春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

わあ~涼しい 那須

2013-07-23 10:42:00 | 旅先にて
久ししぶりに遠乗り、国道16号から岩槻インターチェンジで東北自動車道に乗り、北上し那須インターチェンジ(IC)へ目指す。
車3台、4家族がそれぞれの家から出発、現地集合となった。
折しも3連休で、スイスイ走っていた車も那須IC付近になると、忽ち渋滞の渦に巻き込まれうんざりする。
一般道へ出ても何処も車列の渦はあちこちで続き、止みそうもない。ICから約40分沼ッ原駐車場へ到着する。
ウワー涼しい、車から出て、初めて自然の冷気に触れ、感極まる。
長旅に窮屈な車から解放され、思わずはじける孫娘達!!


連日35、6℃熱帯気候に悩まされ、暑さでうんざりしていたが、自然の冷気の世界は最高のオアシスである。
沼ッ原湿原は、那須連山の西端標高1,230メートルに位置しているが、高速から乗り継ぎ、感覚的に余り高い所に登った感覚はない。
駐車場から湿原まで、山道を約15分歩くが、雨で、水溜まり、地盤がゆるゆるで、思い切り横転してしまい、下半身は泥の洗礼を浴びた。
そんな危険もあって、残念ながら一行全員が沼地まで降りられなかった。
湿原内は木道が周回し、足場はしっかりしており、安心して周回出来る。
湿原は黄色に染めるニッコウキスゲの咲き乱れ、訪れる来訪者を優しく出迎え、沼ッ原の散策を楽しめる。


足元に何やら、ゆっくり動くものに、気がつく。土の色を保護色に警戒心も微塵になく、モリアオガエルがゆうゆうと何処えやら湿原を我が家の住処と歩いている。
この辺りにはツキノワグマ、ニホンザルなどの哺乳類もいる、動物天国のようだが、僅かな散策時間もあって、出会いはなかった。


「ああ~涼しい」しばし、酷暑を忘れ、何時までも此処から離れ難い。

衝撃的な出会い

2013-07-11 11:42:00 | 多摩の四季

未だ7月も始まったばかっりなのに、勝手に、梅雨明け宣言何でも急ぎたがる世の中に併せ、梅雨もショ-トカットなのだろうか。日中は一気に35、6℃の世界、吹きつける熱風に体が付いていかない。

この暑さにめげず、日の出る前に何とか続いているのが朝の散歩である。
何時も身軽に、何も手に持たずの出発であったが、今日は出る前に胸騒ぎ珍しくデジカメを持って出かけた。
パターン化されたコースに、日野でも一番里に近い堀之内に出る。
バイバスの坂の下を潜り、日野郵便局に出る道を歩く。
かってはバイパス工事真っ盛りの折は、抜け道として、車の渦が生れたがバイパス完成後、再び静かな道になった。


さてその道を下り勾配になるが、道端に大きな枝が、ゆっくり動いていた。
紛れもなく蛇が、こんな道を堂々と横断していた。
道歩き、遠目に小枝っと思っても、それが動き、びっくりすることもある。
目の前の蛇に思わず、固まってしまう。
以来小枝如きが、蛇に見え、自然と身構え捕手になってしまう。


車もかってのように通らなくなったのか、余り身の危険を感じなかったのか、ゆったりとしていた。長さにして1.5m以上もあった。
やおらカメラを構え、敵は身の危険を感じたのか、直ぐに逃げ出した。
頭の部分に近づき、鋭い眼光を捕らえたが、その逃げ足の速さは流石であった。
コンクリート道壁の水吐き出し口の小さな孔にそっと潜り、瞬く間に、姿が消えてしまった。
今年になって、蛇の出会いは4回目、山の中草むらには生息していると伺えるが、こんなコンクリート道にも良く出てくる。
狂った毎日に暑さに吊られ、居心地の良い所を求め、移動するだろうか、蛇の出会いが何となく多くなった。

可愛い大行列

2013-07-08 09:41:00 | 多摩の四季

黒川の湧水から、多摩平団地に抜ける交通要路はこの道しかないため何時も激しい車の往来がある。
そんな車もなんのその、親鴨に引きつられた5羽の小鴨がよっこらよっこらの大行進であった。轢かれないように、人間の取り巻きに、何事かと思わず車も緊急停止した。

彼等の棲息地、水辺からの大冒険で、激しい車の道を渡ったが、水の雰囲気がないため、親鴨の判断で再びUターンであった。
この珍行列に車から、窓を明け、笑いながら見届け、無事横断を見届けてからと、車は走り去った。

よたよたしながら集団は水辺の縁までたどり着く。
コンクリート道脇から水辺まで、かなりの落差、親鳥の模範滑降を見届けてから、次々と親鴨の後を追い、滑り落ちる。
生存競争の世界、それぞれ順番で降りていくが、最後の1羽は極めて慎重派で、降りるタイミングを図って、間があいた。
ようやく決断したが、他の雛が前を向いて上手に降りていくのに、この雛は雪崩落ちる様な落ち方で格好悪かった。水辺で体勢を整え、ようやく群れの中に入っていった。

やれやれと思わぬ大行列に、しばらく追ってしまった。
日中、猛烈な暑さに、外は35、6℃の世界、コンクリートの表面は40℃近い、異常の暑さであった。
駅まで涼しい所を選びながら、行ったが、思わぬ、大行列に出くわした。

周辺は水鳥も来るが、カラスもくる。
こうした天敵も、飛来する中、雛たちが、無事に育って行くのであろうか・・・。

横浜開港まつり

2013-07-02 14:48:00 | 祭り

周囲を海に囲まれる島国だけに領海を巡る、紛争の火種を抱えている。
こと南方沖では威嚇とも思える船舶や航空機による巡航がひつように繰り返されている。
話し合いの糸口を掴めないまま、お互いに憎悪ばかりがエスカレートしていくようである
そんな背景の中、第一線では海上輸送路(シーレーン)への脅威となり得る国籍不明艦船や潜水艦に対する哨戒を行なっている。
そんな折、横浜の開港祭りに自衛隊護衛艦「やまぎり」が公開されていた。


目の前の「はまにゃん」のマスコットキャラクターに迎えられる。
案内看板を持つ、女性自衛官も思い切りのりの効いた制服がとても清楚で、この制服姿に
あこがれる。
海洋国の最前線で体を張って国を守る。厳しい軍律の世界に鍛えぬ枯れた肉体と無骨、無粋の海上自衛官の姿が思い浮かばれるが、そんなイメージが思い切り払拭される。
見学者に対する歓迎ムードは国民の理解を得るための、大切な場所であり、PRの場所である。
入官のお誘いに、若い男女に絞って、特別に艦内の案内を実施し、心を揺るがし、あわよくば入官に繋げたいようであった。じじい、ばばには志を持っても最早お呼びでない世界であった。


艦全体が近代技術を駆使して装備されており、機密保持から、見える範囲も艦端から限定されていた。
しかし、速射砲だけは遠隔操作により、砲台の高速回転、砲筒の上げ下げが自在に行われていた。
はられたテープにこれ以上近づかないようにの注意喚起に速射砲がまるで、踊り子のようにくるくる廻るすがたは度肝を抜いた。
弾薬を回転給弾機から自動装塡し、毎分約80発の弾薬を連続発射可能し、対空、水上、陸上支援射程16㎞と性能掲示されてあった。
折しも、大河ドラマ「八重の桜」会津城での野砲戦は会津、薩長彼我の差はないだろうが一つの砲に10数人以上の砲手が、汗まみれで1発、1発を操作している。
一方、同砲では遠隔から忽ち80発を連射してしまうのである。
艦装備が徹底した省力化から、多機能化された装備品が満載される「やまぎり」であった。


風に吹かれ、旭日旗、燃える様な旭にナショナリズムがかきたてられる。
特に軍国主義を礼賛するわけではないが、先人は素晴らしいものを残して行った。


ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/