『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

国立競技場より、被災者支援を優先せよ!

2015年09月10日 | Weblog

50年に一度と言う大雨に遭って、各地で被害が出ている。
最近、『○年に一度』という災害を良く耳にする。

4年前の東日本大震災は100年に一度と言われて居たし、
去年の広島の大雨による災害も観測史上初めてという話。
被害が出た御嶽山の噴火、箱根や桜島の噴火と自然災害が目白押し。

結局、統計学上の問題で100年に一度と言うのはそれが70年だろうが
そんなのは誤差のうちなのですよ。
そう云う事を学者が知らないわけがない。
だから九州電力の川内原発の再稼働なんて、金儲けの為以外に目的は無いのです。
実際にこの3年間、原発なしで何の問題も起きなかった。
問題だったのは、電力会社のコストが高くなって儲けが出ないこと。
政治家はきっと、電力関係の株の配当で相当潤っているのでしょう。

地元も、原発が稼働しないと食べて行けない・・・・などと、自分達の事だけしか考えていない。
原発を稼働する事で、国から公布される補助金目当てでしか無い。
自らの生き方を変えようとしていないのですよ。

そんな事より、今日はネットで話題になっていたのが『へーベルハウス』。
軽量鉄骨の家らしいのだけれど、今回の洪水でもびくともしない。
たしか、阪神大震災の時も、3年前の東日本大震災の時も、話題になった記憶がある。
その時はツーバイフォーと軽量鉄骨構造の家が地震に強く『壊れない強い家』として話題になった。

今回は洪水だから、揺れでは無く横からの圧力に対しての強さ。
映像を見ても、周りの家が壊れて流されて来たのを、その家が受け止めている。
圧倒的な頑丈さを見せつけた映像。
皮肉な事に、こう云った本物の災害の時にしか、その凄さを検証できない。
住宅の営業マンも、これでまた売り易くなったんじゃないのかな?

しかし、実際に洪水に遭った場合、そう簡単じゃない。
まず床下浸水でも、家の下に入った水によって、カビが生えたり、建物に悪影響を与える。
床上浸水ともなれば、泥水で家だけではなく家財まで汚れてしまう。

それと、洪水になると一番怖いのは衛生面。
溢れた水は河の水だけでは無い、下水や汚水まで一緒になって流れて来る。
東京の都心部のように、水洗式のトイレが普及して居ても、下水処理場が
洪水に巻き込まれれば、同じ事。
下水処理の方法を見れば、水害に晒された時の怖さが解ります。
http://www.mlit.go.jp/crd/city/sewerage/data/basic/sikumi.html

ましてや地方都市は下水が普及しているとは思えないから、そのほとんどは
浄化槽方式のものだと想像する。
だから、洪水になった時に流れる水は、赤痢などの病原菌が混じっていると考えて良い。
洪水になって腰まで水につかって歩いている人を見るけれど
僕はとてもじゃないが、あんな行為は怖くてできない。

強い家に住んで、壊れなかったにしても再び住もうと思ったら、
かなり手を入れないとならないんじゃないかなぁ・・・・・
あれで家の中に水が一切入らなかったとしたら、本当にすごい家と言う事になる。

水害の時は保険が下りるのだろうか?
災害を被った人達の事が気になります。

オリンピックで1500億円もかけて、国立競技場を作るより、
その金を被災者支援に、優先的に回しなさい!
オリンピックは既存施設で駄目なら、返上してしまえば良い!
被災地の人達は、生きる事を返上できないのだから・・・・・

コメント
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