今日は座長がお休みして、石崎先生による唄の指導。
相変わらず石崎先生の指導は、素晴らしい。
唄をあまり得意としていないEさん。
自分のパートを一生懸命唄っているのだけれど、どうも声が出ない。
そこで先生が
『1オクターブ高い声で唄えるかなぁ?・・・』
とEさんに要求した。
もちろん、威圧的な言い方ではなくです。
当のEさんは『無理かなぁ・・・』と答えたのだけれど、
『大丈夫、出るから・・・とりあえず駄目でもいいからやってみて!』と先生が言う。
Eさんは譜面通り1オクターブ高い音で唄い始めた。
唄い始めは戸惑っていたが、本人も驚くほど音が安定して声が出る。
先生は
『うん、大丈夫!これで行きましょう』
何度か唄っているうちに、音もしっかりして良くなっている。
僕がいつも書く、石崎先生の『魔法』ですね。
休憩時間に先生に、
『声が出るかどうか?判るんですね』と訊いたら
『うん、そうね。プロだから・・・』とさらっと言いのける。
この『プロの仕事』という言葉。
僕も国家プロジェクトの開発時、前任者が放り出して退職してしまい、
その後を引き継いだことが有った。
設計の見直しをして、ある程度成果が出てはいたのだが、
結果が頭打ちでもう一つ上の結果を要求されていた時の事。
担当されていた大学教授に
『ここまでは誰でも出来る仕事。ここからがプロの仕事です』
なんて、ハッタリかまして言ったことがある。
その時の先生方の反応は『やって貰おうじゃないか・・・』という感じ。
でも、僕を指名した取締役がその言葉を聞いてニヤリとしたのを覚えている。
『常に一つ上を狙うのがプロ』と思って居たし、
ハッタリで自分の外堀を埋めることは過去に何度もやって来た。
それで失敗しても、僕には失うものが何もないと思って居ましたからね。
時間はかかりましたが、最終的には結果も出ました。
『プロの仕事』をやり遂げるのは、妥協しない、強い気持ちがあるかどうか・・・・
かも知れませんね。
※写真は2017年公演『幸せになるための方程式』
相変わらず石崎先生の指導は、素晴らしい。
唄をあまり得意としていないEさん。
自分のパートを一生懸命唄っているのだけれど、どうも声が出ない。
そこで先生が
『1オクターブ高い声で唄えるかなぁ?・・・』
とEさんに要求した。
もちろん、威圧的な言い方ではなくです。
当のEさんは『無理かなぁ・・・』と答えたのだけれど、
『大丈夫、出るから・・・とりあえず駄目でもいいからやってみて!』と先生が言う。
Eさんは譜面通り1オクターブ高い音で唄い始めた。
唄い始めは戸惑っていたが、本人も驚くほど音が安定して声が出る。
先生は
『うん、大丈夫!これで行きましょう』
何度か唄っているうちに、音もしっかりして良くなっている。
僕がいつも書く、石崎先生の『魔法』ですね。
休憩時間に先生に、
『声が出るかどうか?判るんですね』と訊いたら
『うん、そうね。プロだから・・・』とさらっと言いのける。
この『プロの仕事』という言葉。
僕も国家プロジェクトの開発時、前任者が放り出して退職してしまい、
その後を引き継いだことが有った。
設計の見直しをして、ある程度成果が出てはいたのだが、
結果が頭打ちでもう一つ上の結果を要求されていた時の事。
担当されていた大学教授に
『ここまでは誰でも出来る仕事。ここからがプロの仕事です』
なんて、ハッタリかまして言ったことがある。
その時の先生方の反応は『やって貰おうじゃないか・・・』という感じ。
でも、僕を指名した取締役がその言葉を聞いてニヤリとしたのを覚えている。
『常に一つ上を狙うのがプロ』と思って居たし、
ハッタリで自分の外堀を埋めることは過去に何度もやって来た。
それで失敗しても、僕には失うものが何もないと思って居ましたからね。
時間はかかりましたが、最終的には結果も出ました。
『プロの仕事』をやり遂げるのは、妥協しない、強い気持ちがあるかどうか・・・・
かも知れませんね。
※写真は2017年公演『幸せになるための方程式』