4月24日から昨日まで17日間の休暇が終了。
今日は久しぶりに会社に行きました。
芝居の公演が終わって、今年も腑抜けになるんだろうなぁ・・・・
なんて思っていましたが、そんな事は全く無く、
公演の余韻をゆっくりと味わい、気ままで、幸福感に包まれた長期休暇でした。
一人で秘密基地に潜伏して居るから、とにかく自分のペース。
まず、朝起きなくちゃならないという事から始って、時間的なプレッシャーが無い。
その癖、毎朝7時前には目覚めていて、朝御飯も会社に行く時と変わらずに
いつも通り食べていた。
ただ、食べた後に『出かけなくちゃ!』という、切迫感が無いから気分が違う。
朝御飯を作りながら、洗濯機を回したり、テレビのニュースを観ながらのんびりと過ごす。
午前中に3回くらい洗濯が出来ちゃうのだけれど、一人暮らしだから
洗うものがそんなに無いので、9時には干し終わってしまうのです。
それからまたゴロゴロと寝転がって居るうちに、いつの間にか居眠りしてる。
転寝(うたたね)とはよく言ったものだと思ったり。
僕は意外と用事が無ければ外出しない。
この17日間で外出したのは5月3日の『マザー牧場』くらい。
他は殆ど秘密基地に居て、音楽を聞いたり、寝ている時間。
部屋から一歩も外へ出なかった日が3日くらい有ったかな?
休日と木曜日の医者の休診日以外は、右肩と首のリハビリで、
阿佐ヶ谷の病院や近所の整形外科に行ったから、
午前中は殆ど、治療に費やしたと言っても良いかもしれない。
そして18日ぶりに出社。感覚としては1カ月くらい休んだ感じ。
芝居の公演が終わって、すでに半月が過ぎてしまった。
そう考えると、時間が経つのは本当に早い。
この休みの間に考えた事は自分の『残りの人生』。
今、会社に来ているのはハッキリ言って、お金を貰うため。
かつては自分の仕事をしっかりやって、その対価として給料を貰う・・・
そんな『プロ意識』が凄く強くて、『生き甲斐』になって居たんだけれど、
今はそう云った『プロ意識』を発揮するフィールドも無く、ただ金を貰っている。
いわゆる『給料泥棒』をしているのだから文句は無いが、『生き甲斐』とは程遠い。
自分の『残りの人生』を考えると、85歳まで生きたとして・・・あと25年かな?
この2年間、何もやる事が無く会社に居る時間はその1割を捨てたような気分。
今日からまたその無駄な時間を過ごすんだけれど、9月末まで辛抱すれば、
その後は定年の日まで残った休暇を消化する。
つまりあと4カ月半。
この間、飲み会で『定年後も会社に居る雰囲気が無い』と言われた。
会社に残っても、その先の楽しい人生を始めるには歳を取り過ぎちゃう。
いっそのこと、このまま辞めて好きな事をやって暮らしたら
この17日間の様な、幸福感を得られるのかなって・・・・
なかなか、そこまでやる勇気が無い自分が情けないですね(笑)