3月から始まったぶどうは外敵との戦いであった。
異常気象という言葉も最早、日常化してしまい40℃に届かんばかりの高温の毎日に生態系も変ってしまったのであろうか・・・。
「クビアカスカシバ」とか「クワシロカイガラムシ」とか、丸で動物図鑑の世界の害虫の襲来であった。
放っておくと、枝そのものを根こそぎやられる天敵であった。
更に、完熟した甘い匂いを嗅ぎつけた鳥の襲来で、網を掛けたがメッシュが粗く、隙間から食い荒らし、食べ滓を残して飛散。
一方では葉っぱを枯らす黒とう病などなど、こんな小さな棚も一難去って又一難と半年間は見える敵、見えない敵との仁義なき戦いでもあった。
でも、この時期孫娘達は「今年は大丈夫なの?」と小さな収穫を楽しみにしてくれる。
1時間弱、棚にぶら下がった白い袋は忽ち、消え去ってゆく。
全部、一斉に取りきれないのは房に未成熟の粒が残っているのだ。
ちびさん達に梯子に登り、直にはさみを入れて貰う。
慎重派のカリン姫は少々の揺れに、「わ~危ない」と叫ぶがアカリ姫は高所も言わず、余裕しゃくしゃく。
目の前のカリン姫のしり込みする姿に、「あたしは大丈夫よ、お姉さんだから、頑張なくちゃあ」と、しっかりエールをおくる。
二人が一緒に来ることはそう度々あるわけではないが、成長と共にそれぞれの得意、不得意がしっかり見えてくる。
棚上に手が届かず、以前は抱っこして、支えたが、もう重くて、叶わず、せめて梯子を支える程度に、ちびさんの成長が確かめられる。
今時種ありで面倒だが、甘さは格別、「甘~い」と言ってもらうだけで、じいじも満足、恒例行事はあっと言う間に終わってしまった。
折しも若宮神社でお祭り、お姉さんは自慢の浴衣を持参し、晴の浴衣レビュー。
境内の出店で、煎餅の塗り絵。鮮やかな、出来ばえを披露し、そのまま、お腹に納めてしまった。
駆け足でやってきた秋を楽しんだ。
異常気象という言葉も最早、日常化してしまい40℃に届かんばかりの高温の毎日に生態系も変ってしまったのであろうか・・・。
「クビアカスカシバ」とか「クワシロカイガラムシ」とか、丸で動物図鑑の世界の害虫の襲来であった。
放っておくと、枝そのものを根こそぎやられる天敵であった。
更に、完熟した甘い匂いを嗅ぎつけた鳥の襲来で、網を掛けたがメッシュが粗く、隙間から食い荒らし、食べ滓を残して飛散。
一方では葉っぱを枯らす黒とう病などなど、こんな小さな棚も一難去って又一難と半年間は見える敵、見えない敵との仁義なき戦いでもあった。
でも、この時期孫娘達は「今年は大丈夫なの?」と小さな収穫を楽しみにしてくれる。
1時間弱、棚にぶら下がった白い袋は忽ち、消え去ってゆく。
全部、一斉に取りきれないのは房に未成熟の粒が残っているのだ。
ちびさん達に梯子に登り、直にはさみを入れて貰う。
慎重派のカリン姫は少々の揺れに、「わ~危ない」と叫ぶがアカリ姫は高所も言わず、余裕しゃくしゃく。
目の前のカリン姫のしり込みする姿に、「あたしは大丈夫よ、お姉さんだから、頑張なくちゃあ」と、しっかりエールをおくる。
二人が一緒に来ることはそう度々あるわけではないが、成長と共にそれぞれの得意、不得意がしっかり見えてくる。
棚上に手が届かず、以前は抱っこして、支えたが、もう重くて、叶わず、せめて梯子を支える程度に、ちびさんの成長が確かめられる。
今時種ありで面倒だが、甘さは格別、「甘~い」と言ってもらうだけで、じいじも満足、恒例行事はあっと言う間に終わってしまった。
折しも若宮神社でお祭り、お姉さんは自慢の浴衣を持参し、晴の浴衣レビュー。
境内の出店で、煎餅の塗り絵。鮮やかな、出来ばえを披露し、そのまま、お腹に納めてしまった。
駆け足でやってきた秋を楽しんだ。