今週は月曜日が休日だったので、一週間が短く感じて、
僕としては嬉しい一週間。
先週で娘の送迎も終わりになり、今週末は特に予定なし。
今週は実験の準備として、モニター回路のチェック。
思った以上にきちんと出来ていて一安心。
本当はこういう部分が、設計を理解するうえで重要なのです。
何故かというと、答えは凄く簡単。
自分が何を見ているのか?どこを見ているのか?
それがどれくらいの精度で見ているのか?
そういう部分を理解しておくことが、精度の高い回路を作るのに
非常に重要な要素となるからです。
僕は今まで、偉大な先輩たちにそういった基礎を教えられて来た。
僕としては嬉しい一週間。
先週で娘の送迎も終わりになり、今週末は特に予定なし。
今週は実験の準備として、モニター回路のチェック。
思った以上にきちんと出来ていて一安心。
本当はこういう部分が、設計を理解するうえで重要なのです。
何故かというと、答えは凄く簡単。
自分が何を見ているのか?どこを見ているのか?
それがどれくらいの精度で見ているのか?
そういう部分を理解しておくことが、精度の高い回路を作るのに
非常に重要な要素となるからです。
僕は今まで、偉大な先輩たちにそういった基礎を教えられて来た。
その中でも、僕に一番大きな影響を与えたのが、先日相談した大先輩でした。
いまの会社に来る前に、担当していた装置を前任者から引き継いだ時に、
いまの会社に来る前に、担当していた装置を前任者から引き継いだ時に、
大先輩から、それまで公表していた装置の電源性能に疑問を投げかけられた。
大先輩いわく、性能が出ないのは電源に問題があるんじゃないか?と・・・
それまでの担当者が、ずっと疑問を投げかけていた大先輩の言葉に
耳を貸さない時代が長く続いていて、周りの人間も特殊な電源の事だけに
疑問を感じなかった。というより、解らないから疑問を感じない、
大先輩いわく、性能が出ないのは電源に問題があるんじゃないか?と・・・
それまでの担当者が、ずっと疑問を投げかけていた大先輩の言葉に
耳を貸さない時代が長く続いていて、周りの人間も特殊な電源の事だけに
疑問を感じなかった。というより、解らないから疑問を感じない、
さらに疑問を感じてもそれを検証する術を、持っていなかったという方が正しいでしょう。
僕も最初は、まったく同じで
『今までこれで来て問題が無かったんでしょう?』と答えていた。
ところが、ある時にその大先輩が性能の測定方法を提案してきた。
それで測定してみると、公表値の性能よりはるかに悪い。
理論的にも、測定方法が間違っていなかったので、納得するしかなかった。
それから、僕は正確に測定する技術を勉強した。
誤差がまったく無いものは世の中に無いから、逆に測定しているものが
どれくらい誤差を持っているのか?
を知ることで、真の値に近づくことを試みた。
正直言って、この作業は大変だったけれど、やっていて一番楽しかった。
そんな事もあって、今では測定技術を高めることを弟子に教えている。
前の日記に書いた『自分は出来ない』ことを知る、近道だと思っている。
まぁ、今の会社で作っている装置はそこまで精度を要求されないで
ずっと作り続けてきた歴史があるから、仕方がないのだけれど、
これからひとつ上のものを作ろうとしてからでは遅いのです。
そういった事を理解していな人が指導者になると後継者が育たない。
そういう意味で、先を見て後継者を育てるための必須項目も
育てる側の人間として、計画立てて教えて行かなければ駄目ですね。
僕も最初は、まったく同じで
『今までこれで来て問題が無かったんでしょう?』と答えていた。
ところが、ある時にその大先輩が性能の測定方法を提案してきた。
それで測定してみると、公表値の性能よりはるかに悪い。
理論的にも、測定方法が間違っていなかったので、納得するしかなかった。
それから、僕は正確に測定する技術を勉強した。
誤差がまったく無いものは世の中に無いから、逆に測定しているものが
どれくらい誤差を持っているのか?
を知ることで、真の値に近づくことを試みた。
正直言って、この作業は大変だったけれど、やっていて一番楽しかった。
そんな事もあって、今では測定技術を高めることを弟子に教えている。
前の日記に書いた『自分は出来ない』ことを知る、近道だと思っている。
まぁ、今の会社で作っている装置はそこまで精度を要求されないで
ずっと作り続けてきた歴史があるから、仕方がないのだけれど、
これからひとつ上のものを作ろうとしてからでは遅いのです。
そういった事を理解していな人が指導者になると後継者が育たない。
そういう意味で、先を見て後継者を育てるための必須項目も
育てる側の人間として、計画立てて教えて行かなければ駄目ですね。