なんて、うちにはもう子供が居ないけど・・・・
今年は5連休の人が多いみたいですね。
今日は『こどもの日』ですが、その子供も、アルバイトで居ないし・・・・
我家はもう下の子も20歳になるから、単なる祝日でしかない感じ。
17連休にして、さぞかし退屈だろうなと思っていたけれど、
気楽で意外と快適な毎日を過ごしている。
休み明けに会社に行くのがだんだん憂鬱になってきた。
そもそも、会社に行ったところで仕事もないし、
もう頑張って仕事をやろうなんて気力も失せ始めているからかな?
いわゆる『フェードアウトモード』に入ってしまったようです。
この休みで、色々と考えることが出来ました。
9月まで会社に行って、残りは休暇を取って次の人生を始める。
一つの終わりは、次の始まりって言う感じかな?
こどもの日だから、言うわけではないが、
『会社で人を育てるのは子育てと一緒・・・・』
と思っているから、定年までに何か残したいなって・・・・。
そんなわけで、休み明けから、ひと仕事やる事になっている。
それは『書類の書き方』を若い人に教える仕事。
パートナーは、何故か評判の悪い嫌われ者のF君。
僕が接してみた限り、よく勉強しているし、仕事はきちんとやる。
何処か理屈っぽいけれど、話をしてみると理屈っぽいのではなく、
同じように勉強していない人間が、許せないのだろう。
物の言い方が、いつも上から目線で反感を買うのだと思う。
まぁ、きっと僕もこうなんだろうなって思いながら、
そういう意味では損をしている男である。
そういう点でも、どこか僕に似た匂いがする。
うちの会社にはこういった癖のある人間を、使いこなせる人間が居ない。
かつてのお師匠さんに、前の部署を出るとき言われた
『お前の悲劇は、お前を使いこなせる上司が居ないこと』
といわれたのを思い出した。
だから、今回彼と組んで何かをやるのは、僕の苦い経験を
それとなく諭して、これから先の会社人生の転機になってくれたら・・・・
なんて事をちょっと考えている。
これは、この仕事を与えてくれた品質保証室長MSや、社長からも頼まれている。
社長やMSは、彼のスキルを評価しているのだ。
『村社会』を形成しているような会社では、往々にして仕事のスキルより
『仲良し』や『喧嘩しない奴』が重宝される。
日本のサッカーが強くならないのは、個性の強い人間が嫌われるため。
本田圭祐がいつも批判の対称になるのと一緒。
噛み付きで出場停止になったルイス・スアレスなんか、僕は好きだけど
日本ではあの手の人間は『永久追放』なんて事になるんだろう。
それと一緒で、個性の強い人間が生きられない会社は強くならない。
F君が、皆を見返すのではなく、皆から見直されるように手助けしたい。