『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

肩の荷が一つ下りたような感覚

2015年05月18日 | Weblog

先週の金曜日に『元弟子』二人を連れて飲みに行った。
色々な事が有って、僕自身の問題も重なって、不幸な状況を招いてしまった。
まぁ、そう云った事も、今になってみればどうでも良くなった。
一番良かったなと思うのは、その『元弟子』達と、心を開き合えた事。
そのせいか?
今週は、何か肩の荷が一つ下りたような感覚になっている。

この間、一つだけ僕が主義として曲げないものを『弟子』達に説いた。
それは『挨拶』
子供の頃から、これだけは厳しく育てられた。

僕は『弟子』達を集めた部署を作った時の最初に、「挨拶は必ずしなさい」と、言った。
困った事に、一番弟子は気に入らない事が有るとその「挨拶」をしなくなる。
本当に子供並みの精神の男だった。
そう云う時は、わざと傍に寄って行き「おはよう」と僕から声をかけていた。

理由は簡単。
『挨拶』をされて、気分が悪くなる人はまず居ない。
居たとしたら、その人はまともな人じゃない。何処かおかしい人なのだ。
『挨拶』をされた時に、嬉しく思う事もあるでしょう。
間違いない事は『挨拶』によって、「この人は敵じゃない」と感じるものなのだ。

朝は「おはようございます」、帰りは「お先に失礼します」。
製造部門の現場に行って、忘れてはいけないのが、この『挨拶』。
知らない人でも構わないから、とにかく大きな声で元気よく『挨拶』する。
僕はこれでかなり得をしている。

そして笑い話。
僕が部署を出た後に、用事があって本社に行った時の事。
一番弟子が、自動販売機で飲み物を買おうとしているところに、僕が通りかかった。
奴は、僕に気がついたのか?
お金を入れたまま、何処かに隠れるような真似をした。
余程、遭遇したくなかったのでしょう。(笑)

そんな子供並みの行動を、以前からする男だったので、笑って見ていた。
通り過ぎる時に、勝手に僕が飲み物のボタンを押してやろうかと思ったくらい(笑)
その日は気づかぬふりをして、通り過ぎた。

そして、別の日にまた奴を見つけた。
そっと近付いて、低い声で『久し振り~ぃ、元気にやってるか?』と、
声をかけたら、奴はびっくりしていた。
そして『挨拶くらいしろ!』と肩を叩いて通り抜けた。

『そんな事もあったよなぁ・・・・なぁ?』
それを聞いた二番弟子が大笑い。
『想像がつくから、面白い・・・・・』
一番弟子は、昔と同じように口を尖らせる。
こんな事も、やっと笑い話に出来るような関係に戻ったのだった。

僕は最後に
『いいか、自分の子供にも挨拶だけはきちんと教えろ。
「おはよう」「さようなら」だけじゃねぇぞ。一番大事な「ありがとう」という言葉も教えるんだぞよ』
と、偉そうに言った。

もしも僕が挨拶をしない人がいるとしたら、それは僕に嫌な思いをさせた人でしょう。
いや・・・・それでも、僕は嫌味だから逆に『挨拶』してやるかも知れないですね(笑)

コメント
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