春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

その熟成振りが楽しみ

2006-06-29 14:48:00 | 晴耕雨読

九州辺りに大雨をもたらし今や梅雨真っ盛り、しかし関東は連日、湿度の高い30°を越えるべっとりするような厳しい暑さが続いている。急な暑さの突入に体が未だ付いて行けず、苦手なシーズンを前に早くも、たじろぐ始末である。
家にこもる卑しい身分だけにクーラを付けず寒暖計が既に35°を越えてもがまんの子で頑張るしかない。
その暑さを背景に庭のM果樹園の種子がドンドン大きくなり、ぶどう棚一面に見事に熟しその重そうな、たわわな姿を見るだけで楽しくなってくる。
毎日、その棚下で、房の近くに寄り、その成育振りを確かめている。
先日も来宅した客に先ずは自慢のブドウ棚に無理やり案内し、その熟成振りに感動の押し売りを無理やり、してしまう。(笑い)
その熟成の勢いに葉っぱが幾重も重なり、光のエネルギーの恩恵が満偏に行き渡る様に時々葉っぱの間引きをしている。
狭いフィールドだけにその葉落としも、刈り過ぎない様に適度にはさみを入れているが、段々と高い所に勢いを増し、直ぐに覆い尽くされてしまう。
時々、周辺にはプロのブドウ園が多数あり、散策の折りに気にしなら、敵方の発育振りを見ている。上から鳥の来襲、枝葉からは虫の来襲に備え、そろそろ袋かぶしをと思っているが、未だ未だ手が廻らない。
人間には苦手な暑さも、果実に欠かせない、大事な栄養源。熟成した甘さを期待するにはやはり熱い夏は招かざるを得ない。

大きな城が完成

2006-06-20 06:11:00 | 家族の絆
伜夫婦宅が完成し、埼玉へ引っ越しの手伝いをしてきた。
梅雨真っ盛り、激しい雨続きの不順な天候が続く中、心配したが、その日だけは幸運にも雨の切れ目で何とか天候は持った。
引っ越しと言っても、大物は運送業者、小間物は既に新宅へ運ばれてあり、それ程の力仕事はなかったが、半年前の更地にどのような家が建ったか、わくわくしながらの見る機会でもあった。
建物はご覧の様な新建材で装備された家であった。早速上がってみる。
建物の目玉はなんと言っても生活の主体をなす大きいスペースを取ったリンビングルームである。
洒落たカウンタ越しに調理場が続き、大変機能的である。
このリビングルームが吹き抜けになっており、天井部からの窓から自然光が入り、部屋全体を明るくしている。その吹き抜け部分を囲む用に2階の部屋があり、1・2階の空間が吹き抜けを通じて一体になっている。
リビングから見上げた姿、階段から見下ろす眺めは何とも広々とした空間が目に映る。
特に注文した所のようだが、この家の最大の特長とも言えようか、ご自慢の場所でもある。


敷地は高台にあり、南側の先には川が流れ、川を挟んで公園になっている、川周辺の眺望が2階からよく見える。閑静な場所であり、川のせせらぎが聞こえ、思わず昼寝をしたくなる、場所である。
面白かったのがセキュリテイシステムであった。
自ら家を守ると言う事が最早、当たり前の時代になってしまったのか、昨今の建物進入など荒れ狂う犯罪に対しても、セキュリテイシステムは特別に設けている。
試して見たら、防犯装置が働き、侵入者侵入を知らせるに、十分な物であったが、未だ使いこなしておらず、リセット出来ずに慌てた。(笑い)
時ならぬ連続繰り返し警告音声が、通りすがりの人にも知れ渡り、何事ぞと不思議そうな顔をしていたようであった。
さあ此処で生活基盤がスタートする。ご多分に漏れず大きな借財を背負っての、長く厳しい道のりであるが、何よりも夢を実現した喜びが大きいのでは思われる。

◇早速BBQ(バーベキュウ)を実施する。

新宅で居住間もなく、3家族集まり伜宅でBBQ(バーベキュウ)を実施する。
庭先はようやく生え揃った芝生、土地が高台に位置し、柵の向こう側は崖になり配下に川が流れ、大変眺めの良い所である。
そんな川縁の住宅地に、入り込む狭い道が車の往来を妨げ、車も僅かで、「サラサラ」と川音が伝わってくる位に静かな場所である。
その庭先で濃いめの絨毯のような芝生で炭火で火を起こし、肉、海老、椎茸、カボチャ、芋類などを焼きながら、屋外で野性味豊かにBBQパーテイが開かれた。
しかし、其処は密生する住宅地、煙、匂いは風に任せて気ままに乗っていく、思わぬ不快感もあたえることも事実、廻りに気配りしながら、その煙、匂いに注意が必要である。


炭火の火勢が強くなると、網に乗せた、肉、野菜がジュウジュウ音をたて、美味そうな匂いがたっぷり伝わってくる。
その煙、匂いを浴びながら、焼き物から一時も目を話さず、忙しく箸で焦がさずにひっくり返し、ドンドン焼き上げていく。
火の近くの熱気に、体も煽られるように熱くなり、ビールが喉を滲み通るように流れ「ああ~うめえ」と思わず声が出る。
7人分の御馳走の回転に、切れ目なく、焼き焦げがないように焼き手は目の前の焼き上がりを食べ呑みながらの操作は大変忙しい。
そこそこ、お腹に飲み物、食べ物が納まると、程よい酔いと充足感に満たされる。
今日の主役のカッタンもテーブルの前にチョコンと座り、大好きな肉に満足し、箸を進めている。
皆で揃ってのデイナー、取り分け屋外ではとてもアットホームな雰囲気を、この炭火焼きが作ってくれる。
舞台装置を作り始めるころ、怪しげな天気が心配されたが、宴もたけなわになる頃、ポツポツと雨が降ってきた。
それでも、炭火焼きの火勢に、押され野趣豊かな宴を妨げる程でも無かったが徐々に雨足が強くなり、テーブルを激しく打ち、料理、ビールに撥ねるに及び、やむなく撤収した。
ムムム、この非情な雨、前回手伝った引っ越し日も途中から雨、当日も前々から計画していたが、再び雨、なんとも皮肉な巡り合わせ、雨の祟りは何時までも付いて廻る。
でも、雨降って地固まる、天の神様の思し召しと理解しよう。

砕かれたジャパンブルー

2006-06-13 21:40:00 | スポーツ観戦

12日豪州との初戦
追い詰めながらも、何とかこのまま終わってくれと残りの数分の出来事であった。しかし、日本は、手中にあったと思った勝利の女神は終盤押し詰まってからするりと抜けてしまった。
一方的に攻められ、立て続けの豪州のゴールラッシュの前に息の根を止められた終了間際の3点目はジャパンブルーの哀れな姿は見るも無惨であった。
それまで神がかり的にスーパーセーブした川口の姿が立ち尽くし、呆然とする姿が象徴的であった。
1993年のカタールのドーハのイラク戦で終了間際でのイラクの同点ゴールで日本のワールドカップ出場の夢破れた「ドーハの悲劇」とも言われた。
そのメンバーが変わったが、あの悪夢の悲劇のシーンを再現する様で、勝負の厳しさをまざまざ見せつけられた。
たかが、一スポーツであるが、4年と言う長い期間の巡りあわせに頂点を目指し、世界的な規模での人気と伝統を誇るWカップと言う国を挙げての戦いである。
その誇りと名誉にかけて死に物狂いの戦いは現場で闘う選手とも併せ、ナショナリズムに掛けて、闘うイレブンの姿に見る者も興奮してしまう。
ノーサイドの笛でドラマは終わった。
もうこれ以上の、ジャパンブルーの撃ち砕かれた姿はとても正視出来なかった。
戦う前の持ち上げ方、結果が総て、手のひらを返した様に監督采配の拙さ、相変わらずの得点能力の低さと、野次馬がここぞとばかり、非難の声が上がる。
ついこの間のワールドカップベースボールも、こんな状態であったが、九分九厘望みを絶たれてから奇跡の優勝があった。
さてサッカーは予選を勝ち残るのに奇跡を呼べるのか、余りにも状況が悪い。

元気パワーを貰う

2006-06-05 12:02:00 | 家族の絆
◇相模原麻溝公園
「じいじ~だ!!」横浜線相模原駅の改札口でチャイルドカーに乗らず、こちらの姿を見届けると、勢い良く走ってくる。ん?(°_ 。)?(。_ °)? もうチャイルドカーは卒業したのかなと思いきや、いやいや後から追う様にママがチャイルドカーを引きながらこちらにやってくる。
逞しい走りのポーズは元気さをアッピールする束の間のもので、歩き始めると直ぐにダッコ、チャイルドカーに頼る、姿は全く変わっていない。
甘いジジ・ババの援軍を得たりと、直ぐにこちらに矛先を向け、「疲れたの~」と哀願されついつい手を差し伸べ、益々重くなった感触にを感じつつ敵の戦術にはめられてしまうのである。
さ~て何処に行こうか?のびのびと走れ、遊具あり、少々の小動物との出会い整備された広大な敷地などなど、手っとり早く、相模原麻溝公園になってしまう。

ブタ 、牛の大きな動物には身を屈め、潜め、怖いようだ。ミニザル、洗い熊の身の丈以下の小動物に愛想を振りまき、そのしぐさに一生懸命その姿を追っかける。
その動物達の歓迎を受けてから、公園奥の遊具のある広場に向かう。
「うわあ~凄い」此処では目を疑うばかりの若いママに連れられたチビッコ軍団の元気な群れに圧倒され、思わず少子化の流れを忘れさせる位に、賑やかな逞しい群れの中に吸い込まれていく。
目新しい遊具に目を奪われた孫娘はその遊具に一直線に走り込み、それぞれ挑戦して行く。
その一つが、このワイヤーで吊られたタランポリンで、年上の子供達が既に取りついている中に、廻りの心配をよそに無謀にも紛れ込んで行く。
床面が飛ぶ、撥ねる、揺れる中に危なっかしいながらもバランスを取りながら、体制を整え立ち姿勢を取り続ける。
その激しい揺れに、当初の緊張し怖がった顔も、それを克服すると、余裕の笑顔に変わり、こちらに得意満面の笑みを浮かべてくる。


年上のお兄さんおねえさんに混じっての挑戦の姿に、その運動神経の発育振りの速さに、驚かされる。
ついこの間の赤ん坊、赤ん坊の姿から、心身の発達ぶり認めながら、この笑顔と元気さに一杯エネルギーを貰える様である。


◇横浜市青葉区の子供の国
春を告げる突如の豆台風が吹き荒れ、そのエネルギーに驚かせれるが、我が家には可愛いまめっ子台風がやってきた。さて何処へ退避させるか、思案のあげく目に留まったのがであった。
外周道路約4km、広い園内は自然の立地を背景に、丘あり、くぼみあり、池もあり変化に富んだ場所に子供も向けの遊具やら子供動物園、牧場などが散在する。
何よりも広い園内に隅々まで隈なく歩くと結構の距離もあり、この広大な自然環境は子供ばかりか、大人もたっぷり楽しめる場所である。
色々なアイデイアで工夫を凝らした遊具が沢山あり、その面白い出会いにお姫も目を輝かせ、次々とトライしていた。その一つがこの魔法のパイプである、カラーで識別され、曲がりくねった配管が広場を走り、両端にそれぞれラッパが用意されている。離れた所からラッパを通して喋ると反響しながら相手の声が直に伝わってくる。このしかけが面白く、何度も何度も相手をさせられた。

かなりの高低差の勾配にループ上の110mのジャンボ滑り台は子供ばかりか、おじさんおばさんも、このダイナミックな眺めの展開と滑り降りる心地よさに皆心酔しまくっている。(笑い)滑降面がローラーになっており、お尻から伝わる微妙な振動も結構心地よく、重たい体もなめらかに滑らせ、そのスピード感もたまらなく、その一時は思わず童心にかえったようになる。
広い園内を総て廻りきれなかったが、一番奥の牧場でのんびりした牛、やぎの群れの姿に思わず、時の経つのを忘れ自然の中に埋没してしまった。のんびり散策するまま、4時30分の閉園のアナウスにようやっと後押しされ、帰路に着いた。
桜が芽を吹き出しており、季節柄、大変な賑わいを見せるだろうなと思いつつ、機会あれば、もう一度訪れたい場所であった。玩具箱をひっくり返した
豆台風もエネルギーを一気に発散させたのか、満足したように車では深い夢の世界に入っていた。

◇玩具箱、自作自演のカリンチャン劇場
「じいじ!!遊ぼう♪♪・・・♪」でやってくる季節外れの豆台風。
チィルドカーに乗った孫娘が、じいじ・ばあばの姿に気づいたのか満面の笑みを浮かべ、一生懸命手を振り、台風来所のご挨拶である。
バス、私鉄、JRの乗り継ぎで、チャイルドカーでの移動は既に重くなった孫娘を考えると大変であるが、普段は娘と1:1の向き合わせの世界から、変わった玩具あり、じいじ・ばあばであっても、大勢で相手して貰える世界は孫娘に取っても、嬉しい世界なのである。
母親べったりの世界から、じいじ・ばあばの存在が自分の身内の一部として意識し、自ら懐に飛び込んでくる振る舞いに成長ぶりと、仲間意識の芽生えに嬉しさが募って来る。
顔を見せても、ママから離れず、こちらを見ても暫くは他人様のようにチラチラ見ながら、警戒心を持って臨み、氷解するまで時間がかかったことを考えると明らかに違っている。
「ハム太郎のハウス」と最近入手した「キテイチャンのハウス」で家財道具を組立、ハム太郎やキテイチャンの家族の生活がオモチャの世界で始まる。

「行ってこま~す(行ってきま~す) 」ハウスの扉の開け閉めからで始まるパパの出社からの演技は日頃見ている世界をそのまま再現し、自作自演のカリンチャン劇場が行われる。その微笑ましい風景に、廻りは目を奪われ、完璧に時間泥棒の世界に陥ってしまう。
天衣無縫に次から、次へと目を輝かしながら、手にする玩具に家の中はまさしく状態になり、片付けに追われる戦場になる。
風の如くやって来て、風の如く去っていく、追われる賑わいにほっと一息するも居なくなると寂しい。

横浜に残る戦後の姿

2006-06-01 10:27:00 | 野次馬見物

この珍しい車両、何だろう?
根岸森林公園の由緒ある競馬の発祥の地は米軍の居住地として、米軍の配下にあり日本人が立入することが出来ない場所である。
国内の幾つかある戦後の占領の姿が未だに残されている一つである。
その地域を背中に控え、治外法権から地域を守るための一つとして、珍しい消防車を抱えた消防署が目に触れる所にあり、その存在が目を引く。
「俺達の領域は俺達が守るぜ」と言う事なのであろうか
限られた地域であるが、その地域は日本の国が及ばない所なのか消防機能まで地域で維持しているのに驚かざるを得ない。
多数、多種の車の中に合って、けたたましい音を立て真っ赤な衣装で現場に向かう勇猛な姿は一つのステータスとして物心付く子供達の目を引き、憧れの一つである。
その消防車の中でも、ここでは一風変わった外国車両の第一線の消防の姿に、子供達ばかりか、オジサン達も丸で博物館か展示ショーを見る様な感じで外国文化に触れ、ある種の感動を覚えることが出来る。
孫娘をだしに使い、根岸森林公園に行ったおり、消防署に寄り、その鎮座する逞しい姿に寄って見て、おじさんしばし感動?するも、その背中におぶる孫娘は心離れ「こわいよう~」と身を屈めたしまい、早めに退散した。(笑い)
閑静な横浜の一等地と、特異な消防署、これも皆、国の思いやり予算で支えているのであろうか、US NAVYの看板が不自然に目に映る。

ようこそ松崎家の世界へ

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