江戸幕府が出来て、1615年からキリシタンの禁教が一層厳しくなりました。日本ではキリシタンの信者は絶滅したと誰でも思っていました。ローマ法王も江戸幕府の人々もそのように考えていました、ところが九州では多数の信者が代々キリスト教の信仰を密かに受け継いでいたのです。
そして1865年3月17日、15人ほどの人々が、長崎・大浦天主堂の門の前にやってきました。錠前を開けようとしますが、西洋のものなので開け方がわかりません。錠前の音を聞きつけたプチジャン神父は、いそいでやってきて門を開けました。彼らは浦上村の信徒たちでした。聖堂の中をめずらしそうにみていましたが、祭壇の前で祈っているプチジャン神父のそばに、一人の中年の女性がやってきてささやきました。「ワタシノムネ、アナタトオナジ」と伝えました。さらに、「サンタ・マリアのご像はどこ?」と尋ねました。プチジャン神父は、彼らを聖堂内のマリア像の前に導きました。
この日は、「長崎の信徒発見記念日」として祝われてきました。2015年からは、「日本の信徒発見記念日」として祝われます。この日から150年目を迎える2015年3月17日は、長崎で盛大な祝いが行われます。そこで、大浦天主堂と信徒発見の碑の写真をご紹介いたします。
http://laudate.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/150-5e5e.html蚊等転載させて頂きました。

カトリックの総本山バチカンでは日本の「隠れキリシタン」が脚光を浴びているそうです。日本に強い関心を持つフランシスコ法王が、弾圧に耐えた歴史を「信徒の模範」とたたえ、長く保管されてきた史料について日本側との共同研究を始めたのです。
江戸時代末期の「信徒発見」から150周年になる今年の3月17日には「信徒発見150年」を祝い、長崎・大浦天主堂で記念ミサがとり行われます。
このミサには教皇フランシスコの特使として、フィリピン・コタバト大司教のオルランド・ケベド枢機卿が出席する予定です。
教皇はこの機会に、特使のケベド枢機卿に書簡を託しました。ラテン語の書簡で、2月15日付となっているそうです。
書簡の中で教皇は、このミサへ日本中の教会から信者らを招くと共に、信仰のために自らの命を捧げた多くの殉教者たちに思いをはせているそうです。
このようなことはカトリックの信者にとっては重要なことですが、一般の日本人にとっては関係が無いことと考えられがちです。
しかしこの日本の歴史は日本人の精神の強さと美しさを証明していて、世界中によく知られているのです。しかし多くの日本人は意外にも知らないのです。
日本が世界に誇れる文化遺産はいろいろあります。そしてこの禁教に耐えたキリスト教徒の歴史も世界に誇れる文化なのです。
くしくも今年は長崎のキリシタン遺跡や教会群が国連の文化遺産として政府から正式に申請されました。近く正式に世界の文化遺産として認定されると思います。
日本にとって誇らしいことなので皆様へもご報告いたしました。
そして1865年3月17日、15人ほどの人々が、長崎・大浦天主堂の門の前にやってきました。錠前を開けようとしますが、西洋のものなので開け方がわかりません。錠前の音を聞きつけたプチジャン神父は、いそいでやってきて門を開けました。彼らは浦上村の信徒たちでした。聖堂の中をめずらしそうにみていましたが、祭壇の前で祈っているプチジャン神父のそばに、一人の中年の女性がやってきてささやきました。「ワタシノムネ、アナタトオナジ」と伝えました。さらに、「サンタ・マリアのご像はどこ?」と尋ねました。プチジャン神父は、彼らを聖堂内のマリア像の前に導きました。
この日は、「長崎の信徒発見記念日」として祝われてきました。2015年からは、「日本の信徒発見記念日」として祝われます。この日から150年目を迎える2015年3月17日は、長崎で盛大な祝いが行われます。そこで、大浦天主堂と信徒発見の碑の写真をご紹介いたします。
http://laudate.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/150-5e5e.html蚊等転載させて頂きました。

カトリックの総本山バチカンでは日本の「隠れキリシタン」が脚光を浴びているそうです。日本に強い関心を持つフランシスコ法王が、弾圧に耐えた歴史を「信徒の模範」とたたえ、長く保管されてきた史料について日本側との共同研究を始めたのです。
江戸時代末期の「信徒発見」から150周年になる今年の3月17日には「信徒発見150年」を祝い、長崎・大浦天主堂で記念ミサがとり行われます。
このミサには教皇フランシスコの特使として、フィリピン・コタバト大司教のオルランド・ケベド枢機卿が出席する予定です。
教皇はこの機会に、特使のケベド枢機卿に書簡を託しました。ラテン語の書簡で、2月15日付となっているそうです。
書簡の中で教皇は、このミサへ日本中の教会から信者らを招くと共に、信仰のために自らの命を捧げた多くの殉教者たちに思いをはせているそうです。
このようなことはカトリックの信者にとっては重要なことですが、一般の日本人にとっては関係が無いことと考えられがちです。
しかしこの日本の歴史は日本人の精神の強さと美しさを証明していて、世界中によく知られているのです。しかし多くの日本人は意外にも知らないのです。
日本が世界に誇れる文化遺産はいろいろあります。そしてこの禁教に耐えたキリスト教徒の歴史も世界に誇れる文化なのです。
くしくも今年は長崎のキリシタン遺跡や教会群が国連の文化遺産として政府から正式に申請されました。近く正式に世界の文化遺産として認定されると思います。
日本にとって誇らしいことなので皆様へもご報告いたしました。