今日は劇団の稽古がありました。
今日の稽古では、劇団の顔ともいえる最年長の女性が、
台詞を覚えていない上に、台本を持っていてもセリフを忘れる。
それで座長から小言を言われると、
『家では完璧に出きるんだけど、座長の前に出ると緊張して出来なくなる』
という必ず出る言い訳。
これ、毎年のことで劇団員は慣れてしまっていて、
『あらあら、またいつもの病気が始まっちゃったねぇ・・・・』
なんて声が、周りから聞こえる。
僕に言わせれば、稽古場で出来なければ意味がない。
出来ないことを責めるのではなく、座長のせいにするような言い訳が嫌なのですよ。
『自分は出来る』『自分は上手』なんて思っているから、
『できない自分』なんてことは、彼女の頭の中に微塵もないのでしょうね。
今さら厳しいことを言っても、仕方がないのでなだめるだけ。
かつて、部下と個人面談をしたときに
『できない自分を受け入れない限り、いくらやっても成長しない』
と言ったことがありました。
その時にその部下が涙を流していたので、周りの人間から
『また、泣かしてるよ』
なんて冗談が飛び交ったほど(笑)
『自分は出来る・・・』『自分は上手』『自分は凄いんです』
などと、最近の若者は憚ることなく平気で口にする人が多いけれど、
そう思った瞬間に成長が止まり、それ以上にはなれなくなる。
これは仕事でも遊びでも、すべてにおいて共通していることですね。
『自己否定』することは、大事なことだと僕は思っている。
出来ない自分を冷静に見ることで、足りない部分が見えてくる。
少なくとも僕の生きて来た人生で
『自分は出来る』
なんて思ったり、口にしたことは一回も無いですね。
今日の稽古では、劇団の顔ともいえる最年長の女性が、
台詞を覚えていない上に、台本を持っていてもセリフを忘れる。
それで座長から小言を言われると、
『家では完璧に出きるんだけど、座長の前に出ると緊張して出来なくなる』
という必ず出る言い訳。
これ、毎年のことで劇団員は慣れてしまっていて、
『あらあら、またいつもの病気が始まっちゃったねぇ・・・・』
なんて声が、周りから聞こえる。
僕に言わせれば、稽古場で出来なければ意味がない。
出来ないことを責めるのではなく、座長のせいにするような言い訳が嫌なのですよ。
『自分は出来る』『自分は上手』なんて思っているから、
『できない自分』なんてことは、彼女の頭の中に微塵もないのでしょうね。
今さら厳しいことを言っても、仕方がないのでなだめるだけ。
かつて、部下と個人面談をしたときに
『できない自分を受け入れない限り、いくらやっても成長しない』
と言ったことがありました。
その時にその部下が涙を流していたので、周りの人間から
『また、泣かしてるよ』
なんて冗談が飛び交ったほど(笑)
『自分は出来る・・・』『自分は上手』『自分は凄いんです』
などと、最近の若者は憚ることなく平気で口にする人が多いけれど、
そう思った瞬間に成長が止まり、それ以上にはなれなくなる。
これは仕事でも遊びでも、すべてにおいて共通していることですね。
『自己否定』することは、大事なことだと僕は思っている。
出来ない自分を冷静に見ることで、足りない部分が見えてくる。
少なくとも僕の生きて来た人生で
『自分は出来る』
なんて思ったり、口にしたことは一回も無いですね。