『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア『抜き稽古』

2015年03月21日 | Weblog

今日は夕方5時まで、稽古場が狭い視聴覚室なので、人が入りきれない為に
時間をシフトして、場面ごとに分かれての『抜き稽古』になりました。

僕たち男性陣は、2時に集合がかかりました。
男性陣はここへ来て、まだ、台詞が怪しかったり、唄の歌詞や振付を間違えたり、
そんな事がまだ沢山ありますが、芝居の方は少しずつ纏まってきました。

今日の反省。
僕は舞台の袖で、声だけというシーンが有って、正直言って、
その部分はまだ台本を持ってやれる・・・・・そんな甘えが有って、
その部分の台詞を覚えるのは後回しにしていたんだけれど、
やっぱりそれでは駄目でした。

オマケに、」この日は狭い部屋のせいで、暑い上に少々酸欠気味なのか?
途中から頭がのぼせた様になって、台詞が出て来なくなったり、間違ったり、
挙句は台本も読み間違えたりと、僕が稽古の足を引っ張るシーンが多かった。
オジサン軍団のケビンさん、ジェームスさんには申し訳なかった。ごめんなさい!

夕方、その3人で近所の蕎麦屋さんへ行き、早い夕食。
3人でカツ丼を注文して、食べながらいろんな話をしました。
芝居の話は、そこそこに殆どが芝居以外の話。

このお二方、ケビンさんは一橋大学、ジェームスさんは東大出身。
僕の様に、学歴と言う事に無縁な人間からすると、雲の上の存在です。
お二方とも、学歴や会社の経歴など微塵もチラつかせないけれど、
社会人としても一流企業でトップに立たれて居た経歴が有るから、
知識や経験も豊富で、色んな意味で勉強になったりします。

僕が色々と聞いてみると、意外と学校同士のライバル意識や
校風の違いが見え隠れしたり・・・・
二人から学生時代の話に始って、会社時代の話を聞くのが
僕としては楽しみの一つでもあるのです。

そんな二人とは、生きてきた過程が全然違う僕なのだけれど
僕は僕で、お二人の知らない事を沢山しっている。
お互いをリスペクトする部分があって、なおかつ、
懐の深い大先輩たちが僕の様な人間を受け入れてくれる所に
オジサン軍団のチームワークの秘密が有るような気がします。

夕食後は、広いレクリェーションホールで振付のおさらい。
河岡先生による振付の確認と指導を、丁寧にして頂きました。

ところが、中には個人的に練習して来ない人が居る。
そう云う人に限って稽古に遅れてきたり、欠席したりが多い・・・・・
なおかつ『自分は上手い』とか『出来る』なんて思ってるから
休んでいる間に練習をしていないのが、目に見えて判る。
素人の僕でも
『あれ?この間そう云う動きを注意されてたよなぁ・・・・』
なんて、思いながら見ていたんだけれど・・・・・

ついに先生がきつい一言。
先生にしては珍しく厳しい言葉で、その人に注意する。
僕が知って居る限り、今までそう云う厳しい口調で話される事は無かった。
とても、ここに書けるような内容ではありません。御想像にお任せします!

でも、僕は先生の芝居に対する思いが凄く伝わってきたし、
我々の稽古に取り組む態度を、キチンと見抜いているし、先生の言葉は
僕がいつも思っている『上手い下手じゃないんだ』という事と同じだったから
注意された人を庇う気持ちは起きなかったですね。

『下手でも努力して来た事が見える人には文句を言わない』
という先生の言葉は、とても共感する部分が有りました。

コメント
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