やっと暖かい季節がやってきました。
昼間の気温は20度近くまで上がり、サッカーをやるにも丁度良い陽気。
今日は帰りがけに、髪の毛を切って来ました。
去年の暮れに切ったきりで、今回は芝居の関係もあって
少し長めにしようと思い、前髪と横を中心にカットして
いわゆるウルフカットみたいな髪型にしてもらいました。
まぁ、言わなければ判らない程度のカットですがお気に入りです。
カットを終えて、定番の帰宅前の珈琲をご馳走になる。
そのカウンターに、5年目になるH君の三多摩レディースヘアモードで
優勝した賞状とトロフィーが飾ってあるのに気がついて、
凄いなぁって、本人に「おめでとう」と言ってあげた。
本人は謙遜して、大したことないです・・・なんて言っていたけど
僕は「優勝」とか「一番」に拘る人間だけに、本当に凄いと思う。
店も閉店時間なので、僕のカットを担当するマネージャーに
どんな些細なことでも、一番になるというのは大事なことと
万年二位の僕が、一番に拘る理由を話してあげた。
これは以前の日記にも書いたので、割愛するけれど
『2位にならないと、負けた本当の悔しさは判らない』と言ったら
H君が、『そうですね』って反応した。
考えてみれば、彼は沖縄出身で高校時代は甲子園を目指していた野球少年。
全国制覇を成し遂げた高校と言えば判るかと思うけれど、
彼の時は沖縄大会の決勝で敗れて、甲子園の土を踏めなかったそうだ。
それだけに優勝することの意味は、人一倍判っているみたい。
だからこそ、彼も『一番』以外は目指していないと言う。
毎日、閉店後に夜遅くまで練習をやっているのを、帰宅途中で見かける。
若い頃は遊びたいだろうけれど、若いからこそ今しか出来ないことに
チャレンジしている姿は、会社の若手にも見習って欲しいくらい。
努力は必ず報われる。
それも本人は良く判っているから出きるんだろうな・・・。
何だか、そんな若者を見ると妙に感動してしまうオジサンになってしまいました。