙で自民、公明両党が衆議院で3分の2を越える
絶対多数を占めたことで、法案の再議決による成立が可能になった。
政権与党にすれば、“ねじれ国会”に気を使わず、何でもできる。

逆に、公明党が同調しなければ、3分の2条項で法案を可決できないから
公明党は実質キャスティングボードを手にしたと言えるだろうし、
自民党に対するチェック機能に期待するしかない。
まぁ、自民党がアクセルで、公明党はブレーキってところかね?

自民党は圧勝したけれど、前回総選挙に比べ得票数も得票率も少ない。
今のような小選挙区で選挙をすれば『1位総取り』は当り前。
結局、『非自民票』は死に票となり、無投票と重なったために
自民党単独過半数が起こった。
そんな選挙制度が続く限り、選挙協力なしに小政党は議席を得られない。

こんな時こそ市民活動家や文化人が、結集しないといけないのに、
期待していた第三極政党は、乱立した上に連携や協力をめぐって
未熟な行動をするから、民主党に抱いたような不信感を持ってしまった。

野田民主党が違憲状態を放置したまま、行ってしまった選挙は
戦後最低投票率という、歴史に残る不毛な総選挙だった気がする。
コメント
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