春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

韓国の高校生の姿に

2006-04-30 11:02:21 | 韓国旅行

chejuで周遊する観光コースは定番のため、何処の観光拠点も大型バスを何台かで連ねる高校生の大集団にかち合った。
Satthi-kojiの海岸で二人の高校生と「アンニョンハシムニカ」と声掛け合う。
ご覧のように濃い茶系の制服姿に身を固め、二人とも長い黒髪、眼鏡は清楚で品格を漂わす感じのお嬢さんたちであった。スカート丈も程よく長く、膝を包む姿は一層、慎ましい姿がとても新鮮に目に映った。
中学を出て高校を向かうが、日本と同様に学校も濫立して、競い合い、上下の世界が鮮烈に色分けされるようである。
そんな社会環境に両親も子供達をどんどん追い立て、戦い抜かせ、将来の社会基盤のより高い位置に求めているようである。勝ち組、負け組の色分けを寄り鮮明にしているのは何処かの国と似ている。
はてさて、この、お二人も、その渦中にある戦士なのかもしれない。
まあ、それはさておき、昨今の茶髪にマスカラー、メタメタに塗りまくる厚化粧、パンツも見えそうなミニスカ姿の女子高校生の氾濫に多少なりとも不快感を持っている。
それが総てとは思いたくないが、刺激的姿が日常氾濫する姿を見るおじさんに取って、あの清楚な姿はとても印象的であった。
当地に来て、普段着の高校生の姿を見て改めて、日本が失ったものを見る様であった。
自由のはき違い、何でもあり~の日本と、目上を尊重し、ある規範を持つ儒教の世界。そんな基盤の差がこんなところにも在る様に思える。

手短になった本の講読

2006-04-22 12:24:51 | 韓国旅行

あんまり本は読むほうではないが、必要な時は図書館で拾い読みする。でも、加齢と共に記事は直ぐ忘れるので、記憶に留めたいものはコピーして、必要な時にその記事が何時でも引き出せるようにしている。
先日のcheju島の旅行で現地ガイドのmoonさんが司馬遼太郎の「眈羅(たんら)紀行」を読んでおり、その紹介があった。勉強熱心のmoonさんの努力に頭がさがるが、司馬作品が海を越えて、深い浸透力を持っている事実に驚いてしまう。司馬が同地に訪れ、眈羅王国の伝説やら、島にかかわる歴史が紀行文の中に紹介されている。
街道を行くシリーズは持っているが眈羅の話は抜けていた。moonさんの話で触発され、旅の温もりが抜けないうちに急に読みたくなった。
でも、ローカルに本屋は少なく、直ぐに手元にとなると、電車で乗って大きな書店まで、足を運ぶ必要がある。
そこで、物は試しと検索で捜してみると、直ぐに見つかる。
本代とは別に郵送料が300円必要となるが、ためらわず、画面のインフォメーションに基づき、クレジット引き落としで購入の申込みを行う。直後に受け付けた旨と購入内容の確認のメールが入る。
在庫の確認をして、当日発送したメールが入る。
僅かな手続きであったが、手続きを済ました、翌日、我が家の郵便ポストには何時の間にか、入っていた。
「う~ん実に早い」電車賃と其処まで行く手間時間を考えると、手数料はまあ安い。早急で気短な人間には便利なサービス。物流を含めた世の中の進みを改めて感じ入った。

臭いと言われて

2006-04-17 10:03:00 | 韓国旅行

韓国料理の神髄は何と言っても「キムチ」であろう。これが食べられなければ韓国旅行は難しかろう。どんな料理でも必ず出てくる副食材は「キムチ」とそれに類する野菜の漬け物が必ず出てくる。
同じ韓国料理でも、日本の場合はその副食材は単品ごと有料であるが、韓国では無料サービスで出してくれるのが、嬉しい。
来訪するお客様を大事にもてなす気持ちなのか、その心ゆきが、根付いた伝統文化として、大変素晴らしい。
写真のような副食材は違和感なく食べられ、ツアー参加者もさすが敬遠する人は居なかった。毎度の食事に出されるまま、色々舌の感覚が肥えてくると、ここのが、酸味があって美味いとか、微妙な違いをにわか「キムチ博士」が色々評価し解説してくれる。
我が家もキムチは良く食べたが、ツアーコースの骨つきカルビを食べた時に、ニンニク迄、焼いて食べてしまった。
その三日間の食事が慣れれば都、その体臭まで、思い切り染み込んで、現地人と同化してしまった。
帰国して、在来の駅からタクシーを乗った時、無粋な運転手からいきなり「お客さん、臭え~」と言われ、やおら取り出したタオルを口に当て、運転席の窓ガラスを思い切り開けられてしまった。
たかが基本料金の僅かな距離であるが、窓から思い切りの風きり音と風の洗礼の中、ただただ、犯罪者のごとくうずくまり、息を止め、我が家への到着をひたすら待ち続けた。
「ええ~そんなに臭えのかなあ~」と思っても、二人とも、汚染者では相互で確認は出来ず、帰国直後カルチャーの違いを思い切り叩きつけられた。
その旅行記、途中までだが、以下でようやくアップしました。
韓国chejuの旅

現地通貨、あれこれ

2006-04-11 21:16:31 | 韓国旅行

韓国の現地通貨はウオンである。
日本円に対しておおよそ10倍であったが、日本の金融引き締め策から円が安くなり円/ウオンのレート8倍程度に下がってしまったが、まあ感覚的に約10倍と思って望む。
現地cheju空港に着き、銀行窓口に向かい現地通貨に交換する、「さ~て幾ら、交換しようか?」と何の根拠もなく2万円を変えて16万ウオンの札束を手にして急にお金持ちになった気分になる。
しかしツアー旅行で3食付き、土産物屋は免税店でその殆どが円が通用するので、小旅行には余り使うこともなく、帰国段階では余ってしまい、無駄な買物で残金を使いきるはめになってしまった。
ツアーの旅先の田舎町での土産屋は日本語を使えない、さ-て錆びついた韓国語を駆使して買物に挑戦、アイスクリームを購入オバチャンに向かって「オルマイムニカ?」(幾らですか) と問いかける。
「イーチョン オーベゴン」と早口で返ってくる。んん?(°_ 。)?(。_ °)?
1500ウオンと理解して金を渡すと、訝しげにオバチャンが「イーチョン オーベゴン」を繰り返す。いけねえ2500ウオンであったのだ、追加の1000ウオンを渡してようやく笑顔で「カムサムニダ」(有り難う)が返ってくる。
「イル、イー、サム、サー」(一、二、三、四)の「イル、イー」「サム、サー」の識別が早口で言われるとどうしても識別出来ず、判っていると思っているハングル(韓国語)はこんな程度なのである(笑い)
その日の旅を終わり、後は寝るだけであったがグランドホテルの豪華な吹き抜けのフロアーで女性ボーカルが艶か姿でにカントリーウエスタンを見事に謳いこなしていた。
そのダイナミックな歌声に引きずり込まれ、ふかふかなソフアーに席を取り、シーバスの水割りダブルをチビチビ呑みながら、暫くはその生声に優雅な王様気分に浸る。1ステージ40分程、粘ってその場は清算する。
コーヒと水割り、併せて46,000ウオンの請求に?(°_ 。)?(。_ °)?一瞬、1/10の感覚が抜けて思わず高いとためらうが、場所柄、まあこんなものかと納得する。
ツアー最後の日、豪華絢爛なロッテホテルの免税ショップに、用も無いのでロビーで待機する。ふと目の前のレストランバーの価格メニュウを冷やかし半分に覗き込む。
料理、アルコールの一覧の中で一番高い価格が目に止まり、某有名銘柄のウイスキーのボトルキープが100万ウオン。0の数を繰り返し、目で追っても間違いない。縁のない高嶺の花に果たしてどんな種族がキープするのか、考え込んでしまった。

韓国chejuの旅

2006-04-08 16:40:22 | 韓国旅行

3日間、家を開けcheju島(韓国)を慌ただしく駆けめぐってきた。福岡に近く気候も似ていると言われているが、日中温度は18°前後、桜が満開で、菜の花の黄色が目に鮮やかに飛び込み、島全体が新緑に包まれ、観光には最高の時期であった。
面積は大阪府とほぼ同じと言われ、島の東西南北の名所旧跡や韓流ブームに乗ったロケ地など観光地を3日間で慌ただしく廻った。
一方ではコースに組まれた韓国料理や島に巡り合わせた豊富な海産物を背景にした活き作りなどたっぷりと胃袋におさめ、cheju島を通じた韓国文化をしっかり確かめた。
chejuは元々、発電所の仕事で現職時代に何度か訪れているが、空港から真っ直ぐ、現場への往復に明け暮れ、観光として、これほどの資源があるとは思わなかった。
昼間はバスに身を委ね、乗っては降りの繰り返しに、観光地を巡る、某阪○交通社のツアーであった。参加者は20名弱で大半はお金と時間沢山持つン十年前の美少女軍団で、おじさんは私含め、連れ合いで来た、たったの2名であった。
当然のことながら、イビョンホン、チエジュウ、ソンヘギョンなどなど韓国ドラマの主演スターに目を輝かせるお姉様達なのであり、そのオールインワンのロケ地となった海岸沿いのソプチコジなどでは海の景顔の広がる丘では撮影セットを含め、 最高の盛り上がりとなっていた。
そのコースガイドの合間をぬって、朝一人で昔を思い出しながら街中を彷徨い歩くことも、楽しみの一つであった。
街中でのハングル文字と、どぎついほどの色彩豊かな、看板やネオンの渦とメインストリートからチョット横町に入った 汚れた、怪しげなお店に何と無く、ン十年前の感覚が蘇ってきた。
ホテルが周辺にはこのハングル文字に併記され「カラオケ」「純、恵とか日本人の女性の名前を使った飲み屋」「エステサロン」など日本語文字の看板に最大のお客さんは何と言っても日本人なのか、日本語看板の多さも目につく。
そう、昔ならそのネオンの輝きに釣られ、若さに物を言わせ、無防備にも、その門を叩いたが、その元気もなく、夜はおとなしくホテルに戻り、水割り呑みながら女性ボーカルのステージショーの美声に浸りながら、異国の一時をゆったり楽しんだ。
帰宅後、撮りまくった写真280枚、さてどうやって整理し、落とすかなあ~、

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/