春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

北海道の魅力は美味い御馳走

2007-09-26 17:14:00 | 北海道旅行
◇横綱格の代表、毛ガニ

毎年、向かう北海道の魅力は?
本土にない、広々とした大地と豊かな自然。
何処までも整備され、走り易い道路事情。
それ以上に何と言っても、美味い食べ物、であろうか
写真はその横綱格の代表、毛ガニである。
走り易いとは言いながら、道不案内。当然のことながら安全運転は結構神経をすり減らす。
そんな運転負担の開放感から、思い切り飲み、美味い御馳走に眼がくらみ、胃袋の収容能力を遥か越え・メタボリックは何処かに飛んでしまい、思い切り食べてしまう。
朝は朝で定番の如く、何処もバイキングである。
貧乏人の悲しさ、いやしさ、お盆の上に、目に止まる料理は小皿の上にてんこ盛りに乗せ、積まれた料理と自分の席を激しく往復し、たちまち自席のテーブルが御馳走の山になってしまう。
戦後の物資欠乏時代に育った癖は抜けきれず、残し物はバチが当たると、持ってきた料理は自己責任とばかり、綺麗に胃袋の中に収容してしまう。
そんな毎日に温泉に入れば、多少減量出来るのではとポコンと膨れ上がった腹をなぜながら目茶苦茶に食べたせめてもの反省を込めて、サウナにも入ったりする。
しかし、この無茶苦茶な食生活の付けはしっかりと付き、2~3㎏は確実に増えた、お土産付きで旅行から返って来る。
さあ、もうあの御馳走から暫くはオサラバ。質素な料理と量制限に気配りしながら、この異常なリバウンド体重からの回帰に虚しい努力をし続ける毎日である。

◇具沢山の逸品海鮮ラーメン

プロ野球日本一、北海道、札幌ドームで日本ハムが撥ねた。
道内挙げてのフィーバー、連日4万人以上の動員、北海道が固まり、エネルギーになった。
TVに映し出される、満員の観衆に圧倒されるが、しかし、一歩、地方に足を踏み入れると、実に寂しい。
昨日も出稼ぎの中国人が日本で10数年過ごしたドキュメンタリで最初に中国人を迎えた学校も阿寒町が合併され、無人化し、腐行く哀れな姿が、映し出されていた。
9月に東の外れ、オホーツク海沿いの鉄路を車で走ってみた。
網走~釧路を結ぶ鉄道幹線である釧網本線は1~2時間間隔で片側1日に10本も、満たず、しかも網走から西側は既に廃線になっている。
その代表的な一つ北浜駅はこのような過疎化の渦に、駅舎の無人化、更に廃線の議論まで呼び、厳しい背景にあった。
しかし、このまま、手を拱いていれば益々、衰退し、町自体の存亡に関わってのが現実の姿であった。
何とか、町の火は消すまいと鉄路の生き残りは地元の熱い願いもあって模索し、始めたのが駅舎利用のレストランであった。
オホーツク海の豊かな海産物を利用したメニュウーは北浜ならではの評判を生み、口コミ、ネットで広がった。
元々風光明媚なオホーツク海、冬は流氷と釧網本線と平行に走る国道244号線からの観光客もあって、賑わいをみせるようになり、何とか、鉄道路線の一地方駅北浜駅は生き残った。
そこの代表メニューの一つ海鮮ラーメンもオホーツクを代表する海産物で具沢山の逸品であった。
写真はその時出たタラバ蟹が踊るラーメン
国内でも珍しいレストラン駅舎始め、路線の姿をオホーツク海を走る で纏め当サイトでアップして見た。

暑さ逃れて

2007-09-23 00:07:00 | 北海道旅行

この時期、異常な暑さを逃れ今年もまた北海道へ来てしまった。
本土が夏の高気圧に覆われる中、北海道は12号台風崩れが襲い、雨と異常な暑さもあったが、まあまあ、北の大地をたっぷり味わう旅が出来た。
旭川、旭岳、富良野、美瑛、然別湖、帯広と道央を走り回り、4日間足となって活躍したのが写真のシビックハイブリット車であった。モータとエンジンの混用の駆動の変革車に初めての出会いはどんな乗り心地か、貴重な体験が出来た。
ともかく静かな走行音、なめらかな発進に驚きと、感動を体感できた。しかし、ハイブリットの威力を燃費で期待したが、アップダウンの多い山坂道が多かったせいか、大人4人乗って17㎞/l程度であった。

道中、ご覧の様な何処までも果てし無く真っ直ぐ伸びる道路に、殆ど車の姿も少なく、独占して走りまくる爽快感はたまらなく、壮大な風景とも合わせ、ドライブの魅力を満してくれる。
一部を除き、渋滞無く、信号も少なく、40~50㎞制限の一般国道がたちまち70㎞近くの高速道路化してしまうのである。
まして我々の様な道不案内なレンタカー「わ」ナンバーの看板背負っていると、たちまち地元車から背後から煽りが入り、80㎞以上で爆走しながら追い抜いていく世界である。
「狭い日本、何故急ぐ」煽りが入るとメラメラと闘争心がかき立てられも、狭い山道にオーバラン、谷底ダイブなんて命をかけた危険一杯の走りにかける若さもない。ここは敵の挑発に乗らずマイペースに徹し、道の途中の退避場所に一時退避し、銀蠅(ギンバエ)のような車はさっさと避けてしまうことである。
こんな道中で、景勝地を巡り、山登り、渓谷歩き、旭山動物園、鉄道廃線跡、北の国・ぽっぽ屋などのロケ地など、濃厚な旅巡りをじっくり楽しんだ。

4日間、半袖では肌寒い時も、あったが体は自然と北海道気候に順応した。旅も終わり、羽田にもどり、屋外の空気に触れるとねっとりした重い空気が、只事ならぬ変化で待ち構えていた。
旅先で出会った日高の方から「北海道の厳しい寒さは我慢出来るが、先日、何日か東京に居た時は地獄のようであった」と言っていた。南北に長い列島の世界を改めて感じる。

今年も豊作

2007-09-16 11:33:00 | 晴耕雨読

ブドウ棚から立ち込める甘~い匂いが庭先に広がり、時折部屋にも入ってくる。
「もうそろそろ取り入れ 頃だぞ~」とメッセージを送っている様であり、毎日棚の下に行ってフクロの底から、色合いを眺め、収穫時期を確かめてみた。
真っ黒に熟成しているものもあれば、所々に緑の未成熟もあり、出来上がりは均一ではなかった。
そんな折り、孫娘からの電話で「ぶどう狩りやるんだ」「梯子を用意してね」と楽しみにしている様子に後押しされ、遂にはさみを入れることにした。
この出来具合を見て貰いたく、子供達2家族が全員集合で、賑やかにぶどう狩りがはじまった。
早速梯子を用意し、孫娘を抱え、梯子に登る。
片手で孫娘を抱え、片手ではさみ入れを手伝ったが、もう10、4~5㎏の体重はずしりと重く、長く支えることが出来なかった。
それでも切る場所、勘所をつかみ学習したのか、次々とふくろは落とされ、写真のように夢中になって収穫に集中していた。
自ら取ったことに満足にしたのであろうか、良い思い出作りが何とか適えられた。

さ~て、その収穫は透明のフクロに仕分けし、ごらんの通りの大収穫であった。
フクロに一緒に住処となっていた、コオロギなど虫さんも家の中に一緒に珍入し、大騒ぎしながら、わいわいと楽しい収穫であった。
完全無農薬、形は不揃いながら、小さなM果樹園に此れほどの量が取れることの驚きの声に、半年余りの汗の結晶が、この時期にようやく花開く。
早速、取り立てを次々口に運ぶ。甘い熟成された果実が口に広がり、くそ暑い夏の置き土産が甘さとなって、喜びを与えてくれた。
それぞれ持ち帰ってもらっても、取れたブドウのフクロから家の中は甘~い匂いが充満している。

嵐の前の静けさ

2007-09-06 14:11:00 | 多摩の四季

強い台風9号は6日、八丈島の南の海上を北上し7日未明から朝にかけて関東に最接近して上陸する恐れがある。台風の動きは自転車走行のように遅く、長時間にわたって大雨が降るため、気象庁は河川のはんらんや土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。
気象庁によると、6日午前9時現在、台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートル。中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いている。
台風周辺からの湿った暖かい風が吹き込み台風を取り巻く発達した雨雲が東海から関東にかかり、7日にかけて局地的に1時間に50~70ミリの非常に激しい雨も降る見込みだ。
多摩地区も既に警戒警報が出ており、ごく短時間ではあるが既に時折バケツをひっくり返したように降り、まさに滝のように降り、傘はまったく役立たないという強さである。
暑さとも併せ、物凄い湿度は温室風呂に入った様で、眼鏡がたちまち曇ってくる。
台風を迎え撃つ前に、雨の合間を縫って、傘を持って一歩きしたが、未だ未だ本格的な降雨前に川べりは走ったり、歩く人もかなり居た。
市内を抜ける浅川はご覧のような何時もと違う、土色した荒ら荒らしい、不気味な様子でうねりを持って、たっぷりした水量で流れていた。
多摩川より勾配を持ち、流れは急であり、上流側の降雨は直ぐに河川に表れ、過去に何度か暴れ出している。
台風は徐々に北西から北東に進路を変え、関東周辺に近づき、久しぶりの首都圏直撃の台風となる。
雨とも併せ、6日夜から7日朝にかけて風速20メートル以上の非常に強い風が吹く恐れがある。
取り分け、我が家の2階屋根のアンテナタワーが、もろに風の影響を受け易く、建物と一体になってステーが唯一タワーを支える総てである。
毎度のことながら招かざる台風にその進路方向に、気をかけながら、一喜一憂している。
時ならぬ来襲者に無事に通過してくれと、祈るばかり。

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/