春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

勢いにまかせて

2009-06-11 10:45:00 | アマチュア無線

関東地方もいよいよ梅雨入り宣言した
そんな雨空の合間を縫って、溜まっていた屋外高所作業
2階の屋根に聳えるタワーを下から眺め、「久しぶりの高所にいやだなあ~」と思いつつ、気合を入れ、2階の屋根に登り、恐る恐るタワーに辿り着く。もうここまで来ると、後は勢いでタワーに取り付き、よじ登り、スイッチは宇宙人に切り替わり、2インチのパイプに僅かな足場を1段1段登って行く。70数キロの体重に、マストはきしみ、横揺れするが、その都度、マストに思わず抱き込み、落下の心配も覗いてくる中で、体に巻き込んだ、安全帯をマストにかけ、ようやっとフリーハンドになる。
遥か下界の姿に眺める余裕もなく、マストを上がったり、下がったり、2階の部屋までの往復作業は実に辛い。
朝から、日没まで終日、ローテーター(モータ)の取り外し、枕木の塗装など、宇宙遊泳であったが、結局、解決を見ることなく、持ち越しで、作業は中止した。
中途半端な作業に達成感もなくる、普段使わない、手足の筋肉はしびれと体全体が疲労感に覆われる。日射しは強く、屋根上の屋外作業は猛烈なお天道様の洗礼を受け、むき出しの部分は日焼けしてヒリヒリ痛い。

疲労感が取れないまま、狭い庭の植木は枝葉が勢い良く延びきっている。何れやらねばならない。前日の手にしたドライバーやスパナから植木鋏に持ち替え、ツゲ1本、ヒバ6本、夏椿、紅葉と激闘する。今度は頭から全身、刈り込んだ、とがったヒバの葉の洗礼を受けながら、何とか完了する。腰を屈めての、庭に落ちた枝葉の回収は、最後の留めをさされる。
本日にかぎりの限定サービスでロング缶を煽り、汗かいた後の一杯は取り分け美味かった。向きになって勢いでの屋外作業、暫くは全身取りまく疲労感は残りそう・・・「痛ててて」

地上15mの挑戦

2006-11-15 11:36:32 | アマチュア無線

地上15m,4階建ての屋根に相当する高所でたかが40ミリ程のマスト1本に、命綱を頼りに、空中遊泳する。
タワーの途中の踊り場でも12mの所で張りつく強力な助っ人は、屋根上に居る助っ人と合わせ、当日、無理お願いしてローカルの友人である。
風が無くても、呼吸しただけでマストが揺れる様な感じがする。
僅かな金具に足をかけ、マストに命綱を巻き付ければ、体は預けられ、フリーハンドになれるが、チョット揺れるとマストにしがみ付いてしまう。
突如起きた、素人の危ない高所作業に、遥か地上からハラハラしながら見上げる住民の姿が高所から見える。
見上げただけでも、足すくみ、怖い高所に、勇気を出して取りついた。
8月に上級アマ試験を受け、資格取得。この11月にようやく、上級ライセンスで認められた新たなバンドの割当を管轄の総務省関東通信局から許可を貰った。
上からお許しを頂いた、頂き物は唯一上級資格が許されるバンドであり、一種のステータスでもあった。
早速、具体化する為に設備の見直しとして、このような難儀な空中線の闘いがある。
所詮趣味とはいえ資格取得の為の知力、技術経験、そして空中線に取りつく体力と高所へも挑む勇気が課せられる。
たかが、無線を使った、電話ゴッコ。インターネットを基盤としたデジタル情報化時代に労を要せず、全世界に繋がるのに、何故そこまでして走るのであろうか、奇異に感じるかもしれない。
こうしたアンテナ設備の手作りの楽しみと太陽黒点活動など、地球規模の空の変化に身を置き電波を通じて実体験出来る奥の深さと思われる。
もとより無事にアンテナ取り替えは終わったが、暫くは足腕の筋肉が痛い。

暑い夏が終わった

2006-09-21 06:20:00 | アマチュア無線

艱難辛苦総てが最後の2文字"合格"である。
このくそ暑い最中の約4カ月、半ば抑圧的世界でお受験に備え、8月26日晴海で受験した。
よれよれの硬化した頭を奮い立たせ、頑張ったものの、工学、法規と余りにも範囲の広さに、半ば放りだそうと思ったが、只の負けん気だけで押し通した。
廻りから、その年で、お受験とは奇異に映った様だが、確かに加齢による、記憶力、根気は明らかに衰えは隠せず、正直言って大変しんどかった。
3級の身分に多少の素地もと思ったが、すっかり希薄しており、全くの零からのスタートであった。
ン十年前の学生気分に立ち返って、工学系500以上、法科系300以上の膨大な過去問にマルアン(丸暗記)に取り付き、人さまが3回くりかえせば通るなんて無責任な言葉に揺らぎながらも10回以上は繰り返す苦行僧のような世界であった。
ネットを通じて溢れるような受験情報の中で、4月、8月、12月の年3回の受験機会があるが、3回、4回やってようやく通ったなんて話もチラホラ伝わり、そのハードルの高さは半端ではなかった。気力だけの勝負では最早だめ、あ~なんでこんな世界に踏み入れてしまったのかと後悔もしばしばであった。
そして本番、ゴマ塩族が大半のお受験生に混じって、早実の斉藤投手のように文武両道この一夏の青春をかけた(はは・・は、まるで青春ドラマ見たい)
破れたら次があるさと思いつつ、しかし、一端リセットした苦行僧の世界に再び立ち戻る、気力も失せ、長い長い、結果待ちを一日千秋の思いで待っていた。
北海道から帰って、郵便箱の中の固まりの中に埋もれて、掲記の手紙が入っていた。
2級アマ無線技士受験記

久しぶりに吠えまくる

2005-01-08 12:28:00 | アマチュア無線

「新年明けましておめでとうございます」
毎年恒例のNew Year Partyでリグ(無線機)の前で吠えまくる。2日間で最低は20局以上の交信が必須条件で、その交信記録を送ればNew Year Party参加の記念シールが貰える。普段静かだったバンドもこの日ばかりは火がついたように賑やかになる。無線機を通じて、空での年始挨拶のパーテイ見たいなものである。
この日ばかりは出てくる出てくる、まるで冬眠から冷めた動物の群れのように顔を出す。しかし、此れが終わるとまた静かな静寂に戻ってしまう。1年に一度のNew Year Partyこれが冷めた無線熱を燃やせればと思うが、これっきりで終わってしまうのは何とももったいない。
「此れを機会に今後とも宜しく」の通り一遍の挨拶言葉、でも会えるのは一年後が実態を表して居るのではなかろうか、寂しい限りである。

New Year Party</spmzk.on.coocan.jpan>

st.helenaからのQSL

2004-09-06 07:06:45 | アマチュア無線

殆ど聞こえなくなった、21メガにQRT状態である
しかし、JARLからQSLカードだけは過去の遺産を思い出すように送られてくる。中でもZD7JPは南アフリカ、セントヘレナ島で10-FEB-2002の17;15(JST)に交信している。
ZD7はZD7MYに続いて2枚目の貴重なカードである。
因みに当日のログを見るとLW5DPQ,LU1QAH,XQ5SM,V73EV,ZD7JP,S21ARチリ、アルゼンチン、マーシャル列島、バングラデッシュと南米からオセアニア、南アフリカと当局のショボイ設備で地球を駆けめぐっていた。
まあ今は静かにおとなしく、待ちの状態にしておこう。


ようこそ松崎家の世界へ

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