年が明けてから、少し仕事が動いてきました。
自分の問題は、昨日片付いたので後は時間勝負。
とりあえず今週中に、一区切り付きそうです。
隣の部屋では、弟子がとある電源メーカーの製品評価をやっている。
元々、ある電源メーカーの製品を使ったら、製品に問題点が出てきた。
その検証を弟子と一緒に、嫌というほどやって、
問題は電源だけれど、回路方式の問題だと解って、
『誰が作っても、多少の差が出ても問題は解決しない』と
リーダーに、助言するように弟子に言ったのだけれど、
僕を無視しているリーダーが、僕に一切意見を求めないうえに
弟子の言葉にもに全く耳を傾けないで、
問題を電源メーカーの作りが悪いと摩り替えちゃってて、
別のメーカーに全く同じ仕様で作らせてしまった。
結局、それで出来てきた製品の評価をする羽目になった弟子。
当然のごとく、我々の予想通りの結果で二重にガッカリ・・・・
僕にすれば、やってきた検証が正しかったと証明したようなもの。
弟子は弟子で、予想を覆すことを微かに期待していたけれど
やっぱり、検証は間違いなかったとタメ息をつく。
弟子に『また一つ、経験して自信がついたな』と、話してやった。
人の話や、意見を聞く事を嫌がる人間っていうのは何処にでもいる。
多かれ少なかれ、僕もその一人だと思っている。
ただ僕の場合、知らない事は『知らない』とはっきり言うし、
知らない事を、しつこく調べたりする点がちょっと違うかな?
弟子にいつも『知らないことを、知っている振りするな』
と言っているし、自分が出来ない部分や、
自分の知らない部分を把握するって事は、
伸び白を自分で見つける事だって、話しているからね。
本心はどうかわからないけれど、弟子が僕のことを
リスペクトしてくれているから、僕の心は保たれている。
最近は、弟子も色々と覚えてきて、時折ハッとさせられる事もある。
面倒くさいことも、コツコツやるようになってくれた。
僕が見る限り、もう少ししたら一人でやれる様になるでしょう。
そういう意味では、いつも僕は弟子に励まされています。
口に出して言えないけれど、『ありがとう』って感謝しています。