今日はSNSで知り合ってもう7年になる女性の友人に
芝居のチケットを手渡す口実で、デイト。
同い年のSNSコミュニティーで知り合って、何となく気が合って
僕の芝居を観に来たのが初対面。
以来、毎年のように芝居を観に来てくれています。
同世代だから、色んな悩み事も共通点があって
年に一回のデイトは、一緒に酒を飲んで、仕上げは珈琲。
最近のSNSは魅力が無くなったけど、こういった人の繋がりが
出来るので、とりあえず続けてるって言うところです。
新宿で待ち合わせて、居酒屋へ行ったんだけど、
6時過ぎの新宿は、殆どの店が2時間の時間制。
普段の飲み会は、夕方から終電までダラダラと飲むのが
僕の基本スタイルなので、新宿の居酒屋は性に合わないかな?
で、彼女の旦那さんの話題になった。
僕と同い年で、定年後の生活をどうしようか?
みんな同じ悩みが頭の中を巡っているみたい。
『ゆうちゃんは、やることが沢山ありそうで良いね』
って言われるんだけど、実際のところはそうでもない。
ただ、今の仕事を続けようって気が無いのは事実かな?
会社のルールに縛られて、なおかつ今と同じように使われ
賃金だけが安くて、良いように使われる感じが我慢できない。
後継者を育てるっていう使命感も、いまや薄くなって、
定年後まで会社の都合の良い使われ方をするのが嫌。
彼女の旦那さんも技術者で、似たような悩みを持っているらしい。
僕らの世代って、団塊世代の割を喰って、あまり恵まれていない。
会社の地位も、上に沢山いるからポストが無い。
それで上が居なくなったら、すでに定年間近。
それならもう一つ下の世代に・・・
これは会社としては当然の考え方だと思うから、理解は出来る。
僕は若い頃から、自分のやりたいことを続けてきたから
今の仕事が25年も続いたって言うことは、楽しかったんだろうと思う。
でも、それを『責任』とか言って、自ら育とうとしない下の世代に
エネルギーを注ごうって言う気力が湧かなくなってしまった。
手ごたえの無い人間に、一生懸命になってる自分が馬鹿みたい。
僕らの世代は、そういう端境期の世代なんだろうと思う。
でも、今の若い子には出来ない経験を沢山してきたのも事実。
会社で研究開発費を一番使ってると言われる僕としては
『楽しんできたんだろう?』って言われることを否定できない。
でもね、楽しむって事は一生懸命やるってこと。
遊びでも、楽しもうと思ったら寝食を惜しんで遊ぶことがあるでしょう?
一生懸命やるから、楽しめる・・・・これが正解な気がします。
苦しいことも、楽しい事の一部なんだって事・・・・
今の若い連中に、これを言っても解らないんだよね。
最近、通勤電車にやたらと小学生が多い。
この小学生、とにかく邪魔で鬱陶しい。
入り口近くで固まっているから、乗降客が困惑している。
おまけにランドセル背負ってるから、二人分くらい場所を食う。
それが、ドア付近にごちゃごちゃと居て、
入り口を塞ぐような感じになっているから、イライラする。
女性専用車両もいいけど、『ガキ専用』も作ってくれないかなあ?
子供だから、当然ながら『大人しく』なんか無いわけで、
それがイライラに拍車をかける。
私学のお受験で入った、いわゆる『いいとこの子供』なんだろうけど、
親の顔が見たいほど行儀が悪い。
国分寺でごっそり居なくなるから、早稲田、明星辺りの学校かな?
朝だけじゃない、帰りの電車はもっと酷かった。
子供がゲーム片手に席を占領して、我が物顔で遊んでいる。
それも全部男の子。
その脇にはお年寄りと白い杖を持って立っている人がいる。
親と思われる女性が、席が空くと『こっちが空いたよ』と言って、
また席を取る。
あまりに見兼ねて、その女性に
『周りを見て、親が手本をみせなさい、躾が出来てない』って、
苦言を言ったけど、何食わぬ顔して無視された。
面の皮が厚いっていうか、こんな親が育てた子供なんだから仕方がないな…
って、怒る気にもならなくなった。
あの神輿オヤジだったら、どんな対応したのかな?
やっぱり、行儀の悪いガキは殴った方が教育上もいいんじゃないのだろうか?
いっそのこと、男子の徴兵制度を復活させて、
精神的な部分をみっちり鍛えた方がいいね。
中国みたいな国に、この世代は対抗出来る気がしない。
そろそろ、教育制度も見直しが必要な気がしたね。
頭の中に浮かんでくるのがそれしかないので仕方が無い。
とにかく、何でこんな御仁が僕の上に居るのか?・・・
って、毎日会社に行くたびに思うほど阿呆な御仁が居るんです。
なんせ、自分がやらなくちゃいけない仕事が全く解っていない。
何かというと、打ち合わせを開いて人を集める。
そのくせ、何を決めようとしているのか?
皆目見当がつかない、不毛の会議に召集されることが多いから
会議に出る気力さえ失せて行く。
こんな人が、組織運営する立場に居るんだから、僕ら部下は悲劇です。
会議で、質問を受けると頓珍漢な答えを言ってばかり居るので、
それで我々が修正したり、反論したりするんだけど、
そうすると僕らが言ったことをオウム返しする。
こういう奴、仲間に居たら袋叩きにされるだろうな・・・・
って言うくらい、イライラする。
それで、仕方が無いから議事録を書かせる。
上司なのに、議事録を書かせるくらいしか使えない・・・・
なのに、今度は書いた議事録が誤字脱字がやたらと多い。
なおかつ、ひらがなで書いたり・・・・
いい加減にしろよ・・・・って、皆が思って居るから困ったもの。
今度、社長に聞いてみようかな?
『殴って良いですか?』って・・・
最近、この御仁に
会議が好きな『ミート君』
オウム返しの『(リ)ピート君』、
誤字脱字の『ゴジラ』
と三つのあだ名がつきました(笑)
本田圭佑「勝ちたかったが、アウェーでの引き分けは良い結果」/豪州戦
http://www.soccer-king.jp/daihyo/article/201206122120_keisuke_honda.html
日本、オーストラリアと1-1で引き分け 3連戦は2勝1分け=サッカー日本代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120612-00000007-spnavi-socc
アウェイで引き分けならOK・・・・は良いんだけど
僕は勝てた試合だと思ってる。
ゴール前でもっとシュートを打たなくちゃ!
遠藤なんか、ペナルティーエリアに入ってパス・・・
もっとミドルシュートとか、ゴールを狙う姿勢が無いとね。
しかし、本田っていう選手はやっぱりナンバーワンだね。
この間の試合もそうだけど、あんなに足が速かったっけ?
って思うほど、スピードがある。
聞くところによると、怪我をしている間に体幹と、脚力を
重点的に鍛えたそうだ。
あの強い当たりに遭ってもバランスを崩さない身体の強さとか、
怪我をしても目標を定めて次に備えていたところなんか
自分の仕事でも、見習う部分があるよね。
まぁ、3戦して2勝1分けで勝ち点7は確かに悪くない。
でも、オーストラリアに『日本は永遠に豪州の影』って
ほざかれたのを、スカっと勝って見返して欲しかった。
そんなに良い試合じゃなかったけど・・・まぁ、良いんじゃないかな?
これはいけません・・・・。
このお陰で、また寝不足になりそうです。
世界一を決めるW杯より、こちらの方がレベルが高い。
多分、ワールドカップよりこっちの方が観たいって言う人は
意外と多いんじゃないかなぁ?・・・・。
南米のサッカーはずるかったり、反則を貰うプレーが多かったりで
何だか好きになれないんだよなぁ・・・・
アルゼンチンやブラジルも、何処か好きになれないんだな・・・・。
僕はイングランドのサッカー、とりわけスティーブンジェラードと
スコールズが好きなんだけど、スコールズは代表から引退しちゃった。
スペインやオランダ、フランス、ドイツ、イタリアも魅力的なんだけど、
僕は愚直なまでにフェアなイングランドのサッカーが、
自分のやるサッカーのお手本になってるからねぇ・・・・
あのマラドーナが7人抜きやった試合だって、相手がイングランドだから・・・
ファールで止めるようなチームが相手だったら出来なかったでしょう。
汚い手を使ってまで・・・・と言うのは、ラグビーやゴルフのような
イギリスから広まったスポーツに共通している。
多分ね、騎士道って言うのかな?
それに繋がるものが、イギリスって言う国にはあるんじゃないかな?
そういう意味では日本は、愚直なまでに真面目・・・
よく似ているのかも知れない。
よく、日本とドイツは似ているって言われるけど、
ルールを守るという精神的な部分ではイギリスの方が近い気がする。
さて、寝不足との戦いの始まりです。
今日も昨日に続いて、午前中にダンスの特訓で今日はM5。
女性4人に、僕が加わってのチャールストンとラインダンス。
この曲は、振付当初から練習を重ねてきたのと、
4人のうち、3人は若手の女の子たちなので仕上がりの質も高い。
足を引っ張っているのは、間違いなく僕なのであります。
ダンスはもっと良くなると思うけど、今のところは先生も及第点をつける。
問題なのは唄。出だしに歌う女性がお世辞にも上手いとは言えない。
最初の音が取れない、リズムが狂う。おまけにハモるとまた音が取れない。
結局、ハモるのは止めになっちゃってユニゾンに・・・・
とにかく、練習してもらうしかないのですよ。
まぁ、それでも唄わしちゃうところが、我が劇団らしいところかも知れません。
11時に集合して、M5の練習は30分ほどで終了。
僕は芝居の稽古が始まる1時まで、外に出て食事を取ってきた。
箱崎シティーエアターミナルも、今はあまり使われないみたい。
人通りも少なく、中に入っている店もいまひとつパッとしない。
僕は讃岐うどんの店で、『ぶっ掛けうどん』を食べて戻った。
午後の芝居は、振付の先生が見ている前でとりあえず一回通し
所要時間を計ったら、1幕、2幕で概ね2時間弱。まぁまぁの時間かな?
ところが、座長が体調が芳しくなく、早めに帰宅。
その後は振付の河岡先生と歌唱指導の魔女、石崎先生の二人が
芝居から唄に入る前後の芝居と、唄の歌い方を指導。
魔女先生は、いつも笑いを交えて指導してくださるんだけど
今年はいつもの年に比べて、皆に要求するレベルが高い。
唄の上手い下手じゃないんだよ。
歌詞を理解して、気持ちを乗せて観ている人に伝えろと・・・・
これの指導がまた、的確なんだよな・・・・
我々の駄目な唄い方の真似までして、『こうだ!』みたいに
お手本となる唄い方を披露してくれる。
河岡先生の振付も同じで、皆の駄目な演技を物まねして見せる。
プロって、こういうところも完璧に演技しちゃうんだなぁって・・・
悩んでいた僕の芝居も、河岡先生が手直ししてくれて
なんか、すんなり演技が出来るようになっちゃった。
座長が『俺に何かあったら、この先生が後を見るから・・・』って
言って帰ったんだけど、そのせいでもないだろうけれど
今日は何だか中身の濃い稽古をした一日でした。
今日は芝居の稽古。
そろそろ、通し稽古をやりながら芝居が出来てこないとね・・
今日、明日は水天宮ピットという貸しスペース。
日本橋の箱崎に近い、元日本橋高校の跡地。
今は少子化の影響で、僕らが若い頃に増設された高校が
統合や閉鎖で、数が減ってしまっているんだけれど、
こういった跡地が、貸しスペースに利用されるって言うのが
意外と多いんだよね。
学校の後だから部屋は教室サイズ。
これが大きさとしては実に中途半端なんだな・・・・。
とは言え、稽古場が無いよりはマシ・・・・
割り切って使うしかないのですよ。
今日は午前中にダンスの特訓。
僕はM2で、いかにもミュージカルって言うナンバーと
M5は女性4人に一人男が混じって、チャールストンとラインダンスを
交えた、楽しいナンバーに参加するんだけど、
今日の午前中は、このうちのM2の練習。
とにかく臭いくらい豪華に唄えって言われてるナンバーです。
午後からの予定は最終の衣装合わせで、ドレスリハーサルの一回目。
いわゆる、本番で使う衣装を着てやる通し稽古なんだけど
これで全体のバランスを見て、衣装担当の先生が最後の注文をつける。
今回の僕の衣装は簡単。いわゆる一張羅です。
それは楽で良いんだけど、着るのが革ジャン。
くそ暑くなる夏場に、革ジャンです・・・・。
でも、この革ジャンは30年前に大枚払って買った高級品。
物が良いから、今でもしっかり着れるんです。
しかも珍しい鹿革。何年に一回しか出ない代物で、自慢の一着。
みんな、衣装を考えるのを楽しみにしてるんだけど
僕の場合、最初から最後まで革ジャンに白いTシャツ。
姉さんたちが『歳取ったジェームスディーン』って
褒めてるんだか、けなしてるんだか・・・・
今日は通し稽古で、一回しか出来なかったけど、
芝居の方は、どんどん出来上がってきている。
特に僕の出るシーンは、ほとんどが相手役の幸代さんと2人きり。
だから、彼女と息があった芝居が出来れば良いのだけれど
逆に二人きりだから、ごまかしが利かないのも難しいところ。
でも、少しずつ本番モードに皆が入っている感じがします
今週は何だか頭使ったなぁ・・・
昨日の話に出た報告書は、本当に結果報告だけ。
でも、それで仕事は終わりで構わないんだけど、
トラブルシューティングっていう仕事をしていると、
色々と意外な発見や、知らなかったことが出てきたりして、
それが自分なりに納得できないと気分が悪くて、
今日は丸一日、一つのICの不可解な動作を調べてた
データーシートをいくら調べても、誤動作はしないはず。
でも、現実に起きていることは疑いの余地が無いから
とにかく自分の知識と経験で理屈付けしたくて調べてた。
デジタル素子なんだけど、どうも動作のおかしい部分は
アナログが絡んでいる気がして、色んなメーカーのデーターシートを
片っ端から調べてみた。
ICの中の回路が書いてあるデーターシートを
やっと見つけたのが午後3時過ぎ。
それから、データーシートにある回路を自分なりに
回路図に落として、動作確認してみた・・・・・
あった、あった・・・・不可解な動作が起きる理由が見つかったんです。
結局、若い頃にICなんか無かった時代に自分で作った
トランジスタ回路の知識が物を言ったって言う感じ。
失礼だけど多分、今の若い人には簡単に解らないんじゃないかな?
なんて、思いながら自分の分析を何度も検証していた
こういうのを、後進の者に伝えてやらないといけないなぁ・・・
なんて考えながら、自分なりに租借した解説を書いた
技術資料を作っていたら遅くなっちゃった・・・・
何だかどうでも良いこだわりかも知れないけれど、
こういう時間というのは、何か自分も成長しているような
そんな気になるから、夢中になってしまう
もうそんなに頑張ってもしょうがないのにね・・・・
てな訳で、今週は脳みそを使い過ぎました
週末は、芝居の稽古で気分転換出来そうです。
昨日、一日かけて画像のトラブルの調査をした。
昨日の会議で指示や結論を抱かないから
『この会議で何を決めようとしてるのか?』って言ったんだけど
それでも解らないみたいだから、僕が責任者になって
電気設計の主導でとにかく一日で結果を出そうって・・・・
たまには、僕が自らやっても良いかな?って思って
会議で『うちがやります』って言ったら、調整グループのリーダーが
『こりゃ、付き合わなくちゃ駄目だな』って思ったらしい。
翌日は、僕がしつこくデーターを取るので、
諦め顔で付き合って、結局終わったのが9時過ぎ。
そして今日の朝一番の会議。
昨日の調査結果をまとめて、会議でレポートを出したものだから
調整グループのリーダーが
『えらい早いなぁ・・・』って呆れ顔。僕はニンマリ(笑)。
僕が若い連中にいつも言っていることは
『実験や調査をするときには、やることを決めてデーターを書き込む表を作っておけ』
そして、
『出来るだけ報告書を下書きして、データーを貼り付けるだけにしておく癖をつけろ』
って言ってる
これをやっておけば、目的、結果を即座に報告できる。
僕を含めて、上の人間が欲しいのは、まず結果。
簡単で良いから報告書を出して、詳細は技術資料にするというのが
僕流のやり方なんです
何のことは無い、報告なんてプロセスより結果にしか興味が無い。
結果の裏づけや、解説なんて事に時間をかけて
いつまでも報告書が出来ず、仕事がクローズしないのが嫌なだけなんです
でも、調整グループのリーダーが呆れたって言うことは
『仕事が速い』って思ったはず。
大事なのはそういう印象を植え付けることです。
当たり前じゃ・・・・
今日は帰宅が遅くなって、会社を出たのが10時近く。
駅まで歩いている途中で、いきなり肩を叩かれて、酔っ払いに絡まれたのかと思ったら、なんと前の部署にいた頃に世話になったOBのSさんとばったり会った。
この方は、中学校を卒業して上京してから、叩き上げで四十年以上務められ、独学と経験の積み上げで、僕の専門分野の高電圧電源の組み立てと調整をやって頂いていた御仁。
僕は設計だけれど、こういった物作りの経験者の意見が、製品を作りやすくするヒントになる。
作りやすいっていうのは、簡単で解りやすいと言う事。
壊れ難い物を作る時には、こういった経験者の言葉は非常に役に立ちます。
Sさんに『君が居なくなってから、本社に高圧が解る人間がいなくなったよ』
って、いきなり言われて
『我社が他社に誇れるのは高圧と真空技術なのにねぇ』
と言われて返事に困った。
更に『他の部署に行っても、本社にいた頃の気持ちを忘れるな』って…
疲れて帰る途中に、そんな話をされて、何だかちょっと嬉しかった。
見てくれている人は居るんだなあ…てね。
と言っても、芝居ではありません。
仕事でも、『役作り』が必要なときが有るんです。
怒らなくちゃいけない場面とか、逆に起こっちゃいけない場面とか・・・
最近多い役どころは、よく登場する『使えない人』の代役。
本来、代役って言うのは本人が居ない時に出てゆく役。
でも、僕の場合は本人のいる前で代わりをしなくちゃいけないから
ちょっと役作りに苦労してます(笑)
なんせ、本人がやるべき役どころを理解していないから
代わりにその役をやって、仕事を前に進めないとならない。
今日もそんな場面がありました。
近頃は、周りもみんな解ってきて、僕が会議で何かを言うと
『台本どおりでしたね』って、休憩時間に茶化される。
僕が芝居をやっていることも、社内で周知されてきているから
『机の下で、隣の人間の膝を叩く』とか
『顔は微笑みながら、諭すように言う』とか
会議の様子をパロディーにして、楽しんでる仲間もいる。
でもね、会社で若い人を育てる時に心とは裏腹に
きついことを言わないといけない場面が多々あるんです。
最近の子は、きついことを言われると凹んで休んだり
中にはベソかいてる奴が居るくらい、柔な男が多くなった。
しかし、毎日仕事で役作りしないといけないのって・・・・
変な感じがする。
そもそも、台詞を覚えられない役者が重要な役を与えられる
なんて、芝居ではちょっと考えられないよね?
まぁ、中には僕の劇団みたいなのもあるけど・・・・
今週は、こんな事ばかりの1週間になりそうですねぇ(笑)
朝から忙しい一日だった。
原因は、とにかく会議が多いこと。
何かていうと、すぐに打ち合わせをしたがる輩がいる。
そういう人間に限って、会議で結論を出さないで
だらだらと時間を使う。
トラブルが発生して、急遽会議に出る事になって
意見を聞かれたのはいいけど、それを聞いた上で
結論や指示を出す決断が出来ないで、
時間ばかり使う不毛の会議。
組織運営する能力に欠ける人間が上に居るんだな…。
戦争になって、戦場へ隊長になって出向いたまではいいけれど、
いざ敵が攻めて来た時に、『どうしよう?』って部下に訊いて、
指示を出せない隊長みたいな感じ。
そうやっている間に、敵に囲まれて、じわじわとやられて
皆、いなくなっちゃう・・・・みたいな・・・・
とにかくアホ臭い時間です。
月曜日って言うのは、週の初めでゆっくり立ち上げて
って言うのが僕のスタイル。
月曜の朝から、テンションが上がっちゃう会議に参加した後は
一週間、そんな感じで過ごしてしまうことが多いから不思議・・・
スポーツでも、相手のペースに合わせちゃうとおかしくなるように
仕事もダラダラやるって言う意味ではなくて、いかにマイペースを
維持できるか?が、仕事全体の進捗に響く気がする。
今週は、何となく自分のペースで行かない予感がします。
ほぼ全員が揃っての稽古は久しぶり。
と言っても、完全に揃った訳ではないんだけどね。
今日は振付けの河岡先生が最後の手直しという位置付けだったかな?
とにかく芝居の稽古が出来るのも、今日を入れて7日しかないから、
もう通し稽古をやって芝居の流れをつかまないといけないからね。
最近、色々と演技を変えてきたけど、今日は凄くやりやすかった。
相手役の気持ちが伝わって来るって言うのかな?
セリフのやり取りで、キャッチボール出来るようになって来た感じ。
今日は昨日以上に、相手役の幸代さんと、いい感じで芝居が出来た。
芝居って、妙に役作りすると、かえっておかしくなるんだな・・・って
今回の芝居をやっていて、そんな事を思うようになった。
芝居って、普段の自分とは違う人格を作る・・・
それは間違いじゃないんだけど、役柄によっては普段の自分に近い
キャラクターだったりすることがある。
その時は素の自分のままで演技すればよいのだけれど
そこで妙に考えると、おかしな演技になったりする。
あれやこれやで、今日は昨日以上に相手役と意思の疎通があったかな?
周りで見ている人の反応も結構良かった。
相変わらず、僕らのシーンには直しって言う時間が殆ど無い。
『こんなんで、良いのかなぁ・・・』て悩みながら稽古をする。
芝居って、本当に面白いなぁって思う。
若い頃に、芝居をやっていたらよかったなぁって思うほど
作り上げる作業の時間が本当に面白いのです。
今日は、嫁さんのお母さんの一周忌。
身内だけでやるから、抜けるわけには行かない。
芝居の稽古も佳境に入りつつあるから、そっちも休みたくない。
それで、ワガママを言って法事は午前中の早い時間にやってもらって、
会食が終わったら、僕だけ先に東京へ戻ってくることにした。
会食が終わったのが2時。
それから嫁さんと子供達を嫁さんの実家に送って、
高速道路を飛ばして一旦三鷹の自宅に戻ったのが4時ちょっと前。
急いで稽古をやっている人形町の社会教育会館まで電車で移動。
到着したのが5時だったかな?
通し稽古が一通り終わって、河岡先生の振付の直し。
まだ、振付けを覚えていない人や台詞が入っていない人も居るから、
今日は大御所のO野さんから渇が入ったらしい。
まぁ、これもいつのもパターン。
僕は後れて行って、7時から僕の出るシーンだけチェック。
相手役の幸代さんには申し訳ないけど付き合ってもらった。
ずっと、二人で相談しながら芝居作りをしてきたから
今日は僕がしっかりやれば大丈夫かなって、気合十分。
最初にM2。振付と唄のチェックにその後の芝居もチェック。
ここでは特に注文が無くて、ホッとした。
そして僕の出る6シーンを続けざまにやらせてもらった。
今日は幸代さんが凄く良くて、僕も芝居にリズムが出来た。
やっぱり芝居って言うのは一人じゃ出来ませんね。
今まで動きの少なかった幸代さんが、思い切って動いてくれた。
それで僕はやり易くなって、芝居も乗ってくる。
結局、6シーン全てやったけど、多少の台詞の間違いがあってもOKが出た。
相手役の幸代さんには感謝です。
でも、これで慢心しちゃ駄目なんだよな・・・・。
こういう芝居がコンスタントに出来て、余裕が出てきたら本物。
そういう意味では、まだまだ練習して行かなくちゃ!
でも、先週からダブルスケジュールで、おまけに移動距離が長く
ちょっと体力的にハードでした。
帰りに、仲の良いI川さん、I井さんに、女性のO川さんの4人で
一杯やって帰った。
明日からは休みも、遅刻も無しで本番まで頑張らなくちゃ。
今日は無理してでも参加して良かったなぁって思った一日でした。
32歳で、いわゆる引抜で入社して25年も経った。
こんなに続いたのは、やっぱり仕事が面白かったから。
苦しい時期もあったけれど、自分なりに楽しんでやってきた。
ここへ来て、会社の自分へ対する処遇が気に入らなくて
ずっと我慢していた糸が切れちゃった感じ
でも、夕方に表彰状と記念品が届いた。
ちょっと味気ない感じがしたが、僕は本社からの出向なので
まぁ、仕方がないのかな?
記念品はCrossのペンと、皮製の名刺ケース。
なかなか良い品物で、こういうものを選んでくれた
人事の人の心遣いがちょっと嬉しかったかな?
夕方から本社に出向いて、慰労の懇親会。
僕のことを一番理解してくれている専務が早速やってきて
色々と話をして和やかなムード。
そのあとは社長が来て、以前に社長から言われた言葉を
部下に言いながら開発を頑張って貰った話をしたら
『覚えていてくれたのか・・・』と言われて
『受け売りさせてもらいました』と、ちょっと恥ずかしかった。
でも、何だか僕の中でこの会社での仕事は終わってる気がした。
何だか頑張っても、それだけの気がして・・・・
自分を含めて、人の気持ちを奮い立たせるのって難しい。
ちょっと飲みすぎてしまった夜でした。