春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

祭りが秋を運んできた

2010-09-18 16:31:00 | 祭り

日中は40℃の世界に、夜間も熱気はそのまま残り、寝不足、亜熱帯を思わす毎日に流石うんざり、忘れかけたこの自然の冷気にようやっと生きた心地が蘇った。
メチャメチャに暑く、長い~長い夏にあえぎ、苦しんだが、神社の境内に飾られた提灯とお神楽の太鼓の音と共に始まったお祭りに、駆け足のように秋がやってきた。
都会化した世界に、余り人の集まりも少なくなったが、唯一祭りだけには子供達も、親達もそれぞれ連れ添って、やってくる。
この祭りにカリン姫・アカリ姫もやって来て、一緒に神社に行った。離れた二人もこの日だけは手を引き合い、祭りに向かう。普段余り歩かないアカリ姫もお姉ちゃんに手を引かれ、しっかり祭りへ向かう。

リズミカルなお囃しに合わせて演台の上では大人とちいさい子の踊り手が見事な合いの手で踊っている。皆、遠巻きに見ているが、その踊りに取りつかれ、小さな女の子一人だけ、かぶりついている。ほのぼのと微笑ましく、如何にもお祭りらしいシーンである。

この日の為に屋台が、集まり、祭りの気分を更に盛り立てる。いか焼き・たこ焼き香ばしい匂いが立ち込める。そんな屋台に水に浮かぶ、色鮮やかな沢山の種類の水風船を前に釣り上げの挑戦に真剣に取り込んでいる。
楽しめたお祭り日、だったようで、我が家を出た時は薄暗かったが、帰りは既に真っ暗、確実に秋はやってきた。長かった夏の分、爽やか秋は短いのであろうか・・・。

台風が冷気を持ってきた

2010-09-10 05:30:00 | 天災襲う

日本海側からやってきた台風9号が熱帯低気圧に変わり、列島を縦断、東京地方も終日激しい雨が降っていた。
酒匂川氾濫の恐れから一時に避難勧告、中洲に取り残される人が、激流の中、ロープ伝いに救出される、生生しいシーンがTVを通じて流され、如何に激しい降雨であったかを物語っている。こうした爪痕を残しながら熱帯低気圧は太平洋上へ抜けさっていった。
近くの浅川も、普段見かけられない、たっぷりした水量で勢いよく流れている。

川に設置された水位計も、土色で濁った川面が勢い良く流れ、根こそぎ剥がされた草木が計量柱にへばりつき、普段見受けられないエネルギーを持った自然の猛威を直に見る様である。
しかし、この大雨が、冷気をもたらし、これでもかと2カ月以上続いた酷暑から解放された。
忘れかけたこの涼しい空気、何とも言えない心地よさ、列島を包んだ異常な酷暑は一時的であるが、解放された。
日照りで干上がり、渇ききった大地に恵みの雨が潤し、枯れかかった緑や木も、幾分救われた。自然も人間様も酷暑でからからになった砂漠のような空気から解放された。
うわあ~もう、うんざり、こんな異常な気象が、当たり前のようにやってくるのであろうか?。逃げ場のない酷暑からの解放に、ようやっと生きた心地が戻ってきた。

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