今日は僕が28歳の時に亡くなった親父の33回忌。
芝居の稽古があったのだけれど、仕方がなくお休みです。
座長に『33回忌なんてやるのか?』って言われたんだけれど
普通は33回忌って言うと、祖父母のものというのが普通なのでしょう。
僕の場合は若い頃に父親が無くなったので、やることになったんだけど
そう考えてみると、5年前に亡くなった母親の33回忌なんて
僕が87歳だから、やれるかどうか?は解らない。
法要は12時20分から。30分前に集合をかけてある。
その前に行って、法事をやるお堂の使用料などの支払いをするため
11時には福生市にある西多摩霊園へ行くつもりで10時に家を出た。
昔は高速道路で八王子まで行って、そこから一般道を使って行っていたので
片道1時間半は見ておく必要があった。
今は圏央道が出来て、西多摩霊園のすぐ近くに日の出インターがあるので
お金がかかるけれど、時間は40分で到着する。
茨城の筑西市(旧下館市)から、毎回来て頂くお寺さんも、
この圏央道が部分開通したおかげで、前は4時間かけていた道のりを
2時間ちょっとで来られるようになったと言っていた。
道路行政には色々と問題があるのだけれど、こうやって便利さを享受すると
やっぱり道路整備は必要なのかな?と、都合よく考えてしまう。
法事を終えて、墓参りをして、いつもの古民家跡を利用した料亭『燈々庵』で会食。
姉貴を泊めようと思って、片づけたロフトから兄貴一家や、
親戚の写真が出て来たので、それを持って行った。
案の定、自分たちが持っていない写真がいくつかあった。
懐かしさなどで、写真を巡って話が弾む。
そういう意味では、ロフトを整理したのは結果的に良かった気がした。
兄弟全員が集まるのは、お袋の葬儀以来だから5年ぶり。
姉貴ははるばる、オーストラリアからやってきたけれど、
久しぶりだから、友達と会う約束などで忙しかった。
5年ぶりに会ったというのに、兄弟の会話は殆どしないで終わっちゃった。
毎年、実家で正月の集まりがあった頃のようにはならないのかも?
世間の兄弟は、こんなものなのだろうか?
法事は、親戚を集まるためにあるもの・・・・なんて、考えていた僕は
『これだったら、わざわざ金をかけて法事をやる意味は無いんじゃないの?』
なんて言いたくなるけどなぁ。
世間の兄弟の関係って、こんなものなのかなぁ?