『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

稽古は楽しい♪振り付け・その2

2013年03月02日 | Weblog
今日は2回目の振り付け。

先週の日記に書いた通り、振付の日に第九の合唱に参加していて
欠席していた、かのリズム音痴のおじさんが登場。
振付の河岡先生の指導の下、練習をしました。
我々、おじさん・おばさんたちはその振付の様子を想像して
変な期待をして見ていたのです。

いやぁ・・・・期待を裏切らないところは、流石です。
なんせ、『リズム』という言葉とは無縁のおじさん。
まず肝心の唄が、やっぱり遅れる。
昔のテープ式のエコーを使って、回転ムラがあるかのごとく
とにかく、不規則なディレイがかかった唄になって、
パートナーの幸代さんが、その渦に巻き込まれないように必死になってる。
これだけでも、笑えるのにそれに振付が加わる。

みんなの想像通り、振付は先生の作ったものと全くの別物になってる。
途中で入るツイストは腰が振られて居ないで、肩だけが動いている
『蛇女の踊り』みたいな、怪しい動き。
逆に、変なところで今度はお尻をアヒルみたいに振ってるし…
8ビートのステップは、どう見ても『どじょうすくい』の足さばき。
8カウントで両手を広げて歩く振り付けは、平泳ぎのようになってる・・・・
とにかく見ていて、明らかに違う。
見ているみんなが大笑いしている中、先生も呆れて苦笑い。

でもね、なんだか必死になってやっているのが好感を持てて楽しい。
これこそ我々アマチュア劇団の『一生懸命やる姿を、お客さんに見せる』
という、原点の気がしました。
そういう目で見ていると、何だかおじさんの姿が微笑ましく見える。
座長が言う、『アマチュアリズム』はこう言った一生懸命さを
お客さんが感じ取って、元気を貰ったような気持ちになって貰うのが
この劇団の存在価値なんだって、思うようになった。

散々笑ったけれど、おじさんの奮闘ぶりに僕が茶化して
『ブラボー!』って拍手した。
でも、半分はそういう部分の拍手。

今年から、芝居を楽しもうと思うようになって、そう感じられるような
心の余裕が出来たのかも知れないと思ったのでした。
コメント
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