インターネットにはホームページやブログがあります。それに色々な社会人クラブ(SNSと総称)があります。このようなネット社会で出来たかけがえの無い友人が多忙になったり病気になったりして消えて行くことがあります。実社会での別れとは又違う哀惜の情が湧いてきます。ネット社会では一度別れると二度とネットの上で会うことが困難なのです。
最近、趣味人倶楽部というSNSで友人になっていたジャンさんという方が、仕事が忙しくなり退会することになりました。退会にあたってのご挨拶のメールを頂きました。感動的なメールの内容でしたので、自分の日記に転載して趣味人倶楽部の皆様へ公開しました。その日記へ対して今度は色々な方々からジャンさんを送る別れの言葉が投稿されました。
今日のブログで全てを皆様へご紹介いたします。ネット社会は実社会と同様に血も涙もある生きた社会なのです。私はそれを確認出来て非常に嬉しく思います。
まずジャンさんの退会の挨拶メールからお読み下さい。(ハンドルネームはジャンさん以外は仮名にしてあります。)
=========一部の転写===========
マイフレさんも少なくして自分の都合で去りゆく私に、SNS31万人の中から、ご縁があって訪問して下さるお方が、温かいお言葉を下さいます。
藤山さんがご入院の時、皆様から、激励のメッセージを頂いて感謝されたお気持ちが理解できます。
私はイヤな思いは一度もした事が無く皆様と楽しく交流出来た事に感謝しています。
退会に際して思わず意志が揺らぐような、泪が出そうなコメントの数々を頂きました
別れは、パワーが要ります。
=====以下省略======
YKさん:折角のマイフレさんが退会されるのは寂しい限りですね。縁あって、この倶楽部で知り合いマイフレになり、お互いの近況や情報の交換をされていたことと察します。
会者定離は世の常ですが、また新しい出会いがあることと思います。
ジャンさんの答え:私の拙い「別れのご挨拶」の文章を、この様に取り上げて頂きまして 感激してます。 ありがとうございます。
この場をお借りしまして 出会ったばかりのシュウさんをなぜ唐突にご紹介させて頂いたかコメントさせて頂きます。
私はグラフィック出身で個人的な思いですが、表現法がビジュアルでPunch is given
独学でマスターした彼の作品はそこに人を引き寄せて残像としてメンタルに訴えるものがあります。ゆっくり和んで鑑賞したい感性、表現力豊かな「1枚の絵画」だったからです。
*私は地味で今回の掲載には疑問ですが2003年度の2作品が好きです。
http://mujika.jp/miwa/miwa-2003-index.htm
「存在した時の証し」は誰もが体験するレクレイム.鉛筆画の「夢景」は水面の美しさに懐かしき原風景を覚えます。 バッハのフーガが何処から、聴こえます~~♪
KKさん:ネット上のお付き合いとは言え、こうして毎日ページを開けると温かなコメントや拍手があり、そして素晴らしい日記に触れさせて頂いたマイフレさんとお別れすることは本当に辛い事です。一期一会でお知り合いになれたことを感謝して、ご活躍を祈りたいと思います。
シュウさん:ジャンさんに会ったばかりで、すぐさよならですけど、私の作品を気に入っていただきここでご紹介して頂けました。選んで頂いた作品は人生について考えさせられる出来事や希望を表しています。また、いつか逢える事を願い、ご活躍をお祈り申しあげます。
HHさん:初めまして、この場をお借りすることをお許しください。
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木の葉の数だけの想い出は 去り行く季節に、流れ行く
泣いた日 笑った日
心の襞に重ねた想いは やわらかく、心を包み込む
あなたの思いは何色ですか
赤き葉に照らして 小さなため息
心の季節は、ゆっくりと流れていく 想いよ、思い
愛しいまでの時が流れゆく
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HMさん:ジャンさま
素敵なお話をありがとうございました。またいつか、出会いがありますように。
サイトの、は~とふるが~でんは更新をしています。お時間がありますときに覗いてくださると嬉しいです。
HMさん:ジャンさん
お顔も知らず、出会って惹かれあい、楽しい時間を過ごさせていただきました。欲を言えば、もっといろいろ お話したかったです。でも、これからきっと、ジャンさんらしく、まっすぐに歩んで行かれるのでしょう。憧れのお姉さまでした^^お元気で~♪
PMさん:こんにちは。藤山さまのところにジャンさまがいらして、シュウさまのお話をされている・・・、私も皆様それぞれと交流させていただいていて、ネットサークルは、ほんとうに不思議な世界です。藤山様と同じように、ジャンさんもいつも遠くにいる私に励ましのお言葉をくださいました。心から感謝しています。いつまでもお元気で、ますますご活躍くださいますよう。
ジャンさんからの答え:SNSの世界はPMさんのおっしゃるように摩訶不思議。透明な糸、人の思いで、琴線が繋がれているようです。
昨晩もマイフレさんが私の事を日記とブログで取り上げて下さいました。
そのブログに思わず涙ぐみ 心豊かなお方達と交流が出来たことを今更ながら感謝しております。http://blog.livedoor.jp/w_rose39/
退会するときは、予想もしない巡り会いが有り、強い決心の、別れる「力」が必要ということが解りました。
SKさん:シュウさんの絵を見せて頂きました。感動しました。
存在した時の証し 夢影 見事ですね。ああ~気が焦ります。
=======終わり================
今日も皆様のご健康と実り多いネット生活をお祈り致します。 藤山杜人
ジャンさんの紹介から 絵を拝見しました。まったくのところ 絵については門外漢で、何をどう見るのが正しいのかいったい私は 絵を見て どうしたらよいのか皆目分からないのです。「村の風景」がいきなり私の眼を突き抜けて心臓と脳天とを一瞬にして後ろの壁にくぎ付けにしました。それから胸の奥の方で鐘の音がグワラングワラン と鳴り響きだしました。その音は静謐に向うではなくどこか体の奥深いところで共鳴して胸の奥の 空洞になってしまったその中を駆け巡りやがて胸を突き破り 八方へと飛び出していきます。一枚の絵が私にもたらせたすさまじいほどのエネルギーでした。投稿 ロッキー | 2009/10/28 19:42