日韓友好は日本にとって重要な問題です。そのためには日本人は韓国の人々の生活や考え方や宗教をよく知ることが大切です。
今日は韓国人の宗教に関して簡単にご紹介したいと思います。
한일 우호는 일본에서는 중요한 문제입니다. 그래서 일본인은 한국 사람들의 생활과 사고 방식이나 종교를 잘 아는 것이 중요합니다.
오늘은 한국인의 종교에 대해 간단히 소개하고 싶습니다.
韓国は日本に比べると仏教やキリスト教への信仰が非常に篤い民族なのです。
韓国の四大宗教は仏教、プロテスタント、カトリック、儒教です。
2005年の総人口4700万人のうち宗教を信じている人は53%です。このうち仏教徒は23%、プロテスタントが18%、カトリックが11%です。
この数値は日本に比べると非常に大きな信者数になります。韓国社会は実に仏教とキリスト教の優勢な社会なのです。
佛教は日本の曹洞宗に似た禅宗の曹渓宗が一番盛んで2000万人の信者がいるそうです。
曹渓宗のお寺は2444寺あります。日本と非常に違うのは韓国では僧侶は絶対に妻帯しないで一生独身を通すことです。カトリックの神父と同じなのです。
それではこの韓国の宗教についてもう少し詳しく説明します。
2005 년 총 인구 4700 만명 중 종교를 믿는 사람은 53 %입니다. 이 중 불교
는 23 %, 개신교 18 %, 천주교가 11 %입니다.
이 수치는 일본에 비하면 매우 큰 신자 수 있습니다. 한국 사회는 실로 불교와 기독교의 지배적 인 사회입니다.
불교는 일본 조동종과 비슷한 선종의 조계종이 가장 번성하고 2000 만명의 신자가 있다고합니다.
조계종 사찰은 2444 사원 있습니다. 일본과 매우 다른 것은 한국에서는 스님은 절대로 유부남하지 한편 독신을 통과하는 것입니다. 가톨릭 신부와 같은 것입니다.
그러면이 한국의 종교에 대해 좀 더 자세히 설명합니다.
韓国と日本の大きな違いは宗教に対する考え方の違いと言えます。
日本では無宗教の人が多く、仏教離れが進行している一方、キリスト教の信者は常に3%以下を推移しています。しかし驚くことに韓国人の約30%はキリスト教を信じているのです。
さて韓国の宗教混淆も調べてみましょう。
韓国の仏教は中国の道教の北斗七星に対する妙見信仰や風水と習合しています。日本の神仏混淆と同じようです。
韓国の宗教は調べれば、調べるほど複雑な宗教が入り組んでいてその全貌を掴むのは至難の業です。
例えば日本の青森の恐山には多くの巫女がいて、死者を呼び戻して家族に会わせてくれるという信仰があります。
この恐山の信仰は、シベリア大陸の原住民のシャーマニズムが現在でも残ったものと考えられます。韓国にも巫俗という原始宗教があり、このような精霊が住む世界の信仰は、先史時代にまで遡る韓国人の宗教生活の最古の形と言われています。
韓国にはいまだに欧米に知られていない原始的な宗教が存在しているとも言われています。
それはさておき幾つかの韓国の宗教風景の写真をしめします。

1番目の写真は2014年8月14日からローマ法王のフランシスコ教皇が韓国を訪問した時の韓国人の歓迎ぶりを示す写真です。写真の白い車にローマ法王が乗っています。
ローマ法王は韓国のあちこちで大規模な野外ミサが行いました。毎回、数十万人規模の信者が集まったと言われています。フランシスコ教皇は今年11月ころ日本に来るというニュースがありますが、日本ではこんなに多くの人が集まらないと思います。

2番目の写真は韓国の11の世界文化遺産の一つの曹渓宗の海印寺の山門の写真です。
写真の出典は、http://www.seoulnavi.com/special/5003998 です。

3番目の写真は韓国の三大祈祷院の普門寺の本堂の内部の写真です。
写真の出典は、 http://www.hikorea.jp/tour/tour_view.php?topinfo_tcode=TB1320394145 です。

4番目の写真は韓国の墓地の写真です。写真の出典は、http://seoul2.blog97.fc2.com/blog-date-200908.html です。
韓国ではお墓には生花ではなく造花を捧げるのでいつまでも鮮やかなのです。お墓には漢字を彫りこみます。

5番目の写真は韓国の土葬の写真です。穴を掘って遺体を埋め、その跡に土を盛り上げ、誰の墓であるかが分かるように墓標を建てます。日本でも以前はこのような土葬が地方ではよく有ったのです。
写真の出典は、http://homepage3.nifty.com/asia-kenbunroku/Bochi.htm です。
韓国では経済的に豊かな人は、墓地となる山を入手して、この山を一族又は家の共有の墓地とするのが昔の風習でした。しかし最近では個人での墓地のための山の入手が次第に困難になってきたため、企業が共同墓地を開発して分譲しています。4番目の写真は共同墓地です。
さて仏教と儒教は韓国の伝統文化なので以下に仏教について簡単に説明します。
仏教は三国時代(4世紀から7世紀)に中国から朝鮮に入ってきました。仏教は新羅(668年-935年)や高麗(918年-1392年)の時代に於いて最も優勢で文化的影響力を持っていたのです。儒教も同様に中国から初期に伝わりましたが儒教は朝鮮李朝樹立までは仏教の下の立場に置かれていたのです。
仏教は韓国の東部、つまり嶺南地方や江原道では、伝統的に強力であり、そこでは現在でも人口の半数以上が仏教徒となっているそうです。
韓国の仏教には禅宗が主ですがその他、様々な「宗派」が存在します。しかし、圧倒的大多数(90%程)の寺は曹渓宗に所属しています。
韓国で最も古く有名な寺、例えば仏国寺や梵魚寺は曹渓宗です。
ソウル中心部の曹渓寺がその総本山です。その他、韓国の仏教に関しては末尾の参考資料に説明があります。
仏教信者は仏教とシャーマニズムの一種の「三聖閣」とを結び付けて信仰しています。この「三聖閣」は仏教の寺院の奥に存在しています。「三聖閣」には「山神」や「七星神」や「独聖」が祀ってあります。
まあ簡単に言えば韓国の山岳信仰ですね。日本の神社とお寺の混淆と同じようなものです。
結論を簡単に書きます。
韓国には驚く程多数のキリスト教信者がいます。その一方、韓国人は仏教や儒教やいろいろな原始宗教を混淆して信じています。
一番分かり難い原始宗教は「三聖閣」という殿閣です。
韓国人は日本人よりも宗教を信じている人々が非常に多いのです。
誤解を避ける為に書きますが、宗教を信じている人は善良とは限らないのです。私は無宗教でも立派な人格を持っている方を沢山知っています。今日は韓国の宗教風景をスケッチ風に描いてみました。間違いも多いと存じます。韓国人からコメントをお送り頂き、間違いをご指摘頂けたら嬉しく思います。
결론을 쉽게 씁니다.
한국은 놀랄만큼 많은 기독교 신자들이 있습니다. 한편, 한국인은 불교 나 유교와 다양한 원시 종교를 혼효하고 생각합니다.
가장 알기 어려운 원시 종교는 "三聖閣 '이라는 전각입니다.
한국인은 일본인보다 종교를 믿는 사람들이 매우 많습니다.
오해를 피하기 위해 쓰고 있지만 종교를 믿는 사람은 선한 것은 아니다입니다. 나는 종교에서도 훌륭한 인격을 가지고있는 분들을 많이 알고 있습니다. 오늘은 한국의 종교 풍경을 스케치 풍으로 그려 보았습니다. 실수도 많다고 생각합니다. 한국인으로부터 의견을 보내 주시고, 실수를 지적 주시면 기쁘게 생각합니다.
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
========参考資料====================
(1)朝鮮の仏教:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AE%E4%BB%8F%E6%95%99 なお、韓国には円仏教などの仏教系新宗教が存在し、立正佼成会、真如苑、創価学会、霊友会の日本の宗教法人の拠点が存在します。
(2)韓国の仏教:http://www.bbweb-arena.com/users/hajimet/bukkyo.htm
韓国の寺院は寺院後方、大雄殿より高いところに「三聖閣」という殿閣を置くことが多い。韓国の山岳信仰と融合したものである。何を主体に祀るかで山神閣、七星閣、独聖閣などと言う場合もある。いずれも仏教以外のとこ ろから韓国仏教に融合したものである。 三聖閣という場合は、「山神」、「七星神」、「独聖」を祀り、建物は正面4本の柱、側が2本の柱で囲まれた建物となる。
山神は韓国土俗の「山神霊」が変化したもので18世紀末から19世紀初めにかけて発生した信仰である。山神は護法転身の結果、人格神の山神、化身の虎とし て現れるという。山神に対しては無病長寿、子孫繁栄を祈願する。山神図は虎と子供を率いて手に長寿などの象徴を載せることが多い。
七星は北斗七星のことで、人間の幸福と寿命を象徴する。北斗七星に対する民間信仰が融合したもの。元々は国の兵乱、天災地変が起きたときや、それを予防す るために祭祀をしていたことに始まる。七星図の本尊は熾盛光如来で、北極星を意味する。手に金輪を持つことが多い。脇侍菩薩は日光菩薩と月光菩薩である。このような七星図は16世紀 末にすでに現れている。
独聖は那般尊者ともいわれ、釈迦が出征する前に天泰山で一人12縁起の真理を悟り、聖人の地位に上ったとされる。または16羅漢の一人、賓頭路頗羅堕を指すともされる。因縁の理致を悟った衆生に福を与えるということで信仰される。 絵は天泰山の中に座り、白く長いまつげで、錫杖、念仏を持っている姿で描かれることが多い。(韓国仏教文化事典、仏教文化研究院編より)