『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「激励会」

2015年09月17日 | Weblog

昨日の「激励会」は、とても楽しかった。
懐かしい仲間と会ったと言うことも有るけれど、出席者が一人ずつ
愛情溢れる激励の言葉を送ってくれて、それを聞いた皆も楽しそうにしていた。


新入社員で入ってきたばかりのI井は、僕がタンクトップ一枚で
しかも靴下を脱いで、裸足で実験室に篭って仕事をしているのを見て
衝撃を受けたこと。
そして僕が自信満々で実験していたら、どうも動きがおかしくて
彼のテスターを使って電圧を測ってみたら、数値がおかしい。
まだ、若かった僕は、測定ミスに気が付かないまま、測定器を疑って
気が付いたら、そのテスターの液晶画面が真っ黒になっていた。

新入社員が初めて買ってもらった測定器を、一瞬にして壊された衝撃。
その張本人は裸足でタンクトップの変な奴。
彼はその一件があって以来、僕のことを『破天荒な男』として
今でもその印象のまま続いていると言う話を披露した。

組合でも議長、副議長を一緒にやったW杉。
彼の印象は会社員で有りながら『自由人』だそうだ。
納得行かない事にはとことん抵抗し、自分の判断で行動する。
そして、周りに流されず、ひたすら自分の道を突き進む。
僕にとっては普通のことでも、周りから見ると普通じゃない。
そんなスタンスを貫く僕はサラリーマンで有りながら『自由人』なのだそうだ。

そして盟友であり、今は会社の常務になったT澤さん。
年下だけれど、唯一僕が「さん付け」する男です。
彼は僕が仕事を干されて悩んでいるのを気にかけて、色々と尽力してくれた。
組織を飛び出す時にも、彼の部署で仕事を手伝ってくれ・・・・と言われたのに、
僕は『1回飛び出した部署におめおめと戻れない』と意地を張った。
今考えてみれば、それが人生の一つの分かれ道だった気もする。
その後、『何も失うものがないんだから暴れなさい』と言ってくれたけれど
なかなかそういう気持ちになれなくて、結果的に精神的な部分がおかしくなっちゃった。

そして
『最後の最後に「ヒール」になりきれず、良い人になろうとしたのが間違い』とまで言われた。
確かにそう・・・・・
後継者を育てようだとか格好つけて、結果的に何もしないで来てしまうなら
後輩から顰蹙を買おうが、自分の思うことを強引にやっても良かった。
T澤さんの言うことは、ずっと僕を見続けて来てくれたから核心を突いている。

とは言え、それも人生。自分の判断に悔いはない。

この会を仕切ってくれたI上氏。
かつては、いや今でも『嫌なやつ』であり『ライバル』なのかも知れない男。
この男も、本当に色々と仕事でやりあった。
今でも僕を上から目線で見ているくらいだからね・・・・。

そいつが僕にプレゼントを用意してくれた。

それは福井の塗り箸。名前入りです。
何でも『すべらない箸』だそうで、これまで色々な意味で『散々滑ってきた男』の僕に
『これ以上滑らないように・・・・』という駄洒落らしい。
奴らしい、嫌味と愛情が篭ったプレゼントにちょっと胸がジーンとなった。

『おらおら・・・泣かないのか?』なんて言いやがって・・・・
この程度で泣くような俺じゃないぜ!

『破天荒』、『自由人』、『ヒールになりきれなかった男』、『散々滑ってきた男』と、
要するに普通じゃない僕は、こういった周囲の人達の愛情で、良い会社人生を送れた気がする。
昨日は最初の部署の仲間だったけれど、部署を飛び出て20年経った今でも、変わらない愛情を感じた。
その後に行った部署も、同じように回りに支えられて生きてきた。
そういう意味では、周りの皆さんに本当に感謝している。

残念ながら、最後の部署ではそう行かなかったけれどね。

コメント
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