『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドアの稽古・『距離感』。

2016年01月30日 | Weblog

今日は芝居の稽古。
午前中に、新しい会社の月次の経営会議があって、
それに顔を出したので、稽古には30分ほど遅れて参加した。

稽古の方は河岡先生に来て頂いて、振付をやっていたので僕が居なくても問題はなかった。
3時まで振付をやって頂いて、その後はいよいよ立ち稽古。
今日の稽古は色々と勉強になりました。

まずは体で表現すると言う事を、座長が自ら演技をして見せてくれました。
がっかりした時、怒った時など台詞よりも体の動きで表現する。
肩を落とし、背中を少し丸めるだけで、がっかり感が出る。
これ、普段の生活でよく見る光景なんだけれど、芝居になると逆に出来なくなる。
座長がいつも言っている、芝居だからこそ普段の自然な仕草が大事だと…

役作りする場合も同じ。
今回の役は、ちょっと難しい役なので、僕的にはかなり作らないといけない。
そう思っていたのだけれど、そうするとかえっておかしくなるみたい。
そんな訳で、他の人に対するアドバイスもしっかり聞いて、メモしてます。

今日、一番の収穫は役者同士の『距離感』。
物理的な距離も大事だけれど、精神的な距離感も大事だってこと。
芝居の中で、嫌っている人が近寄ってきた際の動きだとか、
避ける時の微妙な距離感は、稽古の中で本当に嫌いな人間なんだって
そう思わないと、演技も自然じゃなくなる。
要は、いかに役になりきるか・・・・と言う事なのでしょうね。

夕方からの稽古では、毛嫌いしている母親と最後に近づくシーンがあって
その時は、何だか気持ちが凄く込み上げてきて、涙が出そうになった。
母親役のOさんも、そういった何かを感じたのでしょう。
そのシーンでは、涙をボロボロこぼしながら芝居をしていた。
僕は自然に抱きしめたくなって、凄くいい感じで稽古が終わりました。

『今回の芝居はいい芝居になりそう・・・・』
そういう手ごたえを感じた稽古。
当然ながら、今日はいい気分で帰ってきました。

コメント
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