後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

独り船旅へ出ますので記事投稿を4日間休みます

2009年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

今夜から船に乗って300Km離れた離れ島へ4日の独り旅に出ます。純白の客船の窓付きの個室を予約したので、船旅が楽しみです。ウイスキーの小瓶と洒落たつまみをリュックにしのばせました。冬の海は荒れ模様でしょう。いつも波静かな霞が浦でヨットに乗っているので海の波が恋しいのです。

これから4日間は新しい投稿記事は御休みです。その間にこの下の記事、「連載記事の要約とまとめ(1)外国と日本の人間を描く」を御読み頂ければ嬉しく思います。

また、このトップページの左のサイドバーのカテゴリの「写真」をクリックして、美しい花々や雑木林のシリーズ写真をお楽しみ下さい。

「うんちく・小ネタ」をクリックすると、中古ヨットの買い方や山林の中に小屋を作る方法が書いてあります。

日記・エッセイ・コラムは雑多な内容です。ご関心のものだけ拾い読みなさって下さい。

グルメにご興味のある方々は「食・レシピ」の項目をクリックすると多少はご参考になるかも知れません。

以下に挿絵のつもりで玲さんの自宅の庭に来た小鳥の写真を転載させて頂きました。 (http://blog.goo.ne.jp/koiredawa/e/1bedf9712644a664f97ed6069c67e009 )                              )

皆様のご健康と平和を遥か太平洋のむこうからお祈りいたしています。

草々、藤山杜人

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連載記事の要約とまとめ(1)外国と日本の人間を描く

2009年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

E0038811_8413961_2 このブログではいろいろな分野の連載記事があります。一つ一つ読むのは大変ですのでこの辺でそれぞれの要約を書きます。そして、連載の結果から何が言えるか?などの整理をしたいと思います。

言い古されたことですが、「人生は旅路」といいます。このブログの本当の主題は自分の旅路を振り返っていろいろな随筆を連載することです。

この表紙の左にあるカテゴリの所の「旅行記」をクリックすると関連記事の全てが出ます。

連載記事の「外国体験のいろいろ」(1)から(75)までと「人間が好きだから旅をする」(1)から(8)までは長期連載になりました。2007年11月11月12日から2008年12月20日まで83編続きました。その続編として、「外国の魅力にとりつかれて住み着く人々」5編を最近、連載しました。

私は73歳になる男性です。人間が好きです。それで外国や日本の人間を描いてきました。しかし今だに人間は分かりません。多分死ぬまで分からないでしょう。

しかし83編の連載記事と最近の「外国の魅力にとりつかれて住み着く人々」の5編を連載して、私自身の気分がすこし整理出来たような感じもしています。

今年の1月8日の記事ではハンガリーに住んでいる盛田常夫さんを紹介しました。1月9日にはタイやネパールに住んでいるHikarunoさんを描きました。1月12日はフランスの田舎に住んでお菓子を作っている女性の話です。そして1月12日はベルリンの中村真人さんの深い内容のブログを紹介しました。その後は心がいやされるほのぼのとしたShionさんのブログです。アメリカのカルフォルニア在住の主婦の方です。

若い頃、比較文化人類学の素人向けの本を読みあさり、外国の人々に興味を持ちました。「どんな少数民族の文化でも決して劣っていない」とか「文化には優劣は絶対に無い」というフレーズが好きになってしまいました。「外国体験のいろいろ」などの連載記事を、このフレーズを信じて書いてきました。しかし人間の弱さで自分を取り巻く文化が他より優れているという偏見をつい書いてしまったこともあります。

この連載記事を書いて幾つかの結論を得ました。結論というより個人的な感想ですが。

(1)日本人が個性的になり、その精神文化が実に豊かになった。

最近ご紹介した、盛田常夫さん、Hikarunoさん、parismidoriさん、中村真人さん、そしてShionさんの5人の記事をご覧頂ければ明白です。それぞれの魅力的な個性に感動すると思います。年齢、性別、職業、人生観の全てが違います。意図的にそういう人々を5人だけ選んだのです。

共通することもあります。人間を信じ、好きで文化の優劣が無いことを信じて生きています。書くのは易しいですが、それを実行している人生に感動しています。

(2)日本人が外国へ行く目的が時代によって変化してきたことが分かった。

私が1960年に初めてアメリカ留学へ行った目的は自分の立身出世に直接役に立つことを学ぶ為であった。自分の立身出世という狭い視野だけであった。

しかし上にあげた5人の日本人が外国へ行った目的は全く違う。大体において「立身出世」などという利己的な目的は微塵も感じられない。日本人の精神が個性的に、豊になった証拠と思う。時代の変化をしみじみと感じる。ブログに連載してみて初めてこのことを確信できた。時代は変わる。日本人が外国て行く目的も変わる。

(3)深く考える人は時代が変わっても考え方は変わらない。

中村真人さんは若い日本人です。メールの交換もしました。以下は彼からのメールの一部です。私が何故アウシュビッツへ行ったのでしょうか?という問いへ対する返事です。

ーーーーー中村さんからのメールの一部ーーーーーーーーー

過去の人々、文化、歴史というものと現在の自分はどのようにつながっているのだろう、その接点を見出すことに興味を持つようになりました。
あの戦争は自分の世代が引き起こしたものではありませんが、親や祖父母など自分の身近な人々は直接関わり、場合によっては大きな苦しみを体験したのですから、他人事とは思えません。
アウシュヴィッツを訪れたのは、なぜこんなことが起こりえたのかを知りたいという興味そして犠牲になったユダヤ人と同じ場所に身を置いて少しでも追悼したいという気持ちがあったからではないかと思います。ーーーーー以下略ーーーーー

この文章に解説も説明も不要です。時代がどんなに変わっても深く考える人々の考えは変わらないという確信が持てました。

連載記事の「外国体験のいろいろ」(1)から(75)までと「人間が好きだから旅をする」(1)から(8)までの83編、その続編として、「外国の魅力にとりつかれて住み着く人々」5編を振り返ってみて、結論的な感想を書きました。

尚、挿絵がわりに使用した冬景色の写真はベルリンのテアガルテンの写真で中村真人さんのブログから転載させて頂きました。(終わり)


中古車の買い方

2009年01月26日 | うんちく・小ネタ

新車を買うときは製造会社の技術力と販売店のサービスの良否を客観的に調べて、自分の使用目的に合致した車を買う。セールスマンの良否は問題では無いと思う。

しかし中古車を買うときは信頼できるセールスマンを探し、仲良くなり、更に修理屋さんと仲良くなってから買う。それが私の買い方であった。特にアメリカに在住していた間は、後から来る多くの日本人の為に中古車の購入を手伝った。オハイオ州の州都、コロンバス市のこと。

街道沿いの大きな中古車専門店のセールスマンのジョンと仲良くなった。整備していない中古の車を並べていてそのまま安く売る店である。いかにも悪役のような風貌の中年男である。親しくなってみると優しくで正直である。車の欠点と良い点を丁寧に並べてから1ドル札をくれる。これで隣のスタンドでガソリンを入れて走り回って来いという。買う予定の日本人を隣に乗せて、大きな車を引っ張りだすようにゆっくり走らせ始める。市街地を出て必ず高速道路を120kmくらいで走る。ハンドルの震えやエンジンの排気の色をチェックする。整備していない中古車なのでタイヤのバランスが取れてなくハンドルが震えたり、黒煙を上げたりする車がある。エキゾ-ストパイプに穴が開いているのもある。

その後で、仲良しの修理屋のピートの所に寄る。値段と悪い箇所を言い、意見を聴く。ついでに修理や整備の費用も聴く。この方法で2年間に12、3台のアメリカ製の中古車を買った。

1988年、89年、90年にかけての経験です。日本でも同じようにしたいのだが新車を買うことが多いのでこの方法はアメリカの懐かしい思い出だけになってしまった。

中古車をこれから買う方々に少しでも参考になれば嬉しく思います。(終わり)


中古車の買い方ーこんな買い方もあるのですね!

2009年01月26日 | うんちく・小ネタ

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長い人生を過ごしてくると中古車を買うことも数回ある。いつもは街道沿いの大型中古車店へ行って予算通りの中古車を探し、営業マンと仲良くなってから買ってきた。ある知人が自動車運転教習所から中古車を買うというので、好奇心が湧き付いて行った。そうですか。成程、これは中古車を買うには一つの良い方法と思いました。そこで、ご参考までにご報告致します。

JR中央線の武蔵境駅下車、北口から徒歩6、7分のところに武蔵境自動車教習所があります。その本部建物1階受付の反対側のコーナーに、株式会社ドライブオンラインの高橋利明社長がデスクを構えて座っています。新車や中古車を免許取り立ての人々にお世話して売っている会社です。教習所で使った車を売っている訳ではありません。上の左の写真が高橋さんで、右の写真が教習所の外の様子です。

あくまでもお客の予算と使用目的に親切に相談にのり、一番適切な車を選んで、売ってくれます。もちろん一般の外来のお客も大歓迎です。

今日は知人が30万円ほどの中古車を買い、整備会社へ整備に出していました。車の状態は大変良好で前の持ち主が丁寧に乗っていた様子が伺えました。車検の有効期限も平成22年の5月までで、車検記載内容変更手続きなどの費用一切が75000円で納車するということで成約しました。

中古車を買う場合は売る人と話しあい、仲良くなってから買うという方針できました。今朝会った高橋さんは親切で正直に事実だけを話すタイプの人間なので安心できます。

自動車教習所の全てが新車や中古車の販売の会社を併設しているとは思いませんが、調べると案外幾つもあるのかも知れません。これから中古車を買おうとしていらっしゃる方々のご参考になれば嬉しく思います。 

なお、高橋利明さんお電話は;0422-51-2262、Faxは;0422-51-2263です。

メールは;toshi@musasisakai-ds.co.jp です。 

(終わり)


梅林の写真を楽しむ

2009年01月26日 | 写真

近所の庭の梅が咲き始めました。しかし梅林が咲き始めるのはもう少しさきのことです。待遠しくて昨年のブログに掲載されている梅林の写真を見て楽しんでいます。

その中から昨年2月8日掲載の府中、郷土の森公園の梅林の写真を4枚再掲載致します。もっと多くの梅の写真がバックナンバーの2008年2月をクリックするとお楽しみ頂けます。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。     藤山杜人

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梅の開花が待たれますー市民が守る水戸、偕楽園

2009年01月25日 | うんちく・小ネタ

今日の午後、晴天に誘われて家内と近所を散歩しました。もう紅梅があちこちに咲き出していました。それで今まで見てきたいろいろな梅林を思い出しました。熱海の梅林、青梅の吉野梅林、高尾梅林、府中郷土の森梅林、越生(おごせ)梅林、神代植物園梅林、そして水戸、偕楽園と水戸藩学問所裏の楚々たる梅林などの思い出を楽しみました。

特に水戸の偕楽園は数回行きました。多くの梅林の中でいつも梅の木々の剪定が丁寧で、それでいて、木々の全体の形の自然さを殺していません。いつも若々しい木が植えてあり、種類もいろいろで楽しい梅林です。剪定の見事さを見るたびに感心していました。

ところが今日ご紹介したブログの玲さんの実弟の和田祐之介氏が「偕楽園を愛する市民の会」を作り、会長として梅林の梅の世話をしていることが分かりました。

http://www.kairaku-en.jp/ をご覧下さい。

水戸藩の文化を継承して子孫に伝えるいろいろな事業も展開しています。

和田祐之介氏の父上は水戸市の市長を三期も務めた方です。

水戸市の人々は徳川水戸藩の文化を大切に後世に伝えようとする伝統が生きているのです。そろそろ水戸の偕楽園の梅林も咲き出します。ご関心のある方々へのための参考情報として掲載しておきます。(終わり)


地方で情感豊かな人生を送る人々(5)圧倒的に美しい写真を撮る人

2009年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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今回は玲さんのブログをご紹介いたします。水戸に住んでいらっしゃる主婦の方です。「こころのままに」というブログです;tp://blog.goo.ne.jp/koiredawa/e/1bedf9712644a664f97ed6069c67e009

玲さんの写真は品が良いです。たぶん良い家でお育ちになられた主婦なのでしょう。皆さまも玲さん写真を気持ちよくお楽しみ頂けると確信してご紹介いたします。

転載する写真を選ぶのに2、3日考えましたが、選ぶことが出来ませんでした。どれも転載したいのです。すべての原画をご覧頂く他がありません。ここにあげたのは最近の作品です。一番上の写真は先日の霙まじりの雨で出来た水溜りに映った空の様子です。

感性豊かな美しい写真が掲載してあります。今は亡きあるプロの写真家に師事して美的感性を磨き、いろいろな写真機を使い変化自在に作品を創りあげています。一番感動していることは単に美しいだけでなく女性らしい優ししさに満ちた画面を創造していることです。

今日も皆様のご健康と平和をお祈りもうしあげます。   藤山杜人


中村研一の絵2点

2009年01月24日 | 写真

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我が家にある中村研一の絵2点です。上は須磨の浦の風景画、下は秋海棠の絵です。須磨の浦風景画は40cmX50cmです。下は20cmX25cmの大きさです。裏に日動画廊から購入したことが書いてあります。

展覧会用の絵画と家庭に飾って日々楽しむ絵との違いがよく分かります。(終わり)


中村研一の絵がお好きな方々へ

2009年01月24日 | 写真

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中村研一は1895年生まれ1967年没の洋画家です。戦後すぐ、小金井市に移り住みアトリエを構え数々の名画を描きあげました。そのような経緯の故に没後、中村研一美術館が出来、現在は小金井市立美術館になっています。今回中村研一の絵だけを展示する企画が始まりました。

大作の裸婦6点が並んで展示してあります。絶筆の薔薇の絵もあります。

軍艦、足柄の絵もあります。妻をモデルにした絵も数枚あります。何度見ても心が落ち着く絵画です。派手ではありませんが真面目に描いた西洋画の芸術的香りが漂っています。

家内の亡くなった父が好きな画家で、中村研一の絵が2枚家の壁に現在も飾ってあります。写真を撮って掲載する予定です。

写真は上から順に小金井市立美術館の前面、企画展のポスター、美術館裏のアトリエの庭にある泉、そして一番下はアトリエ兼住宅の現在の様子を示しています。

小金井市立美術館はJR中央線武蔵小金井駅下車、南方へ20分ほど歩いたところにあります。検索すると道順があります。

中村研一の絵がお好きな方々に楽しんで頂ければ嬉しく思います。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。    藤山杜人

追記:略歴の一部をご参考までに補足いたします。

大正12

28歳。パリに留学。

昭和3(1928)

帰国。滞欧作「裸体」が帝展特選。

昭和5

「弟妹集う」で帝国美術院賞
児島善三郎等独立美術協会を創立。

6

36歳。帝展の審査委員。


フォトアルバム「山林の中の小屋」へ写真を10枚追加しました

2009年01月23日 | 写真

045 026 フォトアルバム「山林の中の小屋」へ今年の冬の様子の写真を10枚追加しました。2007年の12月にこの写真集を始めてからほぼ1年、アクセス数は11000件以上になりました。アクセスが現在でも途切れないで続いています。過去一年間の写真118枚を見て行くと季節の変化によって風景がとても変わることが分かります。1年間の時の流れがとても速いように感じられます。

このように粗末な山林の中の小屋ですがご覧下さる方が多いことに驚いています。(終わり)


地方で情感豊かな人生を送る人々(3)とても幸せな老人達!

2009年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

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写真をゆっくりご覧下さい。とても幸せそうな老人たちが良い顔で写っています。そして写真のこちら側には、「乾燥芋のおにいちゃん」が大きなレンズを付けた重いカメラを構えているのです。カメラを構えている人へ対する親しみや信頼が老人達の表情にあらわれています。写真が、写している人を写しています。名カメラマンは人間性が大切だといいます。

こんなに幸せそうな老人の写真を久しぶりに見ました。ブログの転載許可をお願いしたら、小生宛にメールに添付して送ってくれた写真です。

「乾燥芋のおにいちゃん」は茨城県の北部の山間地に6年前から住み着いて、里山情報のブログを書いています。

都会から田舎へ移住して住んでいる人を30人位知っています。しかし土地の人々と深い信頼関係を作っている人は非常少ないものです。テレビの番組によくある、「田舎暮らし」ではこの少ない成功例だけを取り上げているのです。「偏向報道の見本のようだ」と、実際を知っている私は、見るたびに独りブツブツ言っています。

ブログの名前は「いばらき さとやま生活」といい、魅力あふれる体験記事や、地元にしか判らないクチコミ情報が満載してあります。

========一部だけの抜粋です============

私のハンドル名は「乾燥芋のおにいちゃん」と言います。茨城北部の山間地の古家に通い続けて6年間、感じたままの住み心地や感想を書いてみます。田舎暮らし実践の方、これからと準備している人たちの参考になりますかどうか・・・・・・。

棒ほど願って針ほど・・・ 当初、私の田舎暮らしプランは畑で季節の野菜や作物を作り、自家製味噌、晴耕雨読でetc、まるで雑誌の見出しにあるような日々でした。で今、畑はイノシシを始めとする鳥獣たちの餌場・遊び場となって草刈り機の燃料ガソリンを消費するばかり、味噌どころか枝豆さえ実りません。
収穫物としては、手がかからない柿、梅、栗、ブルーベリー、キウイ、茗荷、ユズ程度で、季節ごとにご近所からのもらい野菜となってます。
一ヶ月もあれば完成するだろうと4月に始めた石窯づくりも、未だレンガがふさがっていません。
その替わりに、晴読雨読とご近所さんとの茶飲み話が大きな楽しみとなっています。最近は、ご近所さんの知恵を借りながら改めて田舎暮らしプランを練り上げています。
田舎で暮らす手がかりは現場にあるというのが実感です。このHPに紹介されている「体験入居」はお勧めです。

暮らしは人との交わり 私のお茶飲み話記事に登場するご近所さんに対しては、感謝の気持ちでいっぱいです。
さとやま自然との付き合い方礼儀作法を教えてくれる「隣りのおばちゃん」、留守中の水道漏れを勝手に修理してくれた子だくさんの「親方」、地域の歴史や職人道を説き時には機械の修理もしてくれる「師匠」、過疎地の現状と将来を憂う「高い所の長男」と「おばちゃんの息子」、勤めながらいつもきれいに草刈りしてる「前の奥さん」。そして最近は退職後近所に移り住み畑仕事に汗してる「元気な姉さん」と知り合い、さらには師匠の息子夫婦が赤ちゃん連れて転入の挨拶に来て明るい話題となりました。
他にもたくさんの地域の方々が、私の田舎暮らしを支えてくださいます。皆さん匿名ながらお礼お申し上げます。
「どうぞこれからもよろしくお願いします。」http://www.satoyama-life.pref.ibaraki.jp/cms/modules/nmblog/users.php?mode=show&uid=57

==============以下省略================

乾燥芋のおにいちゃんのほのぼのとした暖かい人柄が感じられます。

東京からいきなり田舎に行ってこんなに自然に農家の人々と交流できる人は生れつき素晴らしい性格だったのでしょう。

実は乾燥芋のおにいちゃんとは30年ほど前に東京で数回会って話をしたことがあります。なんと性格の良い青年なのだろうと感心しました。その後のサラリーマン生活でも性格の良さは微塵も変わっていことをブログで発見して嬉しいのです。

一別以来会っていません。これからも会えないでしょう。偶然ブログを通して再会できました。ブログの効用と感謝しています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。        藤山杜人


地方で情感豊かな人生を送る人々(2)里山を愛し独り山荘に住む

2009年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム

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山梨県の北杜市の里山へ横浜から移り住んで16年の鬼家雅雄さんのブログをご紹介します。「北杜市の自然の中で」http://sizen068.blog95.fc2.com/ です。

小生の小屋から雑木林の中を10分ほど歩いたところに広い土地を得て、山荘に独り住んでいます。よく訪問し話しをしますが、話題は草花のこと、サルやイノシシや鹿のこと、つまり四季折々の山荘の回りのことだけです。政治の話も文学の話も一切しません。話していると、「ああ、この人は何故か品性の良い人だなあ!」と思います。昨日も山荘の回りの自然の移り変わりを話してきました。ついでに彼のブログから写真を転載しても良いという許可も貰ってきました。

彼の昨年の花々の写真を転載しました。花の名前は「2008年・ビオトープの庭」のページにあります。(トップページの一番下の左にあるHomeをクリックすると、「里山に住んで」のページが開きます。その左下にある「--2008年・ビオトープの庭--」をクリックすると、庭の花々の写真が沢山あります。それぞれの名前と栽培方法も書いてあります。

「北杜市の自然の中で」には他にも美しい写真が多数掲載されています。

地方に移り、独身生活を続け、情感豊かな質の高い人生を送っている方のブログをご紹介いたしました。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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中古ヨットの趣味の反省

2009年01月22日 | うんちく・小ネタ

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フォトアルバム「中古ヨットの買い方の写真集」へ写真を12枚追加して合計92枚の写真集にいたしました。1年前に作ってから、この一つのフォトアルバムだけのアクセス数が42000件以上になります。最近も毎日アクセス数が100位あります。これは他のアルバムへのアクセス数とは大変違います。

他の数個のアルバムへのアクセス数は時間の経過とともにゼロに近づきます。(ただしアルバム「山林の中の小屋」へのアクセス数は現在も多いですが)

自分自身で中古ヨットのアルバムをゆっくり見ながら、この趣味の反省をしてみました。

反省と言っても後悔しているのではなく、とても満足しているのですが。そこでどのような点で満足しているか?、について幾つか順を追って書いてみます。

(1)生活費や家計へ響くほどの費用がかからなかった事が満足の深い根拠。

上には2艇のヨットの写真があります。左が自分が20年前から10年間、乗っていたヤマハ19の中古艇です。現在は進水後24年ですが、新品同様に見えます。群馬のカヤシマさんが塗り替えて手入れをして、乗り継いでくれています。20年前に進水後14年の中古を100万円で買いました。

右の写真は現在乗っている中古艇でアメリカ設計のジョイラック26フィートです。

10年前に100万円で買いました。現在は進水後27年です。ヨットは30年や40年たっても使えるらしいです。

(2)20年間の係留料金が80万円以下でした。

幸運にも格安の茨城県営の土浦港岩壁に係留できました。始めは民間マリーナにも置きましたが、すぐに県営岩壁に係留できました。これは地元の人々と親しくしていたら教えてくれました。幸運としか言いようがありません。

(3)中古艇はほとんど故障無しで保守費用はほとんどかかりません。

中古艇を持ってみると一番驚くことは故障が無いことです。船体やワイヤーなどが海上の荒波を想定して設計してあるので、霞が浦では全く故障しません。自分の不注意でバッテーリーをあげてしまったとか船体後部から雨水が漏ったなどの自分で修理の出来るものが多いのです。定期的な船舶検査の費用は自動車の車検に比べると格安です。

(4)一人でも楽しめる趣味なので気が向いたらいつでも楽しめた。

人数が揃わないと楽しめない趣味は幾つもあります。野球やサッカーもそうですが、囲碁将棋は相手がいなければ楽しめません。その点、ヨット趣味は仲間がいればもっと楽しいのですが、独りでも帆走できます。家人と気が向いたときブラリと行ってセイリング出来ます。

(5)キャビンを男の隠れ家として使えた。

友人数人とキャビンの中でシャンペンやビール、ウイスキーを飲む。船が波にゆっくり揺れる。あるいは独りクラシックを聴きながらビールを飲む。夜が更ければ蒲団を敷いて寝る。朝は香り高いコーヒーを淹れてベーコン・エッグの朝食。そんな楽しみかたも出来たのです。

趣味の楽しさを書いていたらキリがありません。趣味の違う方々にとってはつまらない記事なのだということに気が付きましたので、これで今回は終わりにいたします。

失礼しました。 (終わり)


雑木林のお好きな方々へ(10)冬山と雑木林そして薪ストーブ

2009年01月22日 | 写真

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雑木林の写真を撮って、お好きな方々に見て頂きたい。それが趣味です。

ジーッと見つめていると魂が木々に吸い込まれて身が軽くなります。昨日は甲斐駒の麓の小屋へ行き近所の雪の林の中を歩きまわって来ました。小屋の中へ戻り、薪ストーブを焚きました。昼食を作りました。独りで絶海の孤島に居るようです。雪の雑木林が海のように小屋を囲んでいます。

オペラ名曲集のCDを聴きながら、窓の外を静かに見ていました。一匹のリスが木々の根本をほじくりながら通り過ぎて行きます。雪の下のドングリでも探しているようです。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。    藤山杜人

(終わり)