昨日の『蹴り初め』に続き、今日もサッカーをやるために、
会社まで出かけてきました。
昨日よりは少しはマシかな?なんて思ったけれど、
やっぱり今日もボールが足に着かない。
練習後に『正月明けで、ボールが上手く裁けていませんね』
なんて、慰めの言葉を貰ってしまうくらい。
まぁ、仕方がない。
僕の持論である『練習している奴には勝てない』を身を以て感じた。
どんなことでも、数をこなしている人間にはアドバンテージがある。
そんな感じで帰宅して、テレビを見たら高校選手権を放送していた。
今日の試合ではなかったけれど、1回戦で敗退した四日市中央の
試合後のミーティングの様子を映していた。
この中で、四日市中央の樋口監督の言葉。
『引きずれ、一生この悔しさを引きずれ』
この言葉にしびれました。
多くの監督は『よく頑張った』と言うでしょう。
でも、樋口監督はあえて負けた悔しさを一生忘れるなと言う。
そしてもう一言
『成功しようと思うなら、リスクを犯すことを恐れるな』
この言葉は、自分が若手に言い続けてきた言葉だけに
すごく感動しましたね。
僕が最後に居た部署の若い連中はチャレンジしない。
『弟子』として、マンツーマンで育てて来た若手も、
僕が引き離されてしまった途端に、チャレンジしなくなった。
仕事ぶりを見ていても、安全な方策しかとらない。
今まで通りのものをコピーして、延々と似たようなものを作り続ける。
どこかで、自分の考えや新しい発想、主義主張を貫いても良い気がしていた。
それには失敗した時の覚悟や、準備が必要。
そうでなければ、新しい発想なんて生まれる訳がない。
樋口監督の言葉には『チャレンジして行け』『失敗を恐れるな』
という前に向かって進む気持ちや、そういった中で失敗した時に
『失敗した悔しさ』『自分に足りなかったものを知れ』
という、次に前を向く時に繋がる心構えを教えていた気がしました。
まだ人生はもう少し頑張れるだけの時間がある。
定年後は、サッカーでいう『アディッショナルタイム』にはしたくないですね。
出来れば『延長戦』のような時間を過ごしたいと思っています。