今日は2度目の台本の読み合わせ。
今日から配役自ら台詞を読みました。
と言っても、2回目から既に欠席者が多く、その代役を誰かがやるんだけれど、
下手をすると代役だけで進むシーンが延々と続く。
年内の稽古は今日で終わりになって年明けから再開なんだけど、
3週間の間に台本を何度も読み返して、出来るだけ頭に入れておこう・・・・
なんて考えの人が少ないから、本当に困ったものです。
今回は劇場が変わって、去年までのような大掛かりな舞台装置を作れない。
その為、大道具や小道具を極力少なくして、芝居を進める事になるので、
役者の演技力を試されるような芝居になりそうです。
さて今回の芝居は、若い女性が元劇団員だった母親の過去を訪ね、父親を捜すと言う芝居。
僕の役どころですが、元同僚劇団員でメジャーファッション雑誌の編集長。
イメージとしては、ちょっと格好つけた衣装を揃えないといけないですかね?
僕は洋服のセンスに自信が無いから、どうしようか?
オマケに、足が太くお尻は大きくて、オシャレな服を身にまとえるような体型じゃない。
どうせなら、元スポーツ選手とかのほうが良かったのに・・・・
今日は休憩時間に僕と室さん、若手の山中君が呼ばれて座長から話が有りました。
渡されたのは、照明、音響、大道具等のスタッフの連絡先。
座長いわく『終活』だそうで、座長もそんな事を考えながらの毎日なんだな・・・・
と、ちょっと複雑な気持ちになりましたが、僕らも覚悟をしないといけません。
考えてみれば、丁度僕の年齢の頃に劇団を始めたのですからね。
世代交代と言うより、代替わりと言う方が正しいでしょう。
劇団四季のスタッフ、それも超一流の方々を使って居るアマチュア劇団なんて、
日本中探しても、他に類を見ないでしょうからね。
そう云った『プライド』みたいなものも、背負って行かないとなりません。